劇場公開日 2024年11月1日

「北越戦争で長岡藩が敗れたことは役所広司主演の「峠最後のサムライ」で観ました。今回は新発田藩の生き残り戦略です。」十一人の賊軍 映画大好きジジイ💓♥️❤️さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0北越戦争で長岡藩が敗れたことは役所広司主演の「峠最後のサムライ」で観ました。今回は新発田藩の生き残り戦略です。

2024年11月1日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

鳥羽伏見の戦いから始まった戊辰戦争は新政府軍の進攻により長岡藩を中心とした北越戦争に突入。
奥羽越列藩同盟の中心であった長岡藩は河井継之助の奮闘虚しく敗退。
長岡藩の敗戦は役所広司主演で「峠最後のサムライ」と言う映画になりました。

十一人の賊軍は冲方丁原作ですが、史実としては弱小藩であった新発田藩は奥羽越列藩同盟に名を連ねたけど、実は旧幕府軍の旗色は悪いと思っていて本当は新政府軍につきたかったと言うことで、このような賊軍があったのかは分かりません。
多分フィクションだと思いますが、ストーリーとしては面白かったです。

新発田藩を存続させるために、集められた罪人と派遣された新発田藩士は誰も個性的でした。
彼らを最後まで戦えば解放すると騙して利用し最後は殺害を目論んだ家老は筋書はその通りとなりましたが、その結果家老の最愛の娘が、罪人の監視を命じられた許嫁が戦場で殺されたこと、父親が助命の約束を反古にしたことに心を痛め自害してしまいました。

家老としての職責は果たし新発田藩は守ったものの、愛娘を失うと言う最悪の最期を迎えてしまう。
悲しいストーリーです。

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