ひゃくえむ。のレビュー・感想・評価
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「100メートルを誰よりも早く走れば全てが解決する」
子供の頃から走るのが速くて周りからの需要があって孤立しない環境にいたトガシと努力してセンスを磨いて自分から需要と居場所を見出していく小宮。
大人になり需要にしがみついて自分らしさが薄れていくトガシと記録を超えることへの執念(執着)で常に最前線て走る小宮。
正反対な2人ですが、10秒という一瞬に誰よりも速く走りたい理由や正解だったりは小学生の頃の2人が必然的に出会ったんだなと思えるラスト必見です。
ラスト同様、雨の日のシーンは圧巻でした。
人生が誰と出会うかが大切なように、
100メートルを一緒に走る誰か、
その人よりも速く走りたいと思える誰かがいることで自分の実力以上の実力がだせたりするんだろう。
日本の漫画やアニメが世界的に人気という事がが頷ける、アニメーションの素晴らしさを実感しました。
映画館での鑑賞をおすすめします。
原作の良さを全部消したチープな映画
がっかりです。
以下がっかりポイントを挙げます。
①小学生編
・100mを早く走ることができるという熱にやられた冨樫が、同級生を殴るシーンがなく、ただの応援になってしまっている
・小宮と冨樫の最後の競走で、冨樫は「あのまま走り続けたら小宮に負けたのではないだろうか、、、」という後のトラウマに繋がるような描写がない(負けが確定した描写になっていて不服)
②高校生編
・仁神の内省描写が無さすぎて、なぜ部活に戻ったのか?がスッと入ってこない
・絶対にラグビー部との描写を描くべきだった。仁神を長く安く登場させてしまった
・雨のシーンが見づらく疲れた
・原作では冨樫は陸上をやめようと思ったのではなく、距離を置こうと思っただけで、細かいニュアンスが異なった
③社会人編
・才能が枯渇した内省がなかった
・肉離れでクビになったが、コーチの座を用意するとかいう何のためかわからないフォローが入っていて意味不明
総じて、原作厨ではないけどもあまりに原作の良さを全て殺していて、全くよく良くなかった。原作を見たことない人と観に行ったが、普通くらいの感想だったので、まあ駄作になってしまったんだろうと思う
命の燃やし方は人それぞれ
原作は未読だが、魚豊が描きたい事は、
『チ。』とも共通な気がする。
命を何に燃やすのかを描いていると思う。
この作品では、何のために走るのか。の問い。
私がいちばん刺さったのは小学生時代。
やはりここでの経験が
大人になってもずっと残っているのだな。
高校時代、社会人になるにつれ、
何のために走るのかの解像度に変化が訪れていると
思う。
基本はトガシと小宮から始まり、
この二人に収斂されていく。
それぞれの時代にそれぞれの考えで、
それぞれの走りをしているが、
究極的に行き着くのは二人の関係における
走るということの意味への気づきな気がする。
表現としては、
特に走っているときの表情や、
泣き崩れるトガシの表情が刺さった。
ラストのぶったぎりエンディングも私は好き。
勝負をハッキリ描きたいわけではなく、
ひゃくえむ。に取りつかれた二人の生き様を
描いた作品だと思った。
自分の本音に全フリする
「わたしに向き合う」という事が全編を通じて描かれていました。
それは言い換えると「現実を直視する」。
努力してるのに勝てないという現実を直視するという事は期待や失望、現実から起こる様々な感情や考えを作り出しているわたしに真正面から向き合うという事だなと感じました。
自分の内側で起こっている「もどかしさ」の源は何かを直視しようとする登場人物達のセリフと歩みが的確に描かれています。
普段の日常の中で起こる怒りや孤独や失望・諦め・焦燥感・自己嫌悪などに振り回されかけている人が見ると、そこからの脱出方法が分かるんじゃないかなと思います。
そして、最後の場面ではその源に触れた二人が思考の渦から解放され、シンプルに潔く美しく走るシーンが描かれています。
「己に打ち勝つ」と良く言いますがそれはいかに自分自分の本音に寄り添い、そこに全振り出来るかだなと感じました。
スポーツをやってない人にも刺さる映画でした^^
見終わった後のすがすがしさを是非、堪能してください!!
たった10秒、だけれど一生を懸ける
「チ。-地球の運動について-」にどっぷりハマり、ミーハーながら観に行きました。
おそらく「チ。」を観た方は、重なる部分や既視感はあるかな?と思います。
足が速いだけではなく、才能もある主人公トガシくん。
走る辛さで、感じている辛さを紛らわす小宮くん。その小宮くんは努力タイプの才能。
トガシくんと小宮くん含む登場人物が100mに人生を懸けるストーリー。
当然、勝つ人もいれば負ける人もいる。勝負ごとなので当たり前ですが、劇中では「負けた」と確信した時に口が緩んでおり、笑顔として描かれています。
トガシくんと小宮くんのように、他の登場人物にもお互いを意識し、競い合う相手がいる。それが幸福なのか、それとも絶望なのか。
でも、「ひゃくえむ」では永遠にライバルと言える相手がいるからこそ、負けも人生の一部であり、自分の限界を感じ、生きた証を残せるのかもしれない。
まとまりのない感想ですが、たった一瞬でも人生を懸ける何かに夢中になれる、そしてライバルがいることは素晴らしいのだと思える作品です。
原作未読なので、原作を読んだらもっと奥深くストーリーを感じられるのかな?と思いました。
いや、すごいわ
「いまからでもやれるかな」
「それは君が決めることだ」
でズキューンとくるよね。そしてタイトルコール。すごい。
台詞が凄いよね。癖のある登場人物が哲学的っぽい台詞を吐くけど、全部いい。
原作者の力量すごいよ。
中学校のラストが「トガシ怪我したのかな?」ってシーンなんだよね。
それで高校に入って、浅草さんがイイ。すごくイイ。
浅草さんは残念だけど短距離の神には愛されなかった人なんだよね。でも陸上を愛してる。それがトガシを動かしたね。
それで仁神も巻き込んで男女混合リレー。
スタート前に浅草さんがヘアピン付けたところで「がんばれ鰯弐!」と劇場で叫びたくなった。リアリティが高い。
ライバル高校の顧問が二神の復活に配慮して陸上部継続もいいね。
小宮を描くターンになって、財津の言葉もいいね。
小宮がイップスを克服して、置いていかれる経田はツライ。「お前は陸上をやめろ」という経田の台詞は良かった。狂わなければトップに立てないけど、全てを失うことも意味する。経田はそちら側には行けなかったんだね。
インタハイ決勝のロトスコープは良かった。
「ロトスコープだな」っていうアングルなんだよね。あれを頭の中で描いてアニメ化してたらすごすぎる。
社会人編も良かったけど、ここはね。ちょっとご都合主義的展開を感じたな。
気持ちの持ち方でタイムが変わる競技ではないでしょう。100m走。
でも仁神さんがライバル校の顧問に就任してるみたいで良かった。
自分は何度生まれ変わっても、競技として100m走だけは選択しないだろうと思ってるの。
ほぼ、持って生まれたもので決まるよね。速筋の割合がどれだけかっていう。
トレーニングは意味あるだろうけど、結局みんな考えられるトレーニングはやってくる。持ちタイムで結果も見えちゃう気がするの。
それで勝負は一瞬だから、少し何かを間違えたら、それで終わり。インタハイ決勝みたいな舞台で、いつも通り走れ、そうでなければ終わりなんて、恐いよ。
その上、極限までトレーニングで高めるわけだから、故障と背中合わせ。どんなに気をつけても、筋肉なんて簡単に傷んじゃうしね。
そういう競技だけど、飛び込んでいった人たちが描かれていて、そりゃ、その人たちぶっ飛んだこと言うよね、とは思ったな。
トガシの声優いいなと思ったら松坂桃李だね。染谷将太を向こうに回して引けを取らない。
戸田恵梨香は付き合った男の運気を上げると言われてたけど、ホントにそうかもなと思ったよ。
魚豊の作品おもしろそうだから、読んでみよ。
主人公の成長描写不足
ロトスコープを用いた競技シーンは良いにしてもストーリーはだいぶ残念、そして作者らしさではあるけど作品中での精神論の話が多過ぎて鬱陶しい
高校生の頃に精神的なものでもなく純粋にライバルに実力差をつけられていて、その後主人公は惰性で陸上続けているような状態なのに先輩の助言でメンタルコントロールできるようになっただけで怪我持ちの状態にも関わらずライバルに追いつくラスト展開に持っていくのはいくらなんでも無理がありすぎるし他の鑑賞者はこのラストに納得できたのでしょうか?
そもそも高校で元日本一の人が2人も揃う展開もやり過ぎ、漫画とはいえこういうとこもリアリティ性が削がれる。
なんかこの作品持ち上げてる人って話題作に埋もれてる作品を持ち上げることで映画通気取りたいだけでは
原作読む前に映画見てください
pvで見た通りアニメーションの個性はとても好きです。松坂桃李のトガシくんの演技も本業声優か疑うくらい上手かった。
でも原作の大事な部分を所々端折っていたのはかなり残念…やっぱりチ。もそうですが魚豊作品の良いところは哲学的なセリフ回しだと思っているので、小学生編がかなりカット入っていたように見えたのは残念でした。
尺の問題もあるでしょうし2人の高校生編でのエピソードが短縮されていたり人物ドラマが端折られていたのはまだ理解できます。ですがせめて小学生の頃のエピソード、特に小宮くんが仁神選手に質問するシーンやその後仁神選手にボロクソ言われる辺りを端折ってしまったのは勿体ない…🥲あれから大きくなって仁神と小宮が並んで走るシーンの重みが全然変わってしまう……YouTubeのボイスドラマから興味を持って単行本買った身としては辛い。あと走っている時の心理描写全カットもないよー
映像の間も悪くないのですが、そういう大事な所をカットしてしまったのは個人的に残念。原作見てない人なら十分楽しめるんじゃないでしょうか。
求道としての100メートル
100メートルに人生の大部分を費やしているがゆえに、その10秒そこらの時間に自信、迷い、劣等感、依存、逃避、充足、覚悟などのすべてがある人達の話。最後はそのすべてを楽しめ!だったと思う。
見ていて大変そうである反面、そういったことに対して覚悟も情熱も執着もないので羨ましくもあった。
100メートル走の出走シーンは実際その場にいるんじゃないかと思うほど、静かで息を飲むような緊張感があった。
いじめってコンプライアンス的に駄目だったのかな
今年、「チ。地球の運動について」のアニメに心揺さぶられ、魚豊先生の大ファンになり、デビュー作の「ひゃくえむ。」を観に行きました。
原作は公式マガジンチャンネルで3話まで観たところで、アニメ映画化されると聞いたので、ずっと期待して待っていました。
あの原作(途中までだけしか知らないですが)から106分の長さに収めてしまうのはもったいない。
映画で入り込み要素が足りなかったのは、小学六年生時代の描写が薄かったからだと考えられます。小宮君は転校当初から「おばけ」と言われいじめられていた。小宮君にとっての「走る」は気が紛れるから。トガシの「走る」とは違っていたこと。
トガシは小宮君と学校では話をすることはなかった。クラスメイトには内緒で小宮君に走る事を教えていた。この二人は親友?なのか、、、?からこの物語は始まって行く気がするのですが、そこが薄いせいか、大人になってからの出来事が軽く見えてしまいました。
長回しワンカット映像は、作り手さんのこの作品への想いが伝わってきてとても良かったです。
髭男の主題歌「らしさ」、走っている時の風を感じる音楽。最初合わないかと思っていたけど、じわる。ひゃくえむのアニメ映像と合わせたら最高です!
素晴らしかった
自分が走りを教えた相手に負けるとはあまりにつらい。しかしよくあることだ。
日本のトップランナーを描いており、全員が哲学者のようだ。それぞれ独自の哲学を持っているが果たしてみんながみんなそれほど理知的だろうか。何も考えていない人もいそうなものだ。
そんな彼らが海外勢と対戦してボルトに真横で欽ちゃん走りで負かされたらどんな哲学を述べるのか気になったが、海外勢とは対戦しない。
ベタなセンスで描くと意地悪な人や親切な人が配置されそうなものだが、どっちもいない。主人公のエージェント的な人もちょっと嫌味っぽいところはあるもののリアルな存在感で、常識的だ。
楽しいのは学生時代までであることがなかなか切ない。僕自身も漫画家としてどんどん先細っていて業界に居場所を失いつつあり、非常に身につまされる。
生きるってこういう事だなぁって思った。
・100M走にだけ人生を捧げている人達が大人になって走ることが虚しくなって迷路に迷い込んで苦しむ姿が印象深かった。記録を出すために頑張って生きてきた末が走るだけの繰り返しの日々の虚しさに到達している姿がとてもリアルだった。日本選手権まで至らなくても、比較にならないけど、クリアしたゲームの世界から抜け出せないままただ日々を生きていくような感じなのかなぁと思った。
・現実で頂きに到達した人にしかわからない感覚なのでピンと来ていないけど、何かに向かっている最中の方が生きる意味を感じられたりするよなぁと思った。
・財津などが講演会で語った内容が難しくてよくわからなかった。
・一つだけを追求する人生って言うのは、とても恐ろしいなぁって思った。
・ラストで小学生の時にかけっこした記憶と重ねた演出で泣けた。喜びの種というか根っこはあの頃にしかないのかもしれないなぁと思ったら、自分にとってのそれって何だろうと思った。
狂気が足りない、(微ネタバレ)
まず! ストーリーですよね! 私は原作を2巻までしか読んでいません。(あ、新装版じゃ ないですよ笑) 陸上漫画か、珍しいなと思い、映画になる1年ほど前から知っていました。
個人的には、割といい端折り方だったかなと思います!
私的には、ぶちかませ小宮くんの所をもっと尺使ってもいいんじゃないかなと感じました。
そして、一番納得できないのが、狂気と熱です。
原作では、陸上の100mという距離に全てを詰め込む、という競技に対する狂気が盛っていました。
もう少し、小宮くんの陸上への狂気と熱、その亡霊をみているトガシ。
というのを書いてもよかったんじゃないかな、と思いました。
ただ、監督さんがしたかったのは、生きるそのものに対しての哲学的なことだと思ったので、それなら、狂気を丸ごと抜く。という脚本にしてくれてよかったです。
作画は半端なかったです!リアルすぎました。
雨の競技場の格好良さはここでしか味わえないと感じました。
実際の人の動きをトレースのような感じで作っているのをYouTubeで見たので、それが『ひゃくえむ。』に合っていて、とても良かったです。
まとめると、すごくいい映画でした!私自身、陸上をやっていることもあって、細かな音が何をしているか分かってとても楽しかったです。
狂気が足りないなどと書きましたがこれでかなり満足です!
ロトスコープの採用は大成功
アニメは、実際の動きを省略化したものといえるが、逆に実際の動きをトレースすることでアニメ本来の動きとの異化に成功する事例がある。いわゆるロトスコープの採用だ。
戦前の「白雪姫」(37年)でも使われたこの手法が、本作でも効果的につかわれている。
どの場面かは特定はできないが、スタート位置に向かう選手たちの動き、ゴール直後の動きなどは、実際の選手の様子を撮影してからロトスコープ化しているようだ。
一方でレース中の選手の視線などはアニメ従来の手法で描かれている。
映画は、全体的に禅問答のような哲学が散りばめられ、そういった映画を趣味とする向きや、本流のアニメにやや食傷気味には新鮮に感じられると思う。
約10秒で決する、呆気ないほどの切ない競技である100メートル走。その競技に没入し継続していく者たちとは如何なる者なのか。
スポーツが得意ではなかった私にはついぞ関わることのなかった世界ではあったが、その一端を本作で感じ取れたかもしれない。
それにしても、トカジはなぜ「トカジ」とカナ表記なのだろ? 小宮などは漢字表記なのに。
参考までに、宇多丸さんの「アフター6ジャンクション2」の9/25放送にて取り上げられています。ポッドキャスト配信やYouTube配信などがあります。
世界陸上見た人は必見!
アスリートの方々みなそうですが、その一瞬のために色んな犠牲を払ってると思います。
一般人にはわからないような孤独や苦悩があり、結果を出すことの大変さ。
世界陸上での涙を見るとニワカでも応援しないと、と思いました。
トガシと小宮の関係性もはじめの一歩みたいで見入ってしまいましたし、海棠の言葉には誰もが悩んでることへのアドバイスがあるのでぜひ見て欲しいです。
最後に絵がほんとに実写みたいで圧巻で素晴らしい!!
好きなアニメ表現
原作好きで、松坂桃李が好きで鑑賞
予告を見た時は、松坂桃李と染谷将太がハマってないかもなーとか思ってたけど通しで一本見ると違和感は感じなかった
むしろ松坂桃李は良かった
アニメーションとしてただ綺麗なだけじゃない、リアルさや疾走感、苦悩を表現していてとても好きだった
アニメーション映画として表現したいことや衝動が伝わってきてとても楽しめた。
82/100
100メ−トルで哲学する
観ようかどうしようか迷っていた作品だった。結果、観て大正解!ホントに良かった!
たった10秒ちょっとの中に込められている感情に、自分の心がゆさぶられる。一つの事をとことん極める中で、自分の可能性を知り限界を知り絶望し歓喜する。勝つためには才能が必要なのか、それともあきらめないしぶとさか…。歓喜の先にいつの間にか停滞があり諦念があり…なぜ自分は走っているのかを常に問いかけている。すごい内省するなぁ~と思いながら見ていたが、走るという単純な行為の上に人生を築いてきた選手たちには当然か。
子供の頃は勝つことが当たり前で、優勝トロフィーなんて雑に飾っていたトガシが、走る事に勝つ事に倦んでいる頃、小宮は静かに気持ちを昂らせ黙々と練習に励み高校で爆発する…2人の活躍の対比が効いていて、高校で一緒に走ったレ―ス後に明暗が分かれていく…。トガシが選手生命のホントの瀬戸際に立たされてぐしゃぐしゃに泣いて静かに覚悟を決めた所は、10年間のおそらく小宮に負けてパッとしなくなった自分、走る事の意味がぼやけたままできた彼の現実のピントが合った瞬間なんだろう…。100メ―トルを一番速く走れば大抵のことは解決する、それを実現して人生を変えてこの先が見えなくなりかけていた小宮と、やっとホントのガチで100メ―トルにかけるトガシと。そんな彼らが再び喜びの中にいるラストは勝敗は気になるが、なんというか晴れやかな気持ちにさせてくれる。一瞬の中に彼らの人生が詰まっている!
そして映像と演出、音楽も良かった!画がきれいに…というよりは心情に合った描き方が際立っていた。小宮に負ける試合で豪雨の中、最後に雨と音の中に消えていく所は、勝つことに慣れていていつの間にか驕っていたトガシの打ちのめされている今と今後か暗示されていたし、心が揺らいでいるシーンはホントに画がぶれる!音楽も緊張感と高揚感があってこっちも緊張してきてしまう!とにかく必見の映画!
やはり原作を読んでないと・・
最初、短距離の迫力と音楽で滑り出しが良かった。そしてトガシと小宮の対比も良く、高校くらいまで青春を感じました。そこらへんから、少し登場人物が増え、何となくトガシと小宮の躍動感が薄れてきた印象がありました。あっと言う間に10年後、最後はすでにトガシは社会人でうだつの上がらない感じになってしまい、最後の100Mは余り期待できない印象になりました。最後の100M、接戦になるのかもしれなかったですが、今一つ説得力に欠ける終わりだったかな。原作を知っていれば、もう少し奥深く考察が出来たきがするのですが・・
全77件中、21~40件目を表示
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