劇場公開日 2025年9月19日

ひゃくえむ。のレビュー・感想・評価

全300件中、41~60件目を表示

4.0選手生命

2025年11月6日
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展開が早く、上り調子の時期だけでないのが、よかったです。

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かぜ

5.0〜芸の国宝、武(スポーツ)のひゃくえむ。〜

2025年11月5日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

ドキドキ

今年の映画の中での個人的な大袈裟な例えである。
昨年の今頃に放映されていた「チ。地球の運動について」が大変面白くて、その作者の魚豊さんの作品とのことで是非観たいと思い鑑賞した。
100メートル走競技に情熱を注ぐ人達の心境、競技者の心理を違った観点・視点から抉り出した作品。物語が少年期、青年期、現在の3期に渡り展開されるが、淀みなく各期情報不足や不自然な描写なく繋がれていて引き込まれやすかった。途中、決勝直前の大雨の描写で線がメインの荒いタッチに映像がなされたりして、その緊張感が違った味わいで伝わってきた。専門用語分からないので拙い表現になってしまうが、綺麗な映像だけがアニメの全てではないことを教えてくれた。
そう、物事を究めようとすると、人は“狂”の境地、狂地にたどり着かなくなてはならない。そこは、常人の常識や思考が入り込めない、下手したら、普通の人はそれによって傷つけられることもある、竜の巣のような領域である。
今年公開された「国宝」にも似た匂いを個人的には感じる。それで、芸の国宝、武のひゃくえむ。、ということだ。2025年の映画界に誇る傑作の1つではないだろうか。観ていて楽しかった。そして、走りたくなった。

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田舎の破壊者QuarterBoiled

4.5熱かった

2025年11月4日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

ドキドキ

チ。の著者さんの作品と聞きすぐに観ることにしました
人間模様やそれぞれの性格、言動がリアルで入り込めましたし感情もぐにゃぐにゃにされました
この作品に低評価の人はもはやなに観ても意味分かってないでしょ

それはそうとして映画館内のあちらこちらからポップコーンを派手にまさぐる音と口空けたまま租借する音が聞こえたが高校生くらいだったのであれくらいは仕方ないとして
遅れて入ってきた男性客2人は大きなリュックの中からがさがさがさがさパンを取り出しがさがさがさがさ袋を開けがさがさがさがさ…
まずよそで買った音のする食べ物を持ち込むな
静かにしてとお願いすると睨み付けてくる始末
あの程度の感性で映画館来ても金捨ててるだけだろうし今後もあんなやつと一緒になったら迷惑すぎる。

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びれと

3.5走る意味の後付け?

2025年11月3日
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鑑賞方法:映画館

「チ。」の魚豊(鱧はも、じゃなくてウオト)さんのちょっと前の漫画のアニメーション化なんですがスクリーンにかかったのを忘れていました。近所の館では上映してくれていなかったので梅田まで出かけて観てきましたが、面白かったですね。

ロトスコープを用いた作画と感じるところも多かったのですが、アニメだからこそできるシーンがいくつもありました。あと、いくらなんでも小中学生にしては哲学的すぎるだろう、と感じる台詞もありましたが作者が大学の哲学科を中退されているのでそういうところかも(笑)

「だいたいのことは、100mを誰よりも速く走れれば解決する。」

ただ相手に勝ちたい、から商業的な意味合い、走ることの目的、と、徐々に俗世間ぽくなる登場人物達の自問自答なのですが、誰よりも速く走りたい、負けたくない、という本能を社会人となって生きていくための手段に据えるにはそういう思考回路になってしまい辛かった、ということでしょうか。

PS:今日観た映画館のスクリーンは小さかったのですが、日に3回の上映はいつもほぼ満席で中々予約が取れず苦労しました。上映開始からかなり日にちも経っている筈ですが、未だにこんなに観客が入るなら他の街の映画館でも上映していてくれれば良いのに、と思いました。

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Whiterock

5.0泣ける

2025年11月3日
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何かに本気になって、負けを味わったことのある人なら誰でも共感できる内容だと思う。負ける悔しさ、挫折、諦め、羞恥心、絶望感。もうこんな思いをするぐらいなら平穏な暮らしも、と一瞬考えがよぎるが、勝つことにより得られる嬉しさ、高揚感、満足感、賞賛は何物にも変えられない。何かにチャレンジし続ける意味の深さを再確認できる。

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yasu

4.5キレイにまとまってる

2025年11月2日
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鑑賞方法:映画館

原作のイジメや暴力シーンはなくなりキレイにまとまつてる
もと陸上部の自分にはトラックのスパイクで踏む音、走る脚の音、走ってる時のトラックの見える視界、スターティングブロックの設置する感覚、風が頬を撫でる感覚…みんなリアルで今すぐ一緒に走りたくなりました
何のために走るのか?難しかった気もしますね

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しば

5.0この映画に会えて良かった

2025年11月2日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

ドキドキ

鬼滅の刃や岸辺露伴は動かないなどいろいろ見ましたが、本作は今年の一番です。高校生編の雨のシーンは、8900枚を1年かけて1人の人が描いたとか。確かに印象に残るシーンになってましたね。ブラボーです。海堂さんはカッコ良すぎる笑。原作の魚豊さんのデビュー作で21歳の時の作品だとか。確かに何でこれが描けるんだよと53歳のおじさんは脱帽です。無駄に歳は取りたくないもんですね。極上の106分を味わってください。

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よっさん

4.5これ観てひっくり返らない人いるの?

2025年11月1日
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「見開き」表現はマンガの専売特許で、その物理的な面積による圧はアニメには表現できないと思っていたが、この作品は映像で「見開き」を確実に感じさせる、唯一無二の視聴体験だった

なんというか絶対に言葉では伝えられない熱量、いや情念が詰まっている

岩井澤監督前作の「音楽」以上に音楽を感じ、その魂を描く映像表現はひとつのジャンルを確立したように感じた

作品の感想はより複雑で、
ひたむきな登場人物たちに対する尊敬と嫉妬がぐちゃぐちゃに混じって
生物として生きる意味とは?みたいなクソ熱い思考がめぐってくるじゃあないか!!!!

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HIDE

1.5結局は精神論なん?

2025年10月29日
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鑑賞方法:映画館

評価良いみたいだが、全く感動できないし、楽しくもない映画だった
未読だが多分、原作からして好きになれない気がする
日本ローカルでトップってだけなのに競争相手がいないとか痛いこと言っちゃうトップランナーとか、ちょっとしか練習してないのに天才に勝つ小学生とかリアリティー無さすぎだし、もしかしたら実際そうなのかもだけどメンタル変わるだけで急に速くなったりとか納得できない内容が多すぎた
短距離走がテーマなのに普段どんなトレーニング積んでるかとかもほとんど映らないから感情移入も全くできなかった
最後はメンタルなのかもだが、それは必要なトレーニングやり切ってからでしょ、そこが殆ど描かれて無いから全く感動できなかった
唯一、リレーのパートは楽しめたかな
逆に日本って内輪だけでこんな精神論ベースの競い合いしてるから世界で勝てないんじゃねーのと思ってしまう映画だった
作画はまあ悪くなかったが、目を見張るような特筆すべき良さも無かった
ロトスコープって人が観察したものを絵で表現するアニメの良さが減ってしまう気がしてあまり好きになれない、少し前のCGが少し不気味だったのに似ていた

このレベルの作品がなぜこんなに高評価なのか本気で理解できない
最近少し話題のアニメってだけで高評価されすぎでは?それとも操作てもされてるのか?

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しらたき

4.0リアルな動き

2025年10月28日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

ドキドキ

映画を見終わって、レビューを見たら、リアルな動きの映像がロトスコープと言う技法とわかった。
実際の人の動きだよなぁー、日本人体型だし、と思って観ていた。
原作はどんな感じに描かれているんだろう?
本もいつか読まねば。
それにしても、松坂桃李さんの声は優等生役にピッタリやな。あんな達観した小学生は100人に一人、いや千人に一人w

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りゅう

5.0生まれてはじめて同じ映画を3回見ました。

2025年10月27日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

驚く

冗談抜きでこの映画のレビューをしたいがために、このサイトに登録しました。

原作は過去に既読済みですが、原作補正が入った評価などではなく、純粋にアニメ映画としての完成度が総合的に過去1高いと感じました。

撮影方法の工夫により人の動きが驚くほどリアルで、物語の構成、映像と音楽の調和、音響にも徹底したこだわりを感じました。

今はサブスクでサントラを聴きながら余韻に浸っています(笑)
そして、4度目を見に行こうか迷ってます@@

どうかもっとたくさんの人に見てもらえますように!

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まも

5.0ガチの真理

2025年10月27日
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いや~人生ベスト10の映画に入っちゃいましたわ!

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だい

5.0前向きな逃避

2025年10月26日
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鑑賞方法:映画館

大好物でした。「スプリンター」や「デカスロン」を連載時に読んでいたりしたので、陸上ものは結構馴染みがある方でしたが、これまた王道な様で一筋縄ではいかない作りに。登場人物皆曲者な感じも好きだし、"栄光"よりも"そこに至る苦悩"と"挫折と気づき"をメインにした作りも、好みは分かれそうだが私にはグサグサと突き刺さった。独特なテイストの作画も良いし、音楽(効果)も良かった。是非とも劇場で体感して頂きたい1本である。静かなる本気の熱量に焼かれましょう。

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lynx09b

4.0100mの醍醐味を感じられた

2025年10月26日
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映像ならではの表現や、必要以上に演出をつけない部分など全体的に質の高い映画でした。
キャラそれぞれも良い味出してました

ただ、2時間に詰め込んだ結果若干総集編のような感じになってしまい、もう少し掘り下げて見てみたかったです。

音楽の感じとか、演出がスラムダンクっぽい気もしましたし、怪我した先輩は三井っぽさを感じた。

全体的に好きな映画でした。

あとインタビュアーのアナウンサーの演技は、、、

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ボイス

5.0予想以上に素晴らしい

2025年10月25日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

斬新

深夜アニメのcmで流れていた予告編の迫力と原作者がアニメ「チ。-地球の運動について-」の作者(魚豊)という二点で興味が沸いて見に行った。
美しい走る姿の描写が多かったけど、特にそれを正面から描く映像は、表情のデフォルメとかも有り、凄い迫力だった。そして高校生以降の歩く姿や動作がアニメの動きじゃないと思ったら、ロトスコープという実写で演技をしてもらってそれをアニメに落とすという方法での撮影が新鮮だった。後、主人公二人の小学生時代の声が猫々とフリーレンで高校生以降が松坂桃李と染谷正太というのは豪華だなと思った。

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nothanlight

5.0クライマックスは土砂降り

2025年10月25日
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鑑賞方法:映画館

素晴らしかった。

100m走に人生をかける男たちのドラマを小学生から社会人まで追いかけたスポーツドキュメンタリーを見ているような映画だった。

映画「国宝」が描く、一芸を極めるために全てを犠牲にするという自己中心的な世界観から一歩進んだ内容と感じた。それぞれの男たちが夢を叶えることとそのための代償に悩む。人間の尊厳に言及した描写もある。ただし、提案はないのだが。

ロトスコープという実写をトレースする手法。3Dアニメなら縦横無尽に動かせるカメラワークに制限がつくことがかえって作品にリアリティを与えていると感じた。本作では、100m走のシーンだけではなく、キャラクターの通常動作にも採用され極めて自然な芝居をしていることに驚く。

会場は小学生連れのファミリーなども見かけたが、内容がシリアスなので家族での鑑賞にはあまり向いてないと思えた。特に男の子はこれからの現実に押しつぶされないか心配になる。

先週「七人の侍」を観て感化されてるからか、物語のクライマックスに土砂降りがくると、ワクワクするようになってしまった。

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minavo

5.0見た!!!

2025年10月25日
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興奮

知的

斬新

ロトスコープと言う古くて新しい技法の今や第一人者といって良い。これほど効果的にこの技法を使い、しかも最もプリミティブな実験手描きアニメ風の描写を入れたり、また一方でベタな劇画調だったりで、世界に類も見ないテイストのアニメに仕上がっている。このアニメの特徴と言えば極めて抑制されたインテリジェンスあふれる登場人物たちの行動様式、100メートル10秒に込められた様々な人生哲学が鼻に付く事もなくそのストイシズムが清々しく感じるのは、圧倒的な熱量を持った描き手の迫力、臨場感に尽きる。無駄をは除したエリートたちの栄光と挫折がこの100Mと10秒と言う時空に閉じ込められたまさに陸上版🎦2001年宇宙の旅からの🎦インターステラーへのアンサームービーか。とにかくその描画力はこの伝統的な技法によるところが多いが、それにしても視覚に焼き付けただけで自らの視覚情報を自らの腕一本でトレスして見せる人間ロトスコープともいえる井上雄彦の凄さも同時に呼び覚ましてくれる、そんな迫力を持つ映画となって仕上がっているのである。それと最高に格好いい映像演出は、高校で再開した小宮と富樫の最初の勝負で、「セット・・ゴー(実際は合成音)」の後、固定したカメラからフレームアウトした二人の姿の後に映し出された青空を10秒間、観客に見せる演出はマジクールだった。このわんカットだけでこの監督の非凡さが強く印象付けられた。完璧。それにしても金曜の朝一番、いちにち一本の上映にほぼ満杯になるだけの観客が集まる新潟はマジでアニオタの聖地と痛感した。

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mark108hello

5.0狂気

2025年10月24日
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競技者は秀でた才能と努力を持ってその道のトップを目指しているのだと。
そのカッコ良さたるや。
新進気鋭の若手
全盛期の実力にあるトップ選手
万年2番手で下馬評扱いの古参
それぞれ競技に対し挑み続ける理由は違えど、
胸が高鳴る映画
スランプ、挫折、隠れた才能
青天井に見える世界
緊張感、狂気、高揚
この感情は
【ひゃくえむ。】が教えてくれます。

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ポッタイシ

5.0ひゃくえむ。

2025年10月23日
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鑑賞方法:映画館

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幸せ

ドキドキ

とても内容がしっかりしていてとても見やすかった。またトガシと小宮の成長や100メートル走を通しての人生の向き合い方がとても心に刺さる映画でした。一人一人のキャラクターの心情もわかりやすく、名言も多く私の人生の向き合い方を考え直すきっかけになりました。鬼滅の刃やチェンソーマンもとても面白い作品で話題になっていますが、それ以上に話題になってほしく、多くの人に見てほしい作品だと思います。

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神崎太一