「む、胸が苦しい⋯」ひゃくえむ。 みちくささんの映画レビュー(感想・評価)
む、胸が苦しい⋯
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終始、敗れ去る者たちが描かれています。
画もアニメーションもすごいのですが、敗れ去る者たちの悲痛な姿が心に刺さり過ぎてそれどころではありません笑
敗北や恐怖に特効薬はなく、ただ負けて終わるだけ。だからこそガチになれる。
すべてが不確かな中で 自分がガチになれていることだけは自分で分かる。少なくともそれは真実というデカルトチックな気づきも面白い!
…と同時に、自分がガチに生きて無いことに気付かされます笑
今現在逃げている、それも現実を受け止めずに逃げている人が見ると、刺さり過ぎて危険です。
わたしは普通に致命傷でした。
自分の現実を見つめて、わたしはどう逃げるかな⋯
高校パートでは唯一(?)スポーツの楽しさが描かれていました(それも絶望への前フリでしたが)。
思い通りに動かない体を少しでも理想に近づけるための切磋琢磨、仲間との練習、運動ってやっぱり楽しいよね〜というスポーツの明るい側面が描かれていて、よく同じ映画にこれだけ落差のあるシーンを入れ込めたなぁと感心しちゃいました。
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