「ただ走る。それだけでこんなにも。」ひゃくえむ。 とけさんの映画レビュー(感想・評価)
ただ走る。それだけでこんなにも。
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漫画を1巻だけ履修した上で視聴。
結論から言うとかなり面白かった!
ただ100mを走るだけ。それだけの行為のはずなのにそこに関わる人達の悲喜交々、作中でも語られていたけど人生がそこにはある。
見ていて熱くなるし、怖くなるし、圧倒される。
とにかく話の構成がいい。
漫画の1巻だけのみ見ていたけどたったそれだけでも分かるほど漫画の中身を見事に分解、再構築していた。個人的には1巻にあった小宮の走りに対する評価のシーンがとても気に入ってたからあそこが見れただけでも見に行った甲斐がある。
表現面もかなり凄い。
まず映像。CGも使っていたみたいだけど違和感がなくアニメの絵のままぬるぬる動いてるのが凄いし、走っているシーンなんて様々な角度と時間感覚で表現されてて迫力が凄まじいの一言に尽きる。これは是非映画で見るべき。
そして音楽も凄くいい……!走る直前に流れるロックっぽいインストは最高に盛り上げてくれると同時に迫力も満点。見たあとCDがほしくなった。
総じて今年のアニメ映画の中でもかなりの上位にある作品だったと思う。
できれば原作全部見た上で見た方がいいかもしれない。
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