「走ることにすべてを注ぎ込む物語」ひゃくえむ。 トダー・オートマタさんの映画レビュー(感想・評価)
走ることにすべてを注ぎ込む物語
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100m走選手たちの物語を描いた映画
原作未読です
小学生のころに足が速かったトガシと
走ることでつらい現実を忘れようとする小宮が
親友となるが小宮は転校をしてしまう
トガシが中学生で陸上からスランプになり陸上から距離をとっていく
高校生でもう一度陸上を始めるが
そこでトップクラスの実力を持った小宮と再会し敗れてしまう
そして、10年後になり
トガシは選手として結果が出せないまま
小宮と差をつけられてしまう
先輩選手のアドバイスでなんとか調子を取りもどすが
試合直前に肉離れになり、無理をすると走れなくなる状態だったが
最後のレースで小宮との対決に臨む
陸上の内容を描いた作品だが
陸上選手は若い時からいろいろプレッシャーがあり
ケガなどで才能があっても陸上選手を続けられなくなったり
理不尽な部分もドライに描かれる
本作では脇役で出てくる選手たちも
個人的にかなり魅力的に見えた
小宮が高校生のときに自分の肉体を酷使する選手だったのに対して
社会人ではかなり合理的な選手になっている感じがして
その変化の理由がわからなかった
ロトスコープの作画で好き嫌いがあったり
最後の勝負はどちらが勝ったかわからないまま終わるので
ちょっと好き嫌いが分かれそうな内容だったが
個人的にはよかった
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