「自分の本音に全フリする」ひゃくえむ。 雲の上のダイヤさんの映画レビュー(感想・評価)
自分の本音に全フリする
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「わたしに向き合う」という事が全編を通じて描かれていました。
それは言い換えると「現実を直視する」。
努力してるのに勝てないという現実を直視するという事は期待や失望、現実から起こる様々な感情や考えを作り出しているわたしに真正面から向き合うという事だなと感じました。
自分の内側で起こっている「もどかしさ」の源は何かを直視しようとする登場人物達のセリフと歩みが的確に描かれています。
普段の日常の中で起こる怒りや孤独や失望・諦め・焦燥感・自己嫌悪などに振り回されかけている人が見ると、そこからの脱出方法が分かるんじゃないかなと思います。
そして、最後の場面ではその源に触れた二人が思考の渦から解放され、シンプルに潔く美しく走るシーンが描かれています。
「己に打ち勝つ」と良く言いますがそれはいかに自分自分の本音に寄り添い、そこに全振り出来るかだなと感じました。
スポーツをやってない人にも刺さる映画でした^^
見終わった後のすがすがしさを是非、堪能してください!!
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