「たった10秒、だけれど一生を懸ける」ひゃくえむ。 meganeさんの映画レビュー(感想・評価)
たった10秒、だけれど一生を懸ける
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「チ。-地球の運動について-」にどっぷりハマり、ミーハーながら観に行きました。
おそらく「チ。」を観た方は、重なる部分や既視感はあるかな?と思います。
足が速いだけではなく、才能もある主人公トガシくん。
走る辛さで、感じている辛さを紛らわす小宮くん。その小宮くんは努力タイプの才能。
トガシくんと小宮くん含む登場人物が100mに人生を懸けるストーリー。
当然、勝つ人もいれば負ける人もいる。勝負ごとなので当たり前ですが、劇中では「負けた」と確信した時に口が緩んでおり、笑顔として描かれています。
トガシくんと小宮くんのように、他の登場人物にもお互いを意識し、競い合う相手がいる。それが幸福なのか、それとも絶望なのか。
でも、「ひゃくえむ」では永遠にライバルと言える相手がいるからこそ、負けも人生の一部であり、自分の限界を感じ、生きた証を残せるのかもしれない。
まとまりのない感想ですが、たった一瞬でも人生を懸ける何かに夢中になれる、そしてライバルがいることは素晴らしいのだと思える作品です。
原作未読なので、原作を読んだらもっと奥深くストーリーを感じられるのかな?と思いました。
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