「衝動・緊迫感・強迫観念を失ったパラレル物語」ひゃくえむ。 opp系男子さんの映画レビュー(感想・評価)
衝動・緊迫感・強迫観念を失ったパラレル物語
これだけは言える。この映画で動かされた方は原作では"震わされる"はず。「チ。」と同種のゾワゾワがそこにはある。
原作厨ではないけれども、
以下、不本意ながらも原作厨が書く文章になってしまった。
当方、ひゃくえむ。の漫画を読み、映画も観たいと思って鑑賞。
原作の引き込まれたところはどこだろう。
おそらく、衝動・緊迫感・強迫観念、そしてキャラクターの人間味だと思う。
この映画作品にそれがあっただろうか。
ただただ物語が流れていただけように感じた。それでも確かに面白いのかもしれない。
ただ、胸を動かされるようなナニカは全くなく、
キャラクターも「人間味のない、長々と語る、いいヤツ」ばかり。
原作のトガシは、こんなにもただのいいヤツだっただろうか。コミヤへの思いもこんなものだったか。
コンプラやご時世や関係各所多方面に気を遣いすぎたあげくの無個性の走り屋映画。
明らかに言い過ぎなのは確かだが、そう言ってしまいたくなった。
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opp系男子さんのコメント
2025年10月5日
映画で楽しめた方がこの文章を読んで不快に思わず、そのように捉えていただけるのは大変ありがたいです。。
漫画には「佳作」という読切作品も掲載されており、そちらはよりオススメしたいです。
かこすけさんのコメント
2025年10月5日
映画、私は楽しみましたが、原作これから読むので(昨日入手いたしました)、読むのが楽しみになりました!『チ。』もそうでしたが、魚豊さんの作品は文字で見る魅力というのがあると思います。
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