「10秒の歓喜」ひゃくえむ。 破雲泥さんの映画レビュー(感想・評価)
10秒の歓喜
スポーツものと言われて思い浮かべるようなさわやかな話ではない
「足が速い奴がえらい」小学生のころから始まり社会人までの悲喜こもごも
栄光と挫折が交互にやってくる
頂点を目指して脱落していくもの
頂点に立ったがゆえにすべてを亡くしたもの
何のために走るのかなぜ走るのか
一見、「はしる」ことに取りつかれた狂気の物語のようで
そのミスリードで視聴者も決着を求めてしまうのだけども
実際はもっと単純明快
苦しそうで楽しそうな表情が不思議な快感と感動をわき起こさせる
各パートがサクサクと進んでいくので
イマイチのめりこめなくなりそうな箇所がいくつかあったのだけど
とても衝動に駆られる物語であった
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