「知らぬ間に腹に力が入る」ひゃくえむ。 シンおやぢさんの映画レビュー(感想・評価)
知らぬ間に腹に力が入る
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残酷なシーンは苦手なのでTVアニメの「チ。」は観てません。
この映画は予告編で面白そうだと思ったことと、通勤途中で聞いているラジオで褒められてたので是非観たいと思ってました。
ネットでの状況では結構空席もあったので、余裕かまして公開5日目の秋分の日に観に行ったんですが、残念ながら入場者特典は既にナシ。
席も上映前には9割程度埋まってました。(国宝も鬼滅も8番出口も落ち着いたかもですね。
あ!チェンソーマンと公開日は同じか!)
物語は小学生の時から走るのが全国レベルの少年の栄光、挫折、復活、挫折、復活そして、ってな感じですかね。
ストーリーは比較的単純ですが、100m走に魅せられた人たちは皆、走る意味を見つけ出そうと足掻いているところが深いですね。
後、単純にスポ恨ドラマだけでなく、陸上アスリートの背景も具体的に、丁寧に描かれていて興味深かった。
走る姿や大会の様子がすごくリアルなのはロトスコープ手法を使っているとのこと。
高校で主人公のトガシと小宮が対決する大会のシーンは観客からスタッフの人間まですごく臨場感を感じました。(化け猫あんずちゃんの時に書きましたが)ストーリーが面白かったし、陸上大会のリアルさが伝わったからこそのこの手法だと思う。
最後でトガシと小宮の勝負の行方など吹っ飛ぶくらい大満足でした。
主人公の二人は俳優業がメインの方ですが、周りを実績のある声優さんで固められてました。杉田さんは一発で分かるほど、イキイキ演技されてましたね。
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