「10秒の世界に人生のすべてをつめて」ひゃくえむ。 映画感さんの映画レビュー(感想・評価)
10秒の世界に人生のすべてをつめて
知る人ぞ知る100m走の陸上漫画。原作が結構好きだった作品でエモさはアニメでも健在。
昨今3DCGアニメを使った画風が多くなってきたけど、本作は手描き感満載だった。
ただ疾走感はしっかり表現されていて、エンドロールのスタッフロールからモーションキャプチャーのようなものは使って動作を作画していたのだと思われる。あえて線を歪まさたり、ボヤっとさせたりと画風ならではのこだわりを感じた。
原作から少し心の葛藤の表現が削られてる気はしたが、小学生·高校生·社会人とそれぞれの時代でキャラクターのプライドを感じるし、見ていると自然と力が入るシーンも多かった。
世界陸上まったく興味無く見てないけど、スゴい世界だなとは思い直した。
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