「優しい余韻」ビフォア・サンセット ともさんの映画レビュー(感想・評価)
優しい余韻
自分自身の年齢や経験によって観た時の印象が大きく変わる作品だと思うからなんともだけど…どちらかというと一作目の方が好きだったなぁ。
直前に一作目を観ていたので、(特に男性が)「大人になってしまったなぁ」と思ってしまい寂しかったのもたぶんある。9年たてば顔も結構シワが増えていて…!あの自由でキラキラしてる感じの瞳、好きだったなぁ。
「まさかあの日ウィーンに行かなかったよね?」と言われても「もちろん行かなかったよ」とアセアセしながら優しい嘘をつくシーンが可愛い。その後のやりとりもとても自然で好き。というか、この作品全編通して、会話のやり取りがものすごく自然だよね。
ただ、ラストの締め方はおしゃれで粋で好き!!
ギリギリ一線は越えないのがまた大人でよい。
あと、あの最後の歌唱シーンめちゃくちゃ良かったなぁ。ワルツの曲も素敵で…歌詞は英語だけどフランスの風味があって…
優しい余韻のある素敵な幕の閉じ方だったなぁ〜
コメントする