宝島のレビュー・感想・評価
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バッシングされるには理由がある
小説はめっちゃ面白かったのに、「客が入らなくて赤字確定」?! そんなはずないだろって首を傾げながら映画館に入ったら、なんだ満席じゃん。
3時間が長い?? じゃあエンドロールが終わるまでほとんど誰も立たなかったのはなんでだ?
バッシングされるのは、この映画が暴いてるアメリカと日本が沖縄にやってきた悪事を隠蔽したいから。ネガティブプロパガンダに流されてはいけない。
それにしてもアメリカってほんと恐い国だな。なんでもやりたい放題。てか日本が見捨てるから余計にな。拉致がーなんて騒がれてる隣国とはレベルが違いすぎる。こいつらはほんまもんだ。
このテーマで3時間は長い
いいところと不満なところがどっちもあり
良いところはやはり戦後のアメリカ占領下の沖縄の描写に力を入れていたところ。アメリカからも本土からも見下される理不尽さ、苦しみ、憎しみ、それが今も尾を引いてる事がすごく考えさせられた。
あと物語の軸のオンちゃんの謎も泣けた。
不満点は展開詰め込みすぎててごちゃごちゃしてた事。それに伴い話の展開が早すぎてあっさりしてたこと。無駄に暴力シーンが多かったこと。米兵が悪いのはそうなんだけど主人公サイドも割とDQNじゃね?って思う箇所が多々あったこと。主人公のモノローグが多すぎた事。結局なんにも片付かないままオンちゃんのいい感じのナレで終わってしまったこと。
メッセージ性としては素晴らしいけど、娯楽作品としてはうーん…って感じ。
ただ観て損はなく、一度は見る価値はあると思う
沖縄がまだアメリカに支配〜本土復帰までの壮絶な20年
多くの人に観て欲しい
レビューに投稿するのは初めてです。
1人でも多くの人に見て欲しくて投稿しました。日本人として、特に沖縄以外の人にも観て欲しいです。
私は東京で育ち、沖縄のことは何も知らずに観光だけを楽しんでました。
沖縄で何があったのか知るべきでした。
そして、忘れちゃいけない。
中学校とか義務教育の中で、子供達が鑑賞すると良いと思いました。日本人として、この先の世代の人達も忘れないように。
とにかく、観て良かったです。
聞き取れない
2回見に行きました 1回目は評判が悪いのか…位で見に行きました 2...
2回見に行きました
1回目は評判が悪いのか…位で見に行きました
2回目は字幕付で見に行きました
文庫本も買って2回目の前に読みました。感想としては、SNSなどで宝島の沖縄の方言の解説など色々出ているので見ておいた方がいいです。小説を読んでから見に行くと、また違った感想になるかな。字幕付で見られる機会があったら是非おすすめです。
この時代に見るべき良作!
批判コメントが多いですが、私は良作だと思いました。
国宝と比べてみても、良作でした。
自分ゴトとして考えないといけないという点で
宝島の方が良かったです。
私はコザ騒動が起こった当時、小学生でしたが
沖縄の人たちの悩みを知っていませんでした。
親は戦争を経験しており、悲惨だったと言っていましたが
沖縄のことはあまり口にしてくれませんでした。
もしかしたら忘れたかったのかもしれません。
本土の人は忘れることができたかもしれませんが
沖縄の方々は今でも苦しんでいる。
忘れ去られそうなこの時代だからこそ
なんくるないさ。ではなく、こんなことがあった。
と記憶に留めたい。
映画の出来栄えとしての感想は以下になります。
〇 当時をリアルに再現されていて迫力を感じました。
〇 俳優さんは皆、素晴らしかった。
× 殴り殺しにするシーンが多く、
沖縄の悲惨さ、苦悩 を「暴力」だけに
誘導されてしまうように思いました。
× 最後のオンの章が、答え合わせのためか
長々と説明しすぎていた。
× オンが行方不明になった理由が??で感情移入できなかった。
我が事として観る
上映する回数減っていて、慌てて鑑賞✨
妻夫木君が全国回ってキャラバンしていて力の入りように必ず映画館で観ると決めていた
沖縄の現状は
昔も今も変わらない
WOWOWドラマのフェンスと
この宝島をセットで観ることをおすすめしたい。
沖縄の方々の怒り
米兵の悪行が野晒し
日本の警察はアメリカ人を捌けない
沖縄の方々は我慢するしかない
沖縄の綺麗な空には今も尚、戦闘機が飛んでいてその音は騒音だ
米兵の飛行機が落ち死人が出てもお咎めなし
沖縄にはもっともっと色んな問題が沢山ある
我が事として感じていきたい
もっと色んな方に見ていただきたいが、
上映回数が減ってきていて残念
みなさん良い演技していた
コザの暴動は泣きそうになってしまった
最後のエンドロールも貴重な写真がみれるので最後まで席を立たないでほしい
ただ
個人的にヒロインとの三角関係の感じはいらなかったなー
わかりにくくて残念
沖縄の海や熱帯雨林の美しさ、街の猥雑さの中にあるきらめき、そして初めて触れる沖縄の伝統的な空気感——どれも映像として非常に見応えがありました。
ただ、残念だったのは、謎解きのストーリーであるにもかかわらず、重要と思われる場面で沖縄弁が使われていて、「えっ、今なんて言った?」と考えているうちに話が進んでしまうことです。ストーリーが難しいのか、キーワードが聞き取れていないのか、自分でも判断がつかないまま、物語に置いていかれてしまいました。むしろ、米軍インテリジェンスの英語の方が、まだ何となく意味がつかめるような気さえしました。
勝手な推測ですが、米国と日本本土に振り回される沖縄という構図を描くために、あえて正規の沖縄弁を使ったのではないかと思います。字幕をつけることも検討されたかもしれませんが、それでは本土の日本人にとって「他人事感」が増してしまうため、あえて字幕をつけなかったのかもしれません。
暴力的な描写が多いため、地上波での放送は難しいのではないかと感じました。配信の際には、沖縄弁の訳を字幕に追加し、字幕の有無を選択できるようにした方がよいと思います。すべての観客が高い意識や理解力を持っているわけではないので、視聴のハードルを下げる工夫が必要だと感じました。
社会的に重たいテーマを扱っているだけに、物語に入り込めず置いてきぼりにされたのは残念でした。制作された方々の一生懸命な熱量を感じるだけに、なおさら悔しい思いがあります。結果的に、「頭が悪くてついていけませんでした、ごめんなさい」という感想になってしまいます。
何処に沖縄リアルは理解されるんだろう
普段ならコメントしない自分がどうしても言いたいこと!
映画の出来は素晴らしかったの一言です。監督の想い、出演者の想いがこの作品の全てだと思う。
それに比べて、レビューのなんて浅い事に驚く。上映時間の長さ、出演者の良し悪し、ロケの良し悪し‥
私が印象的だったのは、映画終わりの沖縄の人たちの無言の退館風景です。
一体、日々生活する本土の何人にこの沖縄のリアルが、映画を通して伝わるんだろうか?
普段に空飛ぶ戦闘機、日々起こる米軍基地の不祥事、埋め立てられる珊瑚礁の海‥
監督の歴史を通して沖縄のリアル、それに触れた出演者の人々たち、それを本当に理解出来るのは‥
日々生活する、島の人たちに儘ならないはず。
もう一度、日々の自分たちの暮らしを改めて見直す警鐘の作品であると信じています。
これぞ映画!の迫力ある映像
妻夫木さんをはじめとした役者さん達の演技が素晴らしく、劇伴も良くて3時間11分ずっと惹き込まれました。
車が横転したりぶつかったりするシーンや暴動のシーンなど迫力ある映像は圧巻。これぞ映画!という感じで映画館で見るべき映画だと思いました。
方言のせいなのか、所々分からない部分もあるので、ナレーションや分かりやすい台詞で分かるようにしてあれば良かったと思いますが、原作を読めば分かるのかな。
この映画を見なければ、戦後のアメリカ統治下の沖縄を知ることはなかったと思います。日本人なら見たほうがいい作品だと思います。
3時間映画に当たり無し
これはなー難しいなー評価が
好きか嫌いかで言うと間違いなく好き。
でも好みでない部分もチラホラ。
きっと原作未読だからなんだと思うけど。
纏まらないので以下、箇条書き👇️
・舞台の沖縄は戦後占領下ではあるけど、作中でも米軍がいることで物質的な豊かさはあることに触れられていた。そっか、自由のない豊かさと貧困を伴う自由。究極の選択…
・戦果アギヤーについては初めて知った。沖縄版義賊を指すのね。それにしてもあの子たちの歯の色の汚さ……
・ヤマコがみんなのアイドルなのはわかったけど、映画の中でもその描写必要だったかな??
・ダニー岸が一番味出してたw
・なんで沖縄駐在米兵を描写するときってみんなこぞってデカくてなんかブヨブヨしてるんだろ…きっともっとムキムキの人とか比較的線の細い人だっているんぢゃないのかな。
・『あんぱん』最終回を観ずして宝島観てしまったからグスクが途中から八木さんにしか見えなかった…(八木さんだったらもっとスマートに英語話しそうだけど)
・レイのやり場のない想いを狂気に変えて
沖縄の複雑な戦後が詰まってる
今につながる米統治下の沖縄の実情
コザ騒動の知識はあったが、「戦果アギヤー」や密貿易が実在していたことはもちろん、小学校への米軍機墜落、米軍基地での毒ガス漏れといった大事件が実際に起こっていたことを全く知らなかった。米統治下の沖縄について、いかに無知だったのかを思い知らされる。
これら実際の事件や当時の実情を取り入れて、長編エンタメ小説に仕上げた真藤順丈の原作が評判を呼んだことは納得できる。
映画化に当たって、当時をリアルに再現するため、街並みのセット、衣装、音楽にこだわり、クライマックスのコザ騒動のモブシーンまで、熱量高い画面づくりは見応えがある。しかし、一つ一つのシーンは熱いのに、前後がうまくつながらずに羅列されたようで、作品全体としての深み、重みが感じられないのは残念。実際の事件に引っ張られすぎて、登場人物それぞれの人間が描けていないというか…
沖縄の方言やイントネーションから、セリフが聞き取りづらい面もあったせいか、意味が理解できないシーン(特に窪田正孝のパート)もあった。原作ではどうなっているのか分からないが、最後に物語の鍵となっていた人物が明らかになるあたりも。
映画作品としての難点はあるが、今の人たちに知られていない米統治下の沖縄の実情を明らかにし、それが今につながるものだということを知らしめた意義は深い。妻夫木聡が全国キャラバンしている想いは受け止めたい。シニカルにではなく。
沖縄の哀しくも熱い歴史を感じる作品
今年の春、4回目の沖縄旅行に行きました。初めての一人旅で、今回は沖縄の歴史に向き合ってみよう、と言う気持ちで行きました。これまでの旅行では避けてきた史実。コザの資料館や各地の御嶽を訪ねたり、知れば知るほど胸に迫る様々な想い。コザ暴動の詳細も今回初めて知りました。映画も、戦後からコザ暴動までの物語が描かれます。哀しくも熱い物語が当時の雰囲気を見事に再現したセットや空気感の中で紡がれて行きます。コザ暴動も迫力あるシーンでクライマックスの展開を盛り上げます。
沖縄が好きで、でもその歴史的背景を知らない人に体験して欲しい映画です。見終わったらますます沖縄への想いが強くなると思います。3時間の上映も長く感じず観ることが出来ました。
全543件中、61~80件目を表示
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