劇場公開日 2025年9月19日

宝島のレビュー・感想・評価

全764件中、121~140件目を表示

0.5個人的には駄作もいいところでした。

2025年10月9日
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ぬこ

3.5フィクションか、ノンフィクションか。

2025年10月9日
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鑑賞方法:映画館

興奮

斬新

ドキドキ

 今まで戦後史といえば、焼け野原からの復興や、東京オリンピック、大阪万博といった輝かしい歴史の数々に光が当てられてきた。しかし、この映画は同時期の沖縄県を舞台にしている。沖縄の歴史といえば、戦時中の投降拒否による身投げや、白百合学徒といった非常に悲惨な記録を目にすることはあるが、戦争が終わってからの記録を目にする機会はなかなかない。そんな未知の戦後沖縄を知るための第一歩として、この映画を観る価値がある。観なければならない。この映画はノンフィクションではない。かと言ってフィクションとも言い切れない。映画の中で描かれた数々の事件や事故は実際に当時の沖縄で起きたことである。映画の中で描かれた様々な人々は、確かに登場人物としてはフィクションかもしれないが、間違いなく、当時こういった人々はそこに生きていた。このような歴史を我々は直視しなければならない。また、そこに至った沖縄の歴史を直視しなければならない。
 沖縄県はかつて「琉球王国」と呼ばれる独立した国で、中国や日本、東南アジアと貿易をすることで繁栄を遂げた。しかし1609年に薩摩藩が攻め、支配されるようになった。表向きは琉球王国として残されたが、実際には日本の管理下に置かれた。そして明治時代になると、日本政府は国を一つにまとめるために、1879年に琉球王国を正式に廃止して「沖縄県」とした。その後日本は清や朝鮮を攻め、支配することで欧米列強と肩を並べる。しかし太平洋戦争で1945年に日本は連合国軍に降伏し終戦。終戦から7年後の1952年に主権を回復した。沖縄が本土復帰を果たしたのは終戦から27年後の1972年。
 では、沖縄にとって最も幸せな道はどのような道だったのか。沖縄は日本に振り回されたといっても過言ではない。しかし日本が支配しなければ他の国や欧米列強に支配されていた。確かに日本は他国を攻め、支配してきた。今の感覚で考えれば到底許されるものではない。しかし歴史を考える上で、当時の情勢と常識を加味することを忘れてはならない。もし仮に、日本がどこの国も支配せずにお山の大将だったとしたら、アジア全体が欧米列強に支配されることは免れなかっただろう。支配せざるを得なかったのだろう。では戦中、戦後の沖縄はどうだろうか。前述したように戦中の沖縄は「捨て石」と呼ばれ、悲惨という言葉で言い表せないほどに悲惨なものだった。戦後もアメリカ軍が今現在に至るまで常に駐留しており、他の都道府県と比べても間違いなく負担が大きい。
 ここまで沖縄を中心とした歴史について書いたが、話を映画に戻す。この映画には、戦後の沖縄がどう復興し、発展していったのか。なぜ本土復帰を目指し、米軍を沖縄から追い出そうとしていたのか。ということがよく描かれている。実はこの文章には矛盾がある。この矛盾が、この映画を観たことによって私が「幸せ」について考えるきっかけとなった。
 戦後の沖縄、否、日本が復興を遂げられたのには間違いなくアメリカ政府や米軍が深く関わっている。これが復興することができた理由の一つだ。そして沖縄には米軍が駐留し、街に出ていた。これが発展した理由の一つだ。ではなぜ、本土復帰を目指したのか。米軍を沖縄から追い出そうとしたのか。それは米軍や米兵による数々の事件、事故が原因となっている。この映画には、その時代に沖縄で生きていた多種多様な人々の生活が鮮明に描かれている。そこには、米兵に体を売ってお金を稼いで良い思いをしていた人。米兵に酷いことをされて殺されてしまった人。米軍や米兵の事故で死んでしまった人。そして、それらの事件を捜査するも、MPに介入され逮捕できずにいる警察やそれに不満を持つ人々。人の数だけ考えや思想がある。この「人」の単位で幸せについて考えるまた見え方が大きく変化する。では結局、人の幸せとはなんなのか。それは、「今、そこに生きている人が幸せかどうか」が最も大切なことである。確かに戦争からの復興、経済発展を遂げられたのはアメリカ政府や米軍のおかげだったかもしれないが、そのせいで自分たちの暮らしが脅かされては元も子もない。国単位で見るか、人単位で見るかということである。私が矛盾に感じていた理由がそれである。国の視点と人の視点を持ち合わせていなかった私に、新たな視点をもたらしてくれた。そして何より、沖縄が大変な思いをして1番良い思いをするのは米軍ではなく日本本土である。そのことを、決して忘れてはならない。
 エンドロールで、実際に撮られた、当時の沖縄の写真が流れる。果たして、フィクションなのか。ノンフィクションなのか。

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あんのういも

4.5忘れてはいけない映画

2025年10月9日
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戦後、返還前の沖縄の日常…県民の苦難に心を揺さぶられる…映画を観ると、3時間程度では描き尽くせない出来事、事件がもっと山ほどあったのだろうと想像できる…今もなお変わらない問題もあり、考えさせてくれる映画。俳優陣の演技も凄みがあって素晴らしい。忘れてはいけないし、大人も子供も沢山の人が観たらいいのにと、個人的に思っています。

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ebisado

4.5「壮大な映像」

2025年10月9日
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興奮

知的

今年300本目。

中盤から40分この大人数の撮影、壮大な映像圧巻でした。コロナでこの撮影はまた日常が戻りつつある嬉しい。油断は禁物ですね。1951年から1972年沖縄本土復帰の近くまでの作品。実際あったかどうかは分からないが映画として面白い。

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ヨッシー

4.0何故ヒットしないのか

2025年10月9日
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知的

難しい

沖縄の歴史に興味がある自分にとって凄く刺さる作品
スケールが大きいし191分の上映時間も映画に没頭出来たので気にならなかったです

沖縄が日本に返還されたのは1972年5月15日でまだ50年くらいしか経っていないんですよ
それを当時リアルに経験したかしないかで作品のメッセージの受け取りかたが違うと思います

そして俳優陣の熱演が妻夫木聡さんをはじめ見ものです

「国宝」とまで言いませんがもっとヒットしてもいいと思うのですが…

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よう

4.5観るべき作品

2025年10月9日
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知的

難しい

ずっと観たかったのに、出遅れると近隣の映画館ではあっという間に1日1回上映になってしまい、さらに真っ昼間かレイトショー。やっと有休の平日に鑑賞の機会となりました。

この作品も長尺で映画館の端の席から埋まっていくという(笑)
私はずっと見入ってしまい、それほど長さが気になりませんでしたが、英語、方言、暗い画面で全部を理解できたかというと怪しいかも。
でも沖縄の戦中、戦後に想いを馳せると戦果アギャーや沖縄の人々の、胸をかきむしりたくなるような悔しさ、やるせなさを思って辛くなります。

結構、暴力シーンもあるので苦手な人もいるかもですが、迫力ある映像や美しいシーンもあり観るべき価値のある作品だと思いました。
メインの役者さんもすごく良いし、チラッと映る俳優さんを最後のスタッフロールで確認するのも良きでした!

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まままるこ

4.0知り合いが酷評していたのだが、、、

2025年10月9日
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多少のツッコミどころはあるものの良い作品だった。戦後の沖縄って知らない事が多い。というか戦争で大きな被害を受けたこと以外ほとんど知らない。沖縄が本土復帰した年に生まれた者であるにも関わらず知ってるのは復帰した事実のみ。復帰までの沖縄の雰囲気が知れたのは良かった。終盤の伏線回収はよく出来てたし想像をはるかに超えてた。

少し思ったのはやるならトコトン硬派に貫いて欲しかった。どうしてこの作品に恋愛要素が必要なのか?グスクがヤマコの家の前で告白するシーン、あんなの無くても伝わる。雰囲気匂わすだけでもウザいのにそれを口に出すとか要らん。
硬派を貫くという点では伏線回収はやり過ぎ感もあったが今作では良かった点として置いておくとしようか。
ただこれだけ鮮やかにネタばらしするなら、途中に不要なナレーションがあった。ナレーションの時点でなんじゃそれ?って思ったが、終わってみると無くても感じれるセリフだった。以上の難点さえ無ければ星は4.5だったな。

実は知り合いが酷評していた、時間の無駄だから観に行くなと言ってた作品。観ないと叩けないな〜などと思いつつ観たが、叩くほどの要素も無く、素直に良い作品だったと思う。1400円で観たが倍出しても充分な満足感。迷ったけど観て良かった。

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mrkc7

4.0敵の顔が見えない沖縄

2025年10月9日
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悲しい

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PJLBN

4.5ミルク給食の時間

2025年10月9日
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悲しい

とても良い作品でした。
私には、教師になったヤマコ(広瀬すず)が素朴な子どもたちにミルクを注ぐ穏やかな時間からの窓辺に集まる児童たちのざわつき、それに続く惨状が強烈に心に刻まれました。
帰宅して「沖縄 小学校 戦闘機」で検索し、宮森小学校米軍機墜落事故のことを知りました。証言動画も見てこんな悲惨な事故があったのかと心が痛みました。
アメリカからは、死者は4500ドル、重傷者は障害に応じて2300 - 5900ドルの補償金が支払われましたが、この額は被害者側の要求の1割程度に過ぎないという。4500ドルは360ドル/円換算で162万円、当時の物価は現在の約6倍(消費者物価指数 : 1959年17.2、2024年110.0)を考慮しても1千万円程度に過ぎない。

過去のことではなく2017年12月13日には、米軍ヘリCH53が重さ7キロの窓枠を小学校の校庭に落下させ、その日以来、校庭は子どもたちが自由に遊んだり、学んだりできる場所ではなくなってしまった。

コザ暴動のことは知ってはいましたが、私が生まれる一年前に起きたこの事故のことは、今まで知らないまま生きてきました。それを知っただけでも充分価値のある映画でした。

そのほかの感想です。
・沖縄の方言が鑑賞の妨げにはなりませんでした。
・『Once Upon a Time in America』の悪ガキ時代の描写ほどでなくても、少しだけ子ども時代の孤児同士のつながり描写はあった方がより没入しやすくなると思いました
・グスク(妻夫木聡)が拷問されたCIAの男(木幡 竜)を、「こいつは、アメリカ軍の手先だ」と言って興奮するコザ暴動の群衆に引き渡したのは、痛快でした。

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giantsteps

2.0長いし馴染みにくい・・・

2025年10月8日
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プライア

4.0本土に見捨てられた沖縄の姿

2025年10月8日
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これが本土に見捨てられた沖縄の姿かな。なかなか沖縄弁が難しかったので、全容が把握出来なかったものの何とも出来ない苦しさは十分伝わった気がするな。

思えば1974年頃か、沖縄の女子が名古屋の中学校に転校してきたのだが、聞いてみると沖縄が危ないから両親が名古屋の親戚に娘を預けた形だと言っていた。まさにリアルな出来事だったのかもしれないね。展開からして広瀬すずに救われたね。

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重

期待以上

2025年10月8日
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約3時間の上映で、必要の無い場面も有るけど、鑑賞後の感覚は満足です。

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ヒデポン

4.0広瀬すずの怒りが一番説得力あり

2025年10月8日
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「るろうに剣心」の大友監督らしく圧倒的な熱量が伝わってくる。
沖縄が歩んできた、裏面の米軍との闘争史が、「コザ騒動」の歴史的事件であぶりだされる。 そこはとても熱くたぎるものがある。
大友監督のこだわりは、3時間以上の上映時間にもあらわれる。彼にとって、安易なショートカットはタブーだったのだろう。まるでイタリアのセルジオ・レオーネ監督を思わせる、長尺ぶり。
憲法より日米地位協定が優先し、それを拡大解釈すると、何をやらかしても、米兵は常に無実という現実。
そのやるせなさが画面を覆う。
同じ沖縄が舞台の「怒り」でも、女性の立場から米軍への怒りを表現した、広瀬すずの熱演を買う。
彼女の強いメッセージに、暴力には暴力での男たちの論理をねじふせる説得力を感じた。

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ジョー

4.5エンタテインメントの中で戦後沖縄を真正面から描いていて、敬意を覚えた

2025年10月8日
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Kazu Ann

4.0沖縄人の憤り、故郷への愛、仲間への愛

2025年10月8日
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泣ける

知的

難しい

終戦直後~返還の頃までの沖縄の人々が抱いたであろう、今でも抱いておられる方も大勢いらっしゃるであろうフラストレーション、また、平和な国土を維持することや異質な者同士が分かりあうことの難しさをリアリティを持って感じることができた。

主役の若者たちは、突如不在となったカリスマの意志をそれぞれに受け継ぎ、それぞれの正義の元にそれぞれの道を歩む。その過程で共感・共闘する者もあれば、衝突する者もいるが、根底には「この沖縄を良い所にしたい。」という自身の生まれ育った場所や仲間を愛する気持ちがそれぞれに見られ、私はクライマックスのシーンを涙無しでは見られなかった。俳優陣、製作者の方々お見事というより他にない。

言葉が若干聞き取りづらいところがある点は、雰囲気を掴めば良いというスタンスの私個人的には気にならず、むしろ、そんな都合の良い所でそんなことあるか?と思ってしまう箇所の方が気になると言えば気になるのだが、そこはエンタメとして割り切るべきところ、いや、むしろそれくらいエンタメのためには必要という見方を支持したい。

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サマシヨ

5.0当時の沖縄は映画の通りの現実でした

2025年10月8日
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商業映画で、ここまで真っ向から沖縄に向き合った作品知りません。
私は70歳過ぎで、本土の人間ですが、大の親友が沖縄の人間で、若い頃何度も沖縄に渡り、一緒に沖縄全島を回り、生々しいままのガマも見ました。
劇的過ぎて感情移入出来なかったと書いてた人がいましたが、私の見て経験した現実の沖縄は、この映画の通りです。いやもっとアメリカからも日本からの差別も激しかったと思います。
コザ騒動は、まさにあの通りの沖縄の人達の、どうしようもない叫びでした。
映画を観ながら、パスポート握りしめて日本に来て、苦労しながら若くして病に倒れた朋友の姿を思い出し、泣けて仕方なかったです。
グスクの、レイの叫びは今も続いるとと思ってます。
冷ややかなレビューを見て、居ても立っても居られず、書いたこともないレビュー書きました。
どうか、もっと多くの人にこの映画見て欲しいです。

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santa

3.0エンタメ寄りの沖縄の歴史鑑賞

2025年10月8日
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悲しい

この作品、取り敢えず観なければと思っていた。終戦後の沖縄を描いた作品はドキュメンタリーが多いイメージで原作を読んでない私は予告編を観て壮大なミステリーを想像していた。
そもそも沖縄は観光だけで語れる所ではない。先の大戦では上陸した米軍によって蹂躙され、ガマで集団自決、ひめゆり部隊、宮森小学校米軍機墜落、米軍基地で働く人々とそうでない人々の分断などエピソードに暇が無い。
この作品も事実とフィクションを織り交ぜながら、主人公たちを通して立ち場の違いから見る沖縄の苦悩を浮かび上がらせるのだが、私の心の中に違和感がある。
敢えて言うならオンかっこよすぎ問題である。
時代に似合わないカッコのファッションに何か変?と思わずには居られない。チャラ男感がにじみ出るこの感じ…私の中でオンが英雄に見えない。

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うにたん♪(DCPにも抜け穴あるんだ)

3.5宝島

2025年10月7日
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なんとなく知っていたつもりだったけど、つもりだったことを実感した。沖縄の方の抱いていた感情に触れることが出来て現実をより深く知りたくなった。各々の戦果(正義)があって、直向きに生きている姿が美しかった。

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ゆー

4.5沖縄県民の絆の強さ。

2025年10月7日
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沖縄が大好きで、時間があれば沖縄に行く。沖縄には大好きな友達もいる。ただずっと昔から思っていたこと..どれだけ沖縄が好きだろうが、何度沖縄に行こうが、「めんそーれ!」と快く迎え入れてくれる沖縄の人との間に見えない壁を感じる。
壁というか、沖縄の人と関われば関わるほど沖縄の絆が深い事に感銘を受ける反面、なんだかもどかしさが拭えない。私もこんなに沖縄が好きなのに、完全には沖縄の人たちの輪に入れない感覚。
それがこの映画、宝島を見て納得できた。

沖縄は好きだけど、沖縄の歴史まできちんと調べたことはなかったし、沖縄の友達と歴史について語ることはなかった。まあ、簡単に語れる話でもない。
今の時代を生きている友達だけど、きっとおじーおばーから戦争の話、戦争後の話を聞いているだろう。沖縄の踊りや民謡が継がれているように、歴史の話もきっと語り継がれているわけであって。

劇中、「わーは、うちなんちゅ」と言う叫びに心がギュッとなった。寂しいけれども結局私は、内地の人なのだ。内地の人がこの沖縄の強い絆の輪に簡単に入れるものか。

ちょっと視点が違うかもしれないがモヤモヤしていた感情がスッと解けて、ひどく納得した。

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katsum1

5.0観るべし

2025年10月7日
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観てきました。何故本作品に否定的な意見があるのか、わからない。非常に観応えのある評価に値する「大作」だと思う。原作を読んでいた事もあり、3時間を超える作品にも関らず、飽きることなく観了できた。
何の先入観もなく「沖縄って好き!」と言っている方々にも、沖縄の別の一面をわかってもらえるのではいかと・・・
コザ暴動までの、個々の登場人物の背景と沖縄の歴史の描写、それに絡めたウタの生い立ちとオンちゃんの生涯、なかなかよい構成だと思いました。
人身御供として米国(アメリカー)に沖縄(ウチナー)を差し出した日本(ヤマトゥ)。植民地として沖縄を支配する米国と利権を求めて入り込む日本、言葉だけの本土復帰。戦後の沖縄ってこんなだったんだ・・・じゃなくて現在でも根深く、これらも問題は沖縄に根付いている、今もです。
三線を通して、沖縄の歴史文化に触れる事も多く、また勉強もしていますが、改めて考えさせられる作品でした。一人でも多くの人たちに見て戴きたい大作です。

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Tetsu
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