劇場公開日 2025年9月19日

「久しぶりに本物の映画を観た」宝島 kansaiさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5 久しぶりに本物の映画を観た

2025年10月13日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

癒される

ドキドキ

昨今ドラマの最終回の様な映画ばかりの中
「国宝」といい「宝島」といい、本物の映画が続いている。
批判している人達は方言が分からんとか
ラストのオチが弱いとか・・
こういう人が多いから、ドラマの最終回みたいな映画が多くなるんだろうなと思う。
あれだけ分かりやすくして分からんなら、本気でウチナーグチで映画作ったら何も分からんよw

3時間という長い映画ではあったが、気が付くと私は戦果アギャーとして映画の中に入っていた。
コザ騒動の「ぬーそーが!」の場面では心が震えた。ウチナンチュとして皆と戦っていた。
確かにあれだけ3人を振り回してラストのオチがそこか〜と思ったが、逆に監督が伝えたかったのはそこだったか!と思ったら妙に腑に落ちた。
「ぬちどぅ宝」よね?

戦後私達が歩んできた日本と戦後沖縄の人達が歩んできた日本は別の日本だった。
臭いものには蓋をする都会とその負担を負わされる地方。
映画を観ながら「これは昔の話なのか?80年たっても何も変わってないんじゃないの?」とすら思った。

最後にこれから観に行く方へ
沖縄ヤクザの歴史(コザヤクザと那覇ヤクザ)
ぬちどぅ宝の意味
簡単な方言(アンマー、ひんぎる、ぬーそーが他)
ぐらいは事前情報として入れていくといいんじゃないかな。
いい映画でした。

kansai
マコちゃんさんのコメント
2025年10月15日

少しコメントさせていただきました。沖縄を本当に理解するのは難しいです。生まれ育った本土人間には、沖縄の人🟰島の人と呼びますが、その苦しみ、日常、差別は絶対的に理解出来ない。20年移住者の私でさえ、やはりヤマトんちゅと呼ばれ、島の人にはなれないんです。
沖縄の綺麗な海と景色に憧れて沖縄に来る観光客は多い。
しかしながら‥沖縄の歴史を考える、知る人は少ないのです。
沖縄では終戦記念日では無く、慰霊の日を小学生の頃から家族に教えられ歴史を知ることを聞いて‥慰霊の日がどんなに大事か知った沖縄生活でした。

マコちゃん
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