「長いし馴染みにくい・・・」宝島 プライアさんの映画レビュー(感想・評価)
長いし馴染みにくい・・・
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戦後の沖縄。瑛太・妻夫木・窪田らは米軍基地で窃盗をする。
が、何度か忍び込んだある日、米軍に発見され、はぐれる。
そして瑛太だけが帰ってこなかった。
それから5年ほど、妻夫木は刑事に窪田はヤクザになってた。
そしてそれぞれのやり方で瑛太の行方を捜してた。
妻夫木が手腕を買われて米軍のスパイ的なことをしたり、
窪田が米兵狩りをしたり爆弾テロを企んだり色々ありつつ、
少年時代から交流してたハーフの少年が米軍に撃たれ死亡。
それにより、少年が米軍高官と沖縄女性の間の子と判明。
あの日瑛太は捕らえられ、ある島で強制労働させられてたが、
その子を連れて脱出し、死んだのだった。
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2時間半かと思って行ったら、3時間半だった・・・。
長い・・・そしてあまり面白くなかったなあ。
時代が古くて知らん言葉も多く、方言も聞き取りにくい。
あと争いの暴力的な描写や拷問みたいなのも多い。
こういうのって、見てて何かしんどくなるんよな。
(ただそういう感情の強く出るシーンって、
役者さん達の演技力の凄みが際立つんだけどね)
そして何より、今と時代が違うせいなんだろうけど、
何でそんな生き方してんの?って共感できない。
瑛太がいなくなって10年以上も経つのに、まだ探してる。
しかも、あいた時間にとかでなく、それメインで生きてる。
今の時代感覚からは、すっごい後ろ向きに見えてしまう。
とても幸福には見えないし、不必要な執着に見える。
現代が楽しいことに溢れた時代だからそう思うのか?
つくづく贅沢な時代に生きられてる幸運を改めて感じたな。
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