「オンちゃんの存在があまりによく分からない」宝島 りくさんの映画レビュー(感想・評価)
オンちゃんの存在があまりによく分からない
3時間以上という、国宝を凌ぐ大ボリュームという作品です。
自分は映画好きで、だいぶ前から広告でよく耳にする作品だったのでとても期待していました。
その実、オンちゃんという村の英雄が最初の30分程度に姿を現し姿を消し、残りの2時間半をオンちゃんを探すような作品です。
しかもその顛末も、"えー、、"って個人的には思う作品です。風呂敷広げといてそれなん?って感じです。
ぶっちゃけ私の理解不足もありますが、作品見終わったあともよくわかってないオンちゃんの話は以下です。
・"予想外の、、戦果、、"とか言ってた病人の点。
いやいや、オンちゃん以外この戦果そんな気にしてなさそうだったじゃないすかw
・ガスマスクが唐突に送られてきた点。
※これは自分が理解不足だったら申し訳ないのですが、正直見終わった後もよく解ってないです。〜意味ありげな手紙も添えて〜
・ウタが途中で酒場でみたオンちゃんみたいな人は何だった点。
気のせいだったってパターンですかね?
・「オンちゃんはいきてるっ!(キリッ)」って言ってた人の点。
→車ひっくり返されて災難でしたね、、
オンちゃんという人物が正直腑に落ちない点が多くて、登場人物みんなの人生を揺るがすほどの人物だったかと、あまりに伝わってこない感じです。(それが全てですかね)
最初の30分くらいのエピソード、もっと尺とったほうがよかったんじゃないですかね?
オンちゃん以外の、コザの暴動の件なんかは歴史的にこんな事があったんだと映画で知れるいい機会だったと思います。
その点では見るに値する作品だったんですが、長時間の尺と、かけた金額の割に、、と思って⭐︎1でお願いシャス(。>人<。)
オンちゃんに話を広げないで、コザ話だけで2時間くらいにコンパクトに収めてくれればよかったかなぁって感じです。
失礼します。
「予想外の戦果」も「ガスマスク」の意味も原作を読んでいなければ、でしょう。私の場合原作を読んでから観たので画面に出てこない展開でもついていけましたが、やはり不親切かと。これらは映画でも触れられてはいるのですが、あっという間で理解する時間が足りなすぎると思います。
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