「理想を信じるか現実をねじ伏せるか」宝島 龍神さんの映画レビュー(感想・評価)
理想を信じるか現実をねじ伏せるか
本土に見捨てられたあの時代の沖縄の怒りと咆哮を見た気がするよ
良い悪いは知らないけれど
この怒りと咆哮はまだ終わってない
なにげに興味深かったのが
本土復帰に反対してた人もいたって所
まぁ今も基地の建設に賛成してる
地元民もいるもんな
雇用とドルの利益ってのは確かにあるんだし
ジャンル的にはハードボイルドになるのかな?
想像してたよもかなり地味な作品だった
盛り上がりも確かにあるけど
全体的にはかなり地味
でもセットや各種小道具のクオリティは抜群に良かったと思う
暴動の描写はかなり良かった
しかし
恐らく原作ではしっかり描かれたであろう
各勢力のドラマがかなり端折られてる気がする部分はちょっと減点
愛憎部分の描写はもう少し削ってもよかったんじゃないかな?
それとウチナーグチが達者過ぎて
なに言ってるかわからない場面が結構あって困った
字幕付けるのもなんか違う気がするしなぁ
難しい所だ
三時間以上あったけど
国宝よりはよっぽど物語に入り込めたからそこまで長くは感じなかったな
まぁある意味
真相を暴くミステリでもあるから
退屈しないで観てられただけかも知れないけど
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