「戦果」宝島 ゆきさんの映画レビュー(感想・評価)
戦果
あの圧倒的な熱量の予告からしてとても期待していた本作。
初日に観たかったのに191分という長尺の為時間が取れず、本日よ〜やっと鑑賞。
公開から4日、朝9時過ぎからの回でも大入りでした。
今年は戦後80年という事もあり、個人的にもNHKの特番や、本・映画を通して戦争について考える時間が多かった。
今年の8月9月は正直キツい。
沖縄のコザについては「遠いところ」を観てから少し調べた事があったが、本作で描かれるアメリカ統治下の沖縄の事は詳しく知らなかった。
通過がドルだったり、日本の法律は適用されなかったり(アメリカ優位)沖縄県民は理不尽な立場だった事位しか知らなかった。
生活の為に米軍から物を盗んでいた人々の存在は何となく聞いたことはあったが「戦果アギヤー」と呼ばれていた事も知らなかった。
太平洋戦争末期、本土決戦への時間稼ぎとして沖縄を見捨てた日本(軍)
大きすぎる犠牲を出しボロボロにされた沖縄と沖縄の人々。
終戦を経て1972年、沖縄の本土返還までの、沖縄に生きた人々の姿を生々しく描いた作品でした。
どうしようもない怒り。
絶望し尽くしても尚沸々と湧き上がる枯れる事のない怒り。
武器を持つ事が抑止力になるのか。
やられたらやり返してはダメなのか。
平和なんて一度も見たことがない。
厳しい時間でした。。
共感ありがとうございます。
想定外の戦果が唐突に思えましたが、序盤ガマに手榴弾を投げ込んだり骨が晒されていたり・・を考えるとやはり命どぅ宝に行き当たるんでしょうね。ちょっと解り難いと言えばそうですが。
平和なんて見た事ない!沖縄の人々だから言える真実ですね。我々ヤマトンチュは目を逸らしている、せめて好戦的な思想だけは持ち続けていたいものです。でも暴徒にいけにえは絶対駄目!ですね。
コメントありがとうございます。後半の部分、現実感を失わずまとめて欲しかったです。妙なファンタジーと伏線回収で大切な話が薄れてしまいました。
マタゾウのアイコンは生成AIで作成しました。tとaの間に不要なものが入っちゃってますがまあいいやと。
コメントありがとうございます。
窪田くん、ヤクザになった途端に頬もこけたのか輪郭まで変わってたような…
栄莉弥くんカッコよかったけど、何の説明もなく出てくるから最初ウタだと気付きませんでした。
若い女性ほとんど出てないし、ヤマコを口説いてた流れから一気に子供まで!?と。笑
2010年、当時の鳩山由紀夫首相が普天間基地の辺野古への移設を「最低でも県外移設」と沖縄の人にとって至極まともなことを言ったのに、やまとんちゅの常識の中で、政治的に稚拙、防衛戦略上どうなんだ、みたいな展開でアッサリと退陣に。
私自身、退陣を煽る空気にさして違和感を覚えていなかったことが苦く思い出されます。何をすればいいのかいまだわかりませんが、真摯に重く受け止めるべきことだということだけは忘れないでいきます。
追記。戦果は彼でしたね。
結果守れなかった。
ここに大きなメッセージがあったと思います。
それにしても重いお話しなのにそれでも脱線させる!
栄莉弥、光路ブラザーズの美しいお顔。
ずっと見ていたい。
今回もシリアスバージョンですか?お嬢さん!なんてね。
この長尺をもってしても“オキナワ”を描ききることはできません。しかし大いなる意欲は買うべきとして★5です。
こんばんは(:3[▓▓]
普段右目からしか涙が出ない私が左目からも涙が…😢窪田の熱演は凄まじいものがありましたね。
ウタという希望を失った彼らは今後どう生きて行くのか…。胸が締め付けられます。
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