「ゴザ暴動までは完璧な映画」宝島 だるまんさんの映画レビュー(感想・評価)
ゴザ暴動までは完璧な映画
ゴザ暴動まではあっという間。たぶん歴史的事実と、その中で生まれた物語の境界が曖昧で全てがリアルに感じた。
迫力が凄い。
沖縄出身、、、じゃい、第二の故郷という妻夫木聡が泣いてしまうのもわかる。
歴史で習った気もするけど、なぜ本土復帰が決まったから暴動が起きたのか謎でしたが、納得しました。
そりゃ積年の怒りはもっとも。
沖縄人、大和人、アメリカ人
ゴザと那覇という対立
という考えに納得。
日本と沖縄は同列に並べて平和を論じられないということも納得。
数字で見れば簡単だけど沖縄だけ27年間も占領されたいたと思うと、、、やはり長いですね。
同時にアメリカの基地に依存しているところもリアルに感じました。
沖縄の方言で何を言っているのか分からないところが多い。沖縄の人が分かればいいのかもしれないけど。
ゴザ暴動までは完璧な映画に思えました。
途中、伏線というかミステリー要素がありますが、大きく振りかぶった割にはちょっと弱いかも。どうしても蛇足に感じるところもある。最後の洗骨シーンは良かったけど。
あとは、やっぱり3時間越えは長い。
多少メッセージ性が強いけど、こんなわかりやすいことも言わないと伝わらないのかな?もう少し考えさせられる内容でも良かったかも。
と思ったら、通じない人もいるらしく。
やっぱり必要なことかも。
大人が観る映画ならちょっと余白が欲しいかも。
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