「濃厚な3時間」宝島 Yumさんの映画レビュー(感想・評価)
濃厚な3時間
戦後、アメリカの統治下にあった沖縄を舞台に若者たちの生き様を描いた作品です。
耐え難い苦痛を味わってきたうちなんちゅの怒りのパワーは凄まじく、暴徒化した人々の様子は圧巻でした。自分たちの居場所を守るために声を上げ続けてきた(今でもですが)沖縄の人々の思いがスクリーン全体に広がります。実際に経験した人にしか分からない痛みなのだと思うとやるせない気持ちになります。
アメリカだけでなく日本とも対峙してきた彼らの叫びは生々しく濃厚な3時間になりました。
コメントする
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。