「役者よし!演技よし!熱量もよし!ただ惜しい……」宝島 みやびんさんの映画レビュー(感想・評価)
役者よし!演技よし!熱量もよし!ただ惜しい……
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191分の大作で、キャストの熱演や制作陣の熱量は確かに伝わってきました。妻夫木聡や窪田正孝、広瀬すずらの存在感は強く、日本映画としては破格のスケールです。
ただ長尺ゆえに冗長に感じる場面も多く、映画としてのテンポは緩慢。オンが命を懸けて守った“戦果=ウタ”が未来につながらずに終わってしまう展開も残念で、犠牲の意味が薄れてしまいました。埋葬のシーンも蛇足に感じます。
意欲作であることは間違いありませんが、観終わって残ったのは「惜しい」という感覚と同時に、結局この映画は何を一番伝えたかったのか、腑に落ちない思いでした。
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