「役者さんの熱量は「国宝」に勝るとも劣らず」宝島 ぽんぱるさんの映画レビュー(感想・評価)
役者さんの熱量は「国宝」に勝るとも劣らず
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エキストラの皆さんも含め、妻夫木聡さん、広瀬すずさん、窪田正孝さん、永山瑛太さん、瀧内公美と、役者さん達のもの凄いエネルギーを感じた作品。
正直、3時間超えという上映時間にビビりながらの鑑賞だったが、その役者さんたちの熱量のおかげであっという間に感じた。
終盤に差し掛かるまでは5点を付けたい!と思っていたのだが、ラストのまとめ方で少々トーンダウンしてしまったので0.5点減。
さらに、沖縄の言葉が恐らく原作に忠実だったんだろうとは思うのだけれど、ほぼほぼ聞き取れず、映像からきっとこういうことを言ってるんだろうな...という予想で進んで行ってしまう場面も割とあったので0.5点減。(若干分かりやすい言葉にするか、もしくはどうやっても理解不能な言葉のところではせめて字幕を付けて欲しかった)
ただ、終戦当時からの沖縄の方々が味わってきた辛さの何割かでも肌で感じることが出来たのは観る価値があったと思う。
ピエール瀧さんが出てこられたあたりで映画「凶悪」感を感じ、窪田正孝さん(やる方)・妻夫木聡さん(やられる方)の暴力シーンでは映画「孤狼の血」感を、永山瑛太さんには映画「福田村事件」で演じられた沼部新助感を感じてしまった。
にしても、皆さん、凄い役者魂を感じられる演技で素晴らしかった。
いろいろ書いたけれど、観る価値は十分にある作品だと思う。
(細部確認の為、原作読みます)
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