劇場公開日 2025年9月19日

「『国宝』と較べて圧倒的に長く感じた理由(加えて電通が気持ち悪い)」宝島 人類さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0 『国宝』と較べて圧倒的に長く感じた理由(加えて電通が気持ち悪い)

2025年9月19日
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鑑賞方法:映画館

『国宝』ではフィクションの力が濃密に作用していたため、長さを意識する暇もなく没入できた。
それに比べ『宝島』は、沖縄という差別や抑圧の歴史を避けては通れない題材を扱いながらも、その重みを真正面から描くのではなく、イエス・キリストの復活をなぞるような物語の装置として“ダシ”にしているように見えてしまう。
そのため、当事者からすると上っ面だけをすくった印象を与えてしまうのではないだろうか。
さらに、冒頭にスポンサーとして電通の名が表示された瞬間、しらけや気持ち悪さを覚えた。
そうした要素が積み重なり、世界観が十分に構築されず、「必要以上に引き延ばされた場面を見せられている」という感覚が強まり、体感時間が長くなったのではないか。

人類
ひなさんのコメント
2025年9月20日

人類さま、初めまして🙂

>冒頭スポンサーとして電通の名が表示された瞬間、どこかしらけてしまい、気持ち悪さすら覚えた。

最近の映画では珍しいので、びっくりしました。
『国宝』や『鬼滅の刃』は、製作委員会にテレビ局も入れず、映画が大ヒットしているので🫡

ひな
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