あの人が消えたのレビュー・感想・評価
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「我が運送会社は置き配は出来ません」から無理だらけ
ミステリー映画なら、矛盾だらけのストーリーを、怪奇現象で誤魔化して終わろうとする内容が駄目な映画です。「ぜんぶうそ」のストーリーを205号室の女性が知ってる前提が最大の矛盾で、それ以外にもボロが沢山のお粗末な脚本。そして漫画的な何を考えているのか不明のエンドロールも最悪です。
高橋文哉さんのファンの方だけお楽しみください!
難しいこと考えずに観た方が良い
こんな配送業者いないわ、とか言ってる人もいますが。
(私もちょっと気になりましたが笑)
そういう細かいこと考えずに観ましょう。
前半ちょっとよくわからない感じで進みますが、
途中、鳥肌立つ場所もありましたし、
「絶対ネタバレ厳禁」が何なのか
素直に楽しみましょう😊
おもしろかったですよ
(ネタバレ厳禁で観た方が絶対いいと思うので何も言えません笑)
どんでん返し
変な家に似た作品かと期待してましたが、なんだーこれは!!一転二転、前半は予告編で観たまんまの展開ミステリだったが、後半に入ると、あれ???コメディタッチに愕然。。。と、思ったらまた、、、そういう展開⁉️😱
賛否ありそうな、ツッコミ所満載と言うか、色々様変わりで、ちょっと想像と違い残念さはありましたがが、それでも面白かったです。
タイトルほど消えた感じはしなかったが、、、
本当に消えたのは○○○、、、
追記
高橋文哉のあれは、お節介の軽いストーカーですよね(笑) ちょっと行きすぎていて、そっちに気が取られしまった。
TVであらすじの説明があり、『主人公が巻き込まれていく』ってあったが、あれは完全に自分から行った話しよね(笑)
田中圭の役はナイス存在でした。
タイトルなし(ネタバレ)
水野監督のオリジナル作品で監督の溢れる奇才感。
物語は二転三転する展開と題材的にも小ネタが満載なので
分かる方は相当エンタメの守備が広そう。
【”配達員は見た!。そしてスパイ転生。”今作は、序盤はサスペンスミステリー調から途中からコメディ調になり、ラストは秘めたる恋が描かれる少し切なくファンタジックなオリジナル脚本作品である。】
■配達員、丸子(高橋文哉)は、あるマンションの住人達の情報に精通している。まるで、スパイのように。
そして、そこには彼が愛読するWEB小説の作家小宮(北香那)が住んでいた。だが、そこには怪しい男、島崎(染谷将太)も住んでいて・・。
◆感想
・序盤は配送業に明け暮れる丸子の姿を軸にしながら、マンションに住む人々の姿(長谷部(坂井真紀)、沼田(袴田吉彦)、巻坂(中村倫也))を映し出して行く。
サスペンスミステリー調の雰囲気で・・。
・それが、中盤、イキナリコミカル調になる。小宮と島崎は、政治的テロ犯が潜んでいるマンションに仮の姿で住んでいる公安警察になる。
キチンと女上司(菊池凛子)も居て、ジェームズボンドを気取るMI6にいたとされる島崎は、上司を”M”と呼び赤いプロテインなどを、ごくごく飲んでいる。
ハッキリ言って、この物語の転調が個人的に気に入ってしまったぞ!
・丸子は、同僚の作家志望の荒川(田中圭)の指示の元、住民達を更に調べる。不法侵入や聞き込みもしながら・・。
”オイオイ、君は忙しかったのではないのかい?”と軽く突っ込みを入れつつ。
そして、島崎が小宮を介抱しながら彼女の部屋に連れ込んだり、小宮が血まみれのシャツを着たままベランダで煙草を吹かしていたという情報なども、入手していく。
その後の、それらの実情が分かるシーンは、バカバカしいが何だか可笑しい。
・だが、更に物語のトーンは変わり、島崎が誘拐凶悪犯である事が分かって来る。そして、小宮の事が心配になった丸子は、島崎に続いて小宮の部屋に密かに侵入するのである。
<とまあ、こんな感じで物語は突っ込み処満載で進むのだが、ラストの島崎と小宮と荒川と丸子が円卓を囲んで話し合う先の展開は読めなかったなあ。
丸子の小宮に対する想いが、少し切なかったかな。
けれども、彼は”スパイ転生”をしたのだから、ハッピーエンドと言う事で、宜しいのだろうか。
何だか、不思議な映画ではあったけれども、面白かったなあ。>
ネタバレ厳禁ですが、意外性有りのラスト‼️予想外の面白さ‼️
お客さんの入りは良くなかったけれど、凄く面白かったです。
レビューが書きにくいよー。
何を言ってもブブー‼️ですから・・・。
私的には大満足‼️
予想を上手くはぐらかされて、何度も書きますが、ビックリするよ‼️
小技が効いてて、大技もあるという面白い脚本でした。
宅配便の配達員・丸子(高橋文哉)が好奇心から、
住民が消える噂のマンションに深入りしたことから、
とても危険でコミカルで、しかも有り得ないような運命に
翻弄される話し。
❶マンションが舞台のワンシチュエーション・ミステリー。
❷コメディタッチでの楽しい会話劇。
❸北香那(丸子の憧れるWEB作家)
…………その存在感も魅力も全開でした。
❸田中圭(丸子の先輩で配達員)は、ホント面白いし、会話の間とか、
…………いやぁベテランの味だねー、魅力的です。見てて楽しい。
❹ミスリード‼️
…………劇中劇有り‼️
…………………これが面白いんです(笑)
★MI 6(イギリスのだよ)
★ハリウッド(⁉️)女優⁉️
★暗号で謎解き‼️
★猫と盗聴器
…………キーワード満載ですよ。
ジャンルはやはりミステリー(?]ですよねー。
心霊もほんの少し。
重ねて言いますけど、楽しかった。
満足感は大きかったです。
おススメします。
そうそう、エンディングロール凄く、幸せ感溢れます。
観て良かったなあ、と思いました。
上質なコメディーである
個人的に、現代日本で考えうるエンタメの最高傑作
底が浅いラストマイルと違って鼻に付かないです。見ないと損かも。
エンドロール含め、現実逃避願望にあふれる日本の風潮のなかで産み出しうる最高傑作じゃないでしょうか?
よかった点。
社会派ぶったラストマイルと違い、エンタメに徹してくれた。
伏線回収と予測外の展開の妙。
高橋文哉さんのイケメンぶり。袴田吉彦さんも役どころがよかった。
ズレたたとえを繰り返すボケもラストマイルとは違い、田中圭さんの
演技と役どころ、そしてこの脚本なら鼻に付かない。
染谷将太さんもコミカルなシーンはあったが鼻に付かない。
ラストマイルの「これ面白いでしょ?」を見せられている感じとはちがって
ユーモア要素が本当にちゃんと笑えて、本筋を邪魔しない。
監督さんは元テレビマンのかただけあって、配役や客を飽きさせない仕掛け、ユーモアのさじ加減、わかった気になってしまう仕組み、視聴後の「附におち方」などを、「とてもよくわかっていらっしゃる」と感じました。
「テレビ番組は小学生が見てもわかるようにつくる。大衆の知能はそれぐらいだから。わかりやすすぎるぐらいわかりやすく」と某テレビマンが言っていましたが、見事にのせられちゃいました。
異世界転生への期待を込めて星4!
ネタバレ前に絶対見て⚠️
とても面白かったです。笑いもあり感動もあり、なんと言っても衝撃の展開もあって申し分無かったです。伏線もしっかりありかつ全て回収されるので、とても良かったです。ネタバレを見るのと見ないのとでは感じ方は全く違います。演技も皆さん素晴らしく最後まで見入ってしまいます。ぜひ見てほしい作品です。
高橋文哉くん目当てで観て大正解
もったいない。どの喜怒哀楽で観ればいい?
「悪くないけど。」が率直な感想。
本格ミステリーやホラー要素を匂わせる予告から、シリアスな気分で鑑賞。
前半はミステリー要素が強かったが、中盤から『カメラを止めるな!』的な転調で、「あ、実はこれ、コメディ映画?」となるが、お笑いが中途半端。
終盤はお涙頂戴展開に持っていかれ、最後までどの喜怒哀楽で楽しめばいいのか難しかった。
途中、『シックスセンス』と『ユージュアル・サスペクツ』のオマージュが差し込まれるが、あからさますぎて、さすがに「パクリ」の三文字が頭に浮かんだ。
オマージュにしても、少しはオリジナリティが欲しかった。
さらに主人公と警察は実際話しているのに、実は警察の話はウソでした!という圧倒的矛盾。
題材や役者は悪くないだけに、惜しいという印象。
もう少し脚本をブラッシュアップしてもらえたら、楽しめたかもしれない。
「○○○ー○○!」って叫びたくなるけど、とりあえず1週間は耐えることとしよう
2024.9.20 イオンシネマ京都桂川
2024年の日本映画(104分、G)
いわくつきのアパートの担当配達員が奇妙な出来事に巻き込まれるミステリー映画
監督&脚本は水野格
物語の舞台は、東京都多摩市(ロケ地は横浜の民泊)
大学生の丸子(高橋文哉)は、コロナ禍を機にアルバイト先の居酒屋をクビになり、報道で取り扱われていた配達員へと転身した
配達所には小説家を目指している先輩の荒川(田中圭)がいて、自身が書いた「転生したらゾンビだったのだが」という小説を読めと押し付けてくる
仕方なく読むものの、内容はあまりにもくだらなく、ふと目に入った「スパイ転生」と言う小説を口直しに読むことになった
その小説はコミヤチヒロと言う作者のもので、丸子はその小説を気に入って、応援コメントなどを発信するようになっていた
それから4年後、丸子はぎこちないまま配達員を続け、「スパイ転生」も160話近くまで連載が伸びていた
ある日、丸子は担当地区にあるアパート「クレマチス多摩」の荷物の中に「コミヤチヒロ」と同姓同名のものを発見する
まさかと思いながら配達に向かうと、その部屋には小宮千尋(北香那)という女性が住んでいた
さすがにそれを聞きただすことはできなかったが、部屋の奥のパソコンに「スパイ転生」のページが見えたことから、丸子は間違いないと思い込むようになった
物語は、その女性が作者であることがわかるものの、同じアパートの住人の島崎(染谷将太)が彼女の部屋に押しかけているのを目撃するところから動き出す
他の住人に聞いても、島崎という男は気味の悪い人間で、丸子はストーカー被害に遭っているのではないかと疑うようになっていく
そして、仕事そっちのけで、千尋の無事を確認するために、あらぬ行動を繰り返していくのである
映画は、キャスト情報も含めてネタバレしない方が良い作品で、結末に関しては「本当に」知らない方が良いと思う
物語は、二転三転するもので、タイトルもダブルミーニングになっている
冒頭で襲われる住人(金澤美穂)が描かれ、そのアパートが事故物件になっていたのだが、一連の流れの中で、それもミステリー要素になっていた
また、千尋が書く小説の内容は映画内でははっきりと明言されないが、映画の後の特典映像のようなところでどんな話なのかわかるようになっていた
そこでは、劇中で立てられるフラグが回収され、ある意味では良い終わり方のように思える
さらに、その小説の主人公となる女性の名前は「とあるミステリー映画の名作のキャラの名前」を引用していて、これを叫ぶだけでネタバレとなってしまう
そのワードは知る人ぞ知るワードなのだが、ある意味「バルス!」ぐらい有名な言葉なので知っている人は多いと思う
その作品名を語るだけでネタバレになるので、気になった人は「小説のキャラクター名」を覚えておいて、それからググると色々と情報が出てくるだろう
パンフレットは袋とじになっていて、最終章にあたる部分の表記があり、そこには映画内小説のキャラクター名とエンドロールで登場する挿絵を用いた小説の解説が載っている
映画的にもメタ的な構造を言えば、本作全体がなろう小説のようにも思えてくる
このあたりは、なんとなく察していただけると思うのだが、それぐらい細かなディティールが粗めに作られていたように感じた
いわゆるツッコミどころ満載の作品になっていて、最後まで通してみるとおかしなところはたくさんあったりする
だが、全体がなろう系だと思えば、そういうものかなと納得できる部分があると言えるのではないだろうか
いずれにせよ、何とかネタバレ回避で頑張って書いてみたが、鑑賞後の人なら書かれている内容はわかると思う
個人的には先の読めない展開と、シュールすぎるコメディテイストがツボだった
前後半で映画の質が変わっていくのだが、やはりメタ構造を頭に入れてから全体を俯瞰する方が良いのではないだろうか
ネタバレレビューをうっかり踏んでしまった人のためにオブラートに包んでみたが、なかなか骨の折れる作業だった
「○○○ー○○!」って叫んで、心のわだかまりを取っ払いたくなる作品なのだが、誰かが叫ぶまでは我慢しておくとしよう
前半の配達人らしからぬ行動に引かなければ面白くなるが…
上質なミステリー
全280件中、261~280件目を表示












