「どの人が消えた?」あの人が消えた uzさんの映画レビュー(感想・評価)
どの人が消えた?
ホラー調に始まり、サスペンス、コメディ、またサスペンス、最後はラノベ?笑
予想を裏切る展開はなかなか興味深かったです。
序盤、丸子の行動が短絡的で猪突猛進すぎるのだが、転生系なろう読者ということで、厨二病だと解釈。
物語を動かすための不自然な行動に、ちゃんと理由を感じるのは好感が持てる。
荒川のキャラ付け的に勘違いオチかなぁ、なんて考えてたら、予想を遥かに超えたぶっ飛びコメディに発展。
まさかの梅沢富美男とか、なかなか笑えた。
しかしそれだと事故物件のネットニュースや掲示板は…と思ってたら、もう一捻り。
作家故の“作り話”の創造性ということで、ここでも理由づけは感じるが、ちょっとやり過ぎかなぁ。
作風とはいえあの状況であんな方向性で話すか、というのはまぁいい。
しかし、丸子視点の情報をすべて知ってる前提の組み立てになってたような。
もっと言えば、丸子はアッサリ殺したのに荒川に対しては誤魔化そうとした理由が分からない。
自分が整理しきれてないだけかもしれないが、アチラを立てればコチラが立たなくなってるような…
だったら、振り切ったコメディで終わらせた方がスッキリしたかも。
染谷将太は演技力もキャラとの相性もバッチリだが、電話の声がバレバレなのは勿体ない。
とはいえバッドエンドを無理矢理ハッピーエンドに転換する後味は悪くない。
主題歌が澤野弘之サウンドだった理由も納得。
マルコムの衣装の袖が寸足らずだったのは、コメディを強調するためか、単純なミスか…
今見たら公式にも本サイトにも載ってるが、『水曜日が消えた』人は最初からキャスト欄にいましたかね?
コメントありがとうございます! 「丸子視点の情報をすべて知ってる前提の組み立て」はたしかにまあまあ気になりましたね(笑) でもギミックのきいたオリジナル脚本でのこういうチャレンジ自体は歓迎したいです! 僕もバッドエンドを転生ネタでアクロバティックに、始まりの物語に変えたのには、そうきたかと感心しました。
uzさん、共感&コメントをありがとうございます!主人公の名前がシックス・センスの主人公の名前と同じなのは鑑賞後に気づきました!
確かに、小宮の話を聞く島崎の図は面白いですね(笑)
コメントありがとうございます。
ラストが好きです。
水曜日はチラシ他には無く。上映開始日、公開情報だったんてしょうかねぇ。おっしゃるとおりストーリーには無関係でしたが。