アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師のレビュー・感想・評価
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内野聖陽はさすがすぎた。面白かったです
よく考えればおかしな点は多数あるものの、それを無視できるほど面白かった。
内容は二転三転して緊張感が続くのもいい。ところどころ笑いがあるものいい(ただし、近くの席のオッサンが大声で笑うのは困りました。)
「公務員と7人の詐欺師」のはずなのに、詐欺師6人しかいないじゃんと思ってました。
そして最後、分捕った金で納税して手打ちにしたのが自分好み。これで全員の面目が保たれ、脱税も癒着も詐欺も無かったことにして日常に戻るということなのだろう。
それにしても、内野聖陽という人は、どんな役でも本当にそう見える。川栄李奈、小澤征悦もよかった。
脚本のうまさに震える
上田慎一郎監督は脚本がめちゃくちゃうまいんだよね。
《カメ止め》は「実は……」の構造で注目されたけど、登場人物の動きが自然さとか家族愛を入れてくるところが効いてると思うの。
この作品もめちゃくちゃうまいね。
気弱な主人公がどうやって脱税王と戦う気になるかなんだけど、頭からワインかけられても耐えて、部下に見限られても耐えて、でも、かつて自分が見殺しにした同期が軽んじられていたところで気持ちが変わる。
普通はどれか一つで気持ち変えちゃうんだよね。三つやられて、しかも自分がバカにされるのは耐えられるけど、友だちだと耐えられないっていうつくりがすごいの。
部下に見限られるところもすごいね。罵声を浴びるわけでもなく、淡々と『しょうがないですよね』って感じで見限られんの。怒鳴ってくれよ、その方が気持ち楽だよってとこだね。
ただこれ韓国原作なんだね。そこのうまさもきてるかもしれない。
さてやるぞとなったら、後は色んな人物の思惑が絡まりつつ動いて、「実は!」「実は!」でやっていくのは上田慎一郎監督のまさに自家薬籠中の物。
安心して最後まで観ていられるね。
安心しすぎて「絶対に最後勝つよな」と思ってしまうのが敢えて言えば弱点かな。
「すげえなあ」っていう脚本なんだけど、それだけにツッコミたいところも出てくるね。
7人でチーム組んでるけど、五十嵐薫(鈴木聖奈)の出番がほぼないでしょ。原作は連ドラらしいから、映画の尺にしたときに出番なくなったと思うんだけど。
上田慎一郎監督は役者の見せ場を必ず作る監督だから、余計に違和感あったな。
他のメンバーもそんなに活躍しなくて、活躍すんのほぼ熊沢(内野聖陽)と丸(上川周作)なんだよね。チームの意味がちょっと薄い。尺が短いからしょうがない。
実は神野三鈴が大活躍してましたって最期に明かされるけど、「ええ!」っていうより、「そこ、なくてもいけたんじゃね」って感じはあったな。写真の試験は情報ないと突破できそうになかったけど。
『偽の警察に通報しました』も丸がハックして警察への電話を偽警察につないだのかなと思ってた。
内野聖陽は冴えない税務署職員の役なんだけど、オーダーメイドのスーツがいきなり似合っちゃうんだよね。俳優だからしょうがない。でも、そんな税務署職員いないと思う。
神野三鈴は最期にバイクで駆けつけてTシャツ姿になるんだけど、下着の線がいっさい出ないんだよね。どんな着方してるんだと気になっちゃった。
ラストの小澤主税をボコボコにする妄想シーンは必要だったかな。あれは格が逆転したって表してんのかな。小澤主税はもうこんな役しかやらせてもらえないのかな。
上田慎一郎監督はここ数作「ん?」ってのがあったんだけど、発注側のオーダー内容がおかしかったんだろうな。ある程度、自由に作ってもらったら凄いの作るなと思ったよ。
最初から最期まで抜かりなく面白いから、必見だね。
原作は韓国ドラマだそうです。税務署職員と天才詐欺師集団が手を組む荒唐無稽なストーリー
真面目な税務署員熊沢二郎は、詐欺に引っかかり金を騙し取られてしまうが、刑事である親友の助けで詐欺師を探し出す。
ところが、その詐欺師は熊沢が追っている脱税王を逆に詐欺にはめ、脱税した10億円を徴収してやる代わりに自分を見逃して欲しいと言い出す。
熊沢はその脱税王がかつて自分の親友を罠にはめて自殺に追い込んだことを知り、詐欺師の仲間達とアングリースクワッドを結成し復讐と税金徴収ミッションに挑む。
個性的な俳優達のコミカルな演技は笑えます。最後のタネ明かしにご期待下さい。
タイトルなし(ネタバレ)
地面師やオーシャンズを観てると新鮮さが薄れるかも。
大物俳優がちょいちょい出てたのに画面が地味で時々学芸会を観てる感覚になった。映画よりドラマの方が向いてたのではと思ってしまう。もう一度2,000円出して映画館で観たいとは思えなかった。
これはオススメ!面白かったです。伏線回収が心地良い~
そろそろ11月も終わり。
毎週入れ替わる様に新作ラッシュで。
劇場は大忙しの模様ですね。
ここに来て 全く期待度ゼロでしたが
本日観た「アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師」これはオススメかも。
元は韓国テレビドラマからのリメイク映画の様ですが。
観ていて この緻密な詰め方、韓国ものでしたか。
でしょうね~と途中で気付きましたけども。
基本詐欺師の話なんですが、脱税で逃れている悪い奴から
なんとか追徴課税を払わせたい税務署の真面目な男。
ここの 詐欺集団への加わり方への流れと、脱税企業のガ-ドと、税務署の堕落と本音。この辺りが絶妙なサジ加減で笑えて納得します。
コンフィデンスマンJP~じゃんと言う声も有りそうですが
人物背景等が確りしている点が大きく違いますかね。
元の話が長いので、映画にした場合かなり詰め込み過ぎな感じはしましたが、内容的に深く決して飽きさせない作りに成ってます。
特に最後まで観て、伏線がキッチリと回収されていく辺り
流石ですね。
最後の熊沢の決めセリフ、ここも税務署員らしいキメ方。
俳優陣は皆さん個性派揃い。
とっても良かったと思います。
監督:上田慎一郎さんなんですね。”カメ止め”で一躍有名に成って多分いっぱい儲かった?それで税務署来たのかな?
だからこんな作品を手がけたのでしょうかね。
まるで一時期の伊丹監督のようですね。
”お葬式”で大ヒットして、税務署やって来て。その時の想い発想から”マルサの女”を製作されましたからね。
今作もその流れを感じますねw
どの役者さんも活き活きしてて、非常に面白く楽しかったです。
これは結構ヒットしそうに感じました。
ご興味ある方は
家族、友人誘って
是非 劇場へ!!
名前を忘れたままのあの日の鼓動
上田監督久々の新作という事で楽しみにしながら鑑賞。
オリジナル元のドラマは未視聴です。
いやー痛快爽快な快作でした。
フラストレーションの溜まる展開も後半への布石として面白さに繋がっていましたし、詐欺師と公務員が手を組むといった独自的な展開も相まってワクワクドキドキしっぱなしでした。
タイトルが途中でバーン!と入る演出も今作のプロローグからオープニングに繋げていくって感じの演出でオッシャレ〜ってなりました。
正義感の強い部下を止めようとして権力者に目をつけられた挙句、詐欺師の手口にまんまと引っかかってお金まで取られた公務員のおじさんの真っ直ぐで真面目な復讐劇なんて難しい要素満載なのにコミカルさとシリアスを良いバランスで盛り込んでくれて見応えありありでした。
権力者も底の無いクズってのも最高で、小澤さんの飄々とした演技も相まって憎さ満載だったのも物語にスパイスを与えていましたし、コイツには痛い目に遭って貰わないと気が済まない…という気分を詐欺師たちと共有できたのもデカかったです。
地面師というものがスッと入って来たのもあって不動産と土地所有者の駆け引きなんかもスリルがありました。
土地の写真を見せて自分の土地なら分かるでしょう?という無理難題を押し付けてみたり、現金そのままでの減額の交渉だったり、実際に起こっているんだろうなと思うところもあって考えさせられる場面もありました。
窮地に陥ってからの展開の捻り方は唸るものがありました。
目論見がバレてハンコを押すと同時に部下が突入してくるという流れをどうやって潜り抜けるのかといったところで、盗むためのお札は紙幣カウンターと下の階を繋げてそこから偽札と入れ替えて段ボールに詰め詰めして運搬といった流れでかなり原始的だけど、そこを繋げるのかと1本取られました。
警察も友人が手伝ってくれて事なきを得て、橘の元へ潜入していた秘書が最後の7人目、そして氷室の母とトントン拍子で分かって点と点がバシッと繋がってスッキリしました。
ラストシーンは中々に衝撃的なもので、橘の元へ向かった熊沢がそれはもうフルボッコにしてビリヤード玉を口の中に捩じ込んでボコボコにする狂気的な面を見せてくるので怖かったですが、胸ぐらを掴まれた橘の脳裏によぎったもので一安心しましたし、徴収の報告で済ませた熊沢に男らしさと優しさを感じられるラストでホッとしました。
キャラクター的には当たり屋と釘お姉さんは持て余した感はありましたが、当たり屋が機転を効かせて熊沢たちを助けたところはナイス!と心の中でガッツポーズしていました。
印刷のテクニックを用いてなんでもやっちゃう丸さんだったり色んな人物に憑依しまくりな白石だったりと出番多めの詐欺師たちはキャラ立ちしていて良かったです。
やっぱりワクワクする映画って良いなと思いました。
細かな伏線回収の気持ち良さだったり、役者陣の演技だったり濃厚なものを一つ一つ体験できました。
上田監督の次回作も楽しみですし、今作もリピートしたい1本です。
鑑賞日 11/23
鑑賞時間 10:50〜13:05
座席 D-2
止まったままの腕時計をつけ続けるのもよいものですね。
ある作品を見たことがなければ満点でした。改めて、その作品の凄さを実感。
内野さんは魅力的な役者さんですね。(「八犬伝」も合わせて)
まったく別件で、kawasakiのGPz400Fと思われるバイクが出てきて嬉しかった。
先に似たような作品があったのがかなり残念
「地面師たち」の後の公開というのが残念でしたな。あとサブタイトルが半ネタバレになっている。何故にそんなサブタイトル入れた?わざと入れて、視聴者に推理を張り巡らして欲しかったと言う意図があったのか?面白い作品ではあるのに、先のように新鮮味に残念ながら欠けてしまったのが、ホント残念。
爽快感や感情を優先し過ぎた結末が残念。
物語の最後に主人公熊沢は同期の仇である脱税悪徳社長から詐欺師軍団と協力して金を騙しとり、彼と癒着していた税務署の所長の悪事もあばいて彼らに社会的制裁を下したまではスッキリ爽快なんですけど・・・エンディングの後のこと考えたらとてもじゃないけど大成功とはいえないのでは、と不安になりました。
確かに脱税で社長が捕まるだろうことは明白なんですけど社長が仮に実刑受けたとしても「巨額詐欺事件が無かったことにはならない」のですよね。
悪徳社長は脱税容疑者ですが、真っ当な商取引における詐欺被害者でもあるわけです。詐欺に関しては被害届を提出されて、おそらく重要参考人として熊沢に捜査の手が届くと思います。
天才詐欺師の氷室が熊沢が詐欺師の仲間ではないというアリバイやシナリオまで用意してたら話は別。しかし違法ビリヤードで沢山の目撃者が居る中、社長を騙す気満々で、架空の設定のかなり不審な人物を演じちゃった熊沢・・・捜査が順当にすすめば彼が「詐欺師達とは無関係です」ということを証明することはほぼ不可能でしょう。
いっそのこと熊沢が今の仕事を辞めて詐欺師になり身を隠す・・というのも彼には家族が居るから現実的ではありません。
彼はこれからどう真っ当な社会生活を営んでいくのか・・・どうやったって想像できません。
あと、タイミング的に14億の盗んだお金から10億が追徴課税で支払われたみたいですけど、制度的にもそんなのあり得ないんじゃ(笑)。
爽快感や感情優先で結末を作って、結果として辻褄合わなくなっちゃうという悪い例だと思います。
エンディング以外は本当に良く出来てたのに・・・なんとも詰めが甘いですね。
貧しくちゃエンタメも楽しめない
もう言わずもがな「カメ止め」の監督作品。
めちゃくちゃなプレッシャーの中、頑張ったんだろうなぁ。
と、思っただけで、なんか感極まります。
しっかり内容が練られていて良かったです。
今年旬な地面師の話も入ってきて
分かりやすくエンタメ。
フィクションとはいえ
リアルの線を微妙〜〜にバランス保っていたかなと思いました。
しかし、最近は103万の壁だなんだで揉めてるところ
そら脱税もしたくなるよってなもんで
小澤征悦は悪いやつは悪いやつなんだけど
もっと悪いやつ、居るじゃん!!!
って思ったりしちゃいました……。
貧困はエンタメを楽しむ心の余裕も奪う。
国の偉い人たちにはぜひ、頑張ってもらって
小澤征悦を心の底から憎めるようにして欲しいところです。
ここからちょいネタバレ
↓↓↓↓
なんとなく、「韓国っぽいなぁ」というテイストも感じましたが
やはり後から調べたら原作はそちらのようで。
韓国なら、ラストあの人に仕返し妄想シーンも、もうちょいハードに撮るのでしょうけど、そこは抑えめでしたね。
気軽に楽しめるが、期待してたより普通。
「裏の裏の裏……そのまた裏を見破れ!」なんて言うキャッチコピーでハードル上げすぎ。
「上田監督なので」、もっとすごいどんでん返しの展開を期待していたのだが、全然普通。
そうでもないのは、原作ものだからか?
上田監督ならではという色を感じなかったのは、インディーズの躍動感が無いメジャー作品だからか?
そもそも地面師詐欺も既視感アリアリで良くある感じ。
しかもNetflixで決定版が出た後だから新鮮味がなくて。
出演俳優さんたちの演技も通常運転のようで同じく新鮮味が少なくて。
確かにトリックもあるし、最初の中古車売買の車の故障から仕組まれていたのは面白かったけれど、きづいたときに大きな驚きもなくサラッと済んでしまう。
他のトリックとかでもケレン味?がなくて、痛快、爽快、驚きを感じないのは、純粋に「演出」のせいでしょうか。
上田監督は、ストーリーやアイディア重視だけれど実は、演出は今一つなのかも?
ところでハンマー娘は何かやってましたっけ?
目新しさはないが終始楽しい
地面師たち、Oceans11、コンフィデンスマン、全体的にどこかでみたネタやトリックが多くあまりびっくり!はない、けど粗探しせずに素直に見てたらずっと楽しめる。
最近重そうな映画多くて映画館から足が遠のいてたから久々ちょうどよい気晴らしできました!
とにかく内野聖陽さんがいい!
昼間に若手の下手なキョどり演技の映画を見てがっかりした後だったから、このいかにも自然なきょどったおじさんの演技、素晴らしい!プールバーでのイケオジ演技も含めてあの役の違和感が全くなかった。スピード違反すら許さない堅物がここまで変わるか?との疑問はあるものの、弱気と内なる強気の移り変わりも自然だった。
そして岡田将生くん、いつも美しすぎるのが気になってたけど、それが詐欺師の胡散臭さにすごくあってて、素直にかっこいい!とおもってみれた。ダー子並みに安心して見られる天才詐欺師っぷりが伝わった。
小澤さんの悪役っぷりもさすが。
久々見た真矢みきも美しかった。
最初の車詐欺のばらし方が良かった。
青い車の持ち主は本当に無関係の人だったのかな。
にしても公務員以上に弁護士が詐欺師やるってどうなのか。。
タイトルの付け方に失敗しているとしか思えない
脱税をしている者に、何の証拠も示さずに「脱税してるでしょ!」と詰め寄る税務署員は、いくら何でもいないだろうが、クセの強い「如何にも」なキャラクター達は、分かりやすいし、見ているだけで楽しめる。
事なかれ主義で気弱な主人公が、詐欺という犯罪行為に手を染める過程にしても、「友の敵討ち」ということで納得がいくし、それが、天才詐欺師の計略の一部だったという事実も、同じく「復讐」のためであることが分かって、すんなりと受け入れることができた。
権力と癒着し、「庶民が平穏に生きる秘訣は怒らないこと」と説く脱税王に、復讐の「怒り」に燃えた2人が立ち向かっていく様子は痛快なのだが、「地面師詐欺」の手口が余りにもお粗末に見えてしまうところは気になってしまう。
案の定、詐欺であることが呆気なく見破られたところで、最後に逆転劇があることが容易に予想できてしまうし、天才詐欺師の母親の消息がなかなか明らかにならないことで、逆転の鍵を握るであろう「7人目」の詐欺師が誰なのかも察しがついてしまうところは残念だ。
詐欺師が7人いると分からなかったら、ラストのどんでん返しに、もっと驚くことができただろうから、「7人の詐欺師」というタイトルの付け方は、明らかに失敗だったと思えてならない。
さらに、「7人目」の詐欺師のおかげで裏帳簿が手に入ったのなら、わざわざ詐欺を働かなくても、正規の手続きで脱税王を起訴して、制裁を下すことができたのではないかとも思えてしまう。
また、いくら相手が脱税王でも、14億円をだまし取ったという罪が消えることはないと思うのだが、ラストを見ると、契約書を回収したことによる証拠不十分で、不起訴になったという解釈で良いのだろうか?
と、突っ込みどころは多々あるものの、それを言い出したらエンターテイメントとして成り立たなくなるので、ここは、だまし、だまされの「コン・ゲーム」を楽しむのが正解なのだろうし、実際、そこのところは、十分に楽しむことができた。
最後のシーン
最後の橘の口の中にビリヤードの玉を無理やり入れ殴り殺す勢いで痛め付けてた所はかなり暴力的で見た時はかなり驚いたがそれは現実ではなく熊沢の本当は橘をこうしてやりたい復讐心の妄想、それを押し殺し淡々と報告だけし去っていく言わば一線を越えない姿は熊沢が今までしてきた大人しい人間味が溢れていてとても良かった。
復讐心で一線を超えてしまう怒りを表に出さないからこそのラストはとてもスカッとした。
あと最初のメインタイトルの入り方がカッコよすぎて最高でした
想定内。
車購入時に詐欺られ出会った税務署に務める熊澤二郎と天才詐欺師・氷室マコトが手を組み、巨額脱税者・橘コーポレーションの橘から14億円を騙し取ろうとする話。
橘の権力に牛耳られる税務署関係者達…、同僚でもあり仲間でもあった岡本が橘への税金徴収で動いた事で後に自殺…、その岡本の死をなんとも思ってなく名前すらも覚えてない橘に復讐しようと熊澤と氷室、氷室の仲間達が手を組み動きだす…。
権力を使ってやりたい放題な橘へ復讐してやろうとなるけれど、とりあえず周りにいる人間を見下しすぎてる橘に早く制裁!と、なるけど。
ビリヤードの球筋を変える装置の故障にはヒヤヒヤしながらも、てか口に入れたから壊れたんじゃない?と脳内ツッコミ、森川葵さん演じた美麗の七変化にはちょっと萌えちゃったりで(笑)
橘にバレていながらの金銭の授受にはどうなる?でヒヤヒヤしながらも…、結果全てが想定内だった展開、橘の隣に常にいる女性のサプライズにも驚きで、詐欺仲間、観てる鑑賞者も騙されたって感じで面白かった!
岡田将生、いやっ、ま~ちん♡(ゆき真似)の良さが少し分かった様な気がする!(笑)
最初から最後まで楽しめました
・宿敵の社長(橘)の憎たらしさが素敵。
・詐欺師グループのリーダー以外は徹底して脇役にしているのがむしろ良い
イケメン詐欺師リーダーは好印象だったが、トンカチ女とか仲間が出てきたときは正直ウザイ&めんどくせぇと思った。が、結局何の背景も紹介されずただ作業員ABCとしての扱いが徹底されていたのが良かった。なるほど、敢えてそれぞれの人物を深堀りせずに、こういう扱いをするのが良い結果につながることもあるのか。(個人的な感想ではありますが)
・ずっと面白かった
普通は詐欺シーンだけ面白かったりするんだけど、なぜかずっと楽しく感じました。
・細かいことは気にしない
物理的に14億奪っただけで勝利と言えるのか、確実に指名手配されて日陰者になるだろうし、天才詐欺師ならもっとスマートにできないかなと思った。現金もナンバー控えられてるだろうしなぁ。
あと、主人公のオッサンが犯罪で奪った金のうち10億円を徴収できた扱いになっているが、そのへんの処理をどうやって合法的にやれたのかが謎。
・橘へのお仕置きシーンがもっと欲しかった。
妄想で殴っただけw
以上、いつもどおり予備知識ゼロで行きましたが楽しめました。やっぱり原作あったのね
最高エンタメ映画‼︎
個性豊かなキャラクター、テンポ良く進む展開‼︎
観終わったあとのスカッと感が半端なかった‼︎
序盤や中盤でサラッと観ていた、アイテムや行動が終盤になって活かされる展開は観ていてとても気持ちが良い‼︎
そしてやっていることがバレそうになった時の緊張感、それをなんとかしようとする活躍も観ていてとても楽しかった‼︎
演出やカメラワークもさすが上田監督と言った感じでストーリーに入り込みやすくなっていたり、キャストの方々の魅力を最大限に活かせていました‼︎
さらに今作の悪役の橘はかなりのワルで熊沢の親友の話を聞いた時には怒りの気持ちが湧いてきました。
なので後半の展開がよりスカッとするようになっていてとても良かったです‼︎
岡田将生さんの演技も役に入り込んでいてとても良かったです‼︎
2024年公開の岡田将生さんが出ている映画(ゴールドボーイ、ラストマイル、今作)は全部観ましたが、どれも演技が素晴らしかったです‼︎
そして岡田将生さんご結婚おめでとうございます
コン・ゲーム映画の傑作になるはずだった作品‼️
この作品は日本では珍しいコン・ゲーム映画の傑作‼️になるはずだった映画‼️権力者である会社社長の脱税を暴くため、一人の税務署員と詐欺グループの面々が手を組んで、税金徴収ミッションを展開する・・・‼️税務署員を演じる内野聖陽や詐欺グループのリーダー役岡田将生をはじめとするクセ者ぞろいのキャラクターたちも魅力満載‼️真面目な税務署職員の川栄李奈ちゃんや主人公の娘の扱いなどにもう一工夫欲しかった気がしますが、岡田将生の母親の正体などは意外性があって実に面白かった‼️詐欺の手口も敵側にバレ、泳がされてるように思わせといて、詐欺グループの方が一枚上手だったというストーリーはまさに「スティング」ですね‼️内田さんと岡田くんのバックストーリーも非常に秀逸だと思います‼️物語はホント完璧に近いような気がしました‼️ただそんな物語を魅せる監督の演出がイマイチ‼️ドンデン返しに次ぐドンデン返しなストーリーなのに、結構淡々とした語り口とテンポになっているので、あまりワクワク感を感じない‼️そしてシーン毎の溜めがないので、あまりドラマチックさも出ていない‼️そういう点で「アフタースクール」や「鍵泥棒のメソッド」の内田けんじ監督だったらもっと面白くなったと思う‼️それでも日本映画では珍しいコン・ゲーム映画の秀作には間違いない‼️とりあえず前日譚のドラマでも観ますか‼️
いやキッパリだまされた。降参です。
イヤ~、橘(小澤征悦さん)同様しっかし騙された。ホントお見事でした。
途中、娘や同僚、署長にばれそうになるところもハラハラして面白かった。
終盤、バレちゃったと思わせたところからの巻き返しも良かった。
言われてみれば詐欺の標的側(橘の側)に事前にスパイを仕込んでおくってのは、当たり前と言えば当たり前なのだが、最後に敵方の司法書士だった酒井(神野美鈴さん)がヘルメットをとって顔を見せるまでは、全く考えてなかった。8人目がいたとは。
しかも氷室(岡田将生さん)ママだったとはオドロキ( ゚ェ゚)
(追記)タイトルどおりで言えば氷室ママが7人目でした。
急に警察が協力するのが腑に落ちなかったのだが、通報したのが司法書士の酒井で、警察の側にも協力者として熊沢(内野聖陽さん)の親友の八木(皆川猿時さん)がいたのが分かって納得した。更に9人目がいたとは。
八木は「オレは何も見てないし知らない」とは言ってたが (^^)
更にグループには入ってないが、10人目として国税局に栄転が決まっている望月(川栄李奈さん)が署長(吹越さん)の悪事を暴いたところも痛快だった。
小澤征悦が出てるのを知らないで見たのだが、最初の方で小澤征悦が悪いヤツとして望月のスマホに登場したとき、アクマゲームに引き続き悪いヤツとして出てきたと思ってワクワクした。
イヤもうホント期待通りの悪役を演じてくれたヨ。
終盤、風に吹かれて飛んだ1万円札のスカシが小澤征悦だったのが笑えた。
契約寸前に詐欺がバレたと知って氷室達が逃げたので、結局14億は盗らずに終えるのかと思ったら、14億計数時に既にすり替え完了してたのを知って、思わずうなってしまったヨ。
さすが天才詐欺師。降参です。
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