アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師のレビュー・感想・評価
全349件中、161~180件目を表示
もうびっくり
今回、久しぶりのレイトショー。
明日休みなので、レイトショーでも大丈夫な事と、今回観に来た映画館が、11/30をもって閉館となります。
今週中に最後のお別れをしたく、
私にとって最後にふさわしい
アングリースクワッドを観る事にしました。
この映画館は、近隣の映画館よりも
色々な思い出があります。
賃貸契約が満了との事て閉館みたいです
昨今の映画離れもあるので、更新しなかったのかなとも思いました
レイトショー、観客3人
最初は私1人でしたのでちょっとびっくり。
始まり早々、せいよう様の中年公務員の姿にびっくり。
つい最近は八犬伝でジジぶりが素晴らしかったですが、こちらも役になりきっていました
改めて、せいよう様の俳優魂を感じる事ができました
内容もノンストップで面白かったです。
脇を固める俳優さんも、知らない方も多かったですが、良かったです
もう1つの“地面師” こちらは痛快!
邦画俳優では役所広司が断トツで一番上手い役者だと思っているが、演技力+主演としての吸引力は内野聖陽が役所に続く存在かも知れないと最近思っている。(最近観た“八犬伝”の2人の掛け合いは素晴らしかった)
なので、本作のキャスティングに内野聖陽の名前を見てどうしても観たくなった。
【物語】
熊沢二郎(内野聖陽)は小心者で気真面目な税務署職員。あるとき、「車を買い替えて」とせがむ妻が個人取引サイトで見つけたお買い得な新古車購入を決め、代金を振り込む。しかし、たちまち詐欺だったことが分かり愕然とする。
一方、仕事では10億円脱税している事業家橘(小澤征悦)に接近したところ、逆に「熊沢に暴力を振るわれた」と濡れ衣を着せられる。 自分だけでなく部下の栄転取り消しの事態に追い込まれる。
車購入詐欺については親友の刑事八木(皆川猿時)が、出所したばかりの天才詐欺師・氷室マコト(岡田将生)が犯人であることをつきとめ、八木と共に氷室を追い詰めるが、「金は返す。それより橘から10億円を騙して徴収してやるから組まないか」と提案される。
犯罪に手を染めることに逡巡する熊沢だが、橘と話したときに数年前に目にした思い出したくもない記憶がまざまざと蘇り、氷室からの提案を受け入れことを決める。二人はアウトローたちを集めて詐欺師集団を結成し、10億+詐欺師たちの取り分として14億円を掴む地面師詐欺を企む。
【感想】
これはとても満足した。
まずは期待通り内野聖陽は素晴らしい。
俺が初めて彼を認知した作品は“臨場”。しびれる男っぽさに惚れる。それが“きのう何食べた? ”では180°違う男。溢れ出る人としての優しさに感嘆。 そして本作は超情けない男。
どんなキャラでもなり切ってしまうこの男は、やはり役所に続く役者と言えよう。
詐欺師モノであることはタイトルにまで書いてあるのだから自明なのだけど、詐欺の種類が地面師と分かって、NETFLIXで“地面師たち”を観た俺としては
「かぶってるじゃん!」
と心の中で叫んでしまった。 実際企画は1年以上前だろうから、NETFLIXで“地面師たち”が今年公開されたときには本作関係者は「やられた!」と思ったかも。
でも、大丈夫。かぶる部分はあるものの、空気感が相当違う。
NETFLIX版はドキュメンタリーチックでリアリティーが溢れ、そしてかなりシリアスな空気。結末に至ってはもはや怖い。それはそれで凄く面白かったのだが、それに対して本作はずっと柔らかく、リアリティーよりコメディータッチで描かれ、何より結末が痛快!!
難を言えば、悪徳社長橘役の小澤征悦のキャスティングか。もっとあくの強い憎々しい役者を当てていたら、痛快度ももっと上がったと思う。
娯楽作品として超おススメです!
前半一時間のつまらなさは何なんだ?
夜勤明けで疲れていたとはいえ、頑張って前半一時間、鑑賞していたが、わたしには全くわからないものでした。
後半一時間は、現金と偽札をすり替える手段の種明かしのところは面白かったが、これに鑑賞料金2000円の価値があるとは到底思えない。
元ネタの韓国映画は面白かった筈。この映画を脚本を書いた奴を起用した担当者が能無しである事は間違いない。
映画館で見るのは勿体無いです。「 八犬伝 」 を見た方がいいよ?
おもしろかった! こう言っちゃなんだけど、 そんなに期待してなかっ...
おもしろかった!
こう言っちゃなんだけど、
そんなに期待してなかった(失礼!)
見終わって改めて解説読んで、
韓国ドラマが元ネタと知って納得
小気味良いテンポとか、
復讐とか、
家族愛とか、
日本語でやってもできるじゃん!
って思った
キャスティングも良かった
これこれ。こういうので良いんだよ!
詐欺プレイがかなりの無理スジ
予備知識まったく無しで観賞しました。
最近岡田将生って悪人役多いね。
お話をコメディに寄せるためなのか何なのか、特に詐欺グループの仲間たちのやり取りがいちいちコント臭くて気になった。
この映画の中での詐欺は、観客を騙すのが主旨だと思うんだけど、仲間たちのそういうデフォルメしたやり取りのおかげでリアル感が薄く、主観的にのめり込めず、コントを眺める感じで観てた。
特にビリヤードのクダリは練習から実際の騙しシーンまで、もうずっとそんな感じ。ここで敵の橘がドン臭いアホを丸出しにした結果、後の逆転に「強敵を出し抜いた感」がなくなってしまった。
この詐欺にリアル感が稀薄なのは、かなり冒頭からで、自宅の車のエンジンが急に掛からなくなって、修理にも出さず、直後に投函された中古車屋のチラシに奥さんがすぐ飛び付いて購入とか絶対あり得ないでしょ。
詐欺グループのアジトに娘が入って来て、何とかごまかしたと思ったら、次のシーンでは自宅に連れて帰って一緒にメシ食ってる。ウソでしょ?家族を巻きこんじゃ絶対ダメじゃん。
てっきり、奥さんもグルなんだと最後まで思ってた。
あと、橘が詐欺グループを捕まえた後、橘が氷室を殴るってのも絶対あり得ない。
そう。作品通して、橘は悪党なんだけど、全然賢くないってのが、ずっと気になる。
で、物語が最後どうなったのか、よく分からなかったんだけど、橘がどんな悪党だとしても、その橘から金を奪ったのは完全な詐欺行為なワケでしょ?
橘が被害届けを出したら身元をさらしたイチ公務員である熊沢は捕まらないの?
逆に橘が被害届を警察に出さなかったとしたら、熊沢はあんな悪党に恨みを買うことになるけど、危険じゃないのかな。
全然「ギャフンと言わせてやったぜ」って飲み込める話じゃないと思うんだが。
ただ、映画タイトルが出るまでのケレンと盛り上げなんて超サイコーだったし、ラストの畳み掛けとタネ明かしも爽快感抜群。
映画の最初と最後を上手くまとめてくれているので、エンタメとして楽しむ分には十分な映画でした。
気持ちよければ良いじゃない
芸達者な俳優さん達のノンストップなコンゲーム
見てる側に考えさせないあれよあれよの展開。面白いです。
とはいえ、こういう詐欺もの何本か見てる人には、新味はない。
ただ、その既視感を越える内野聖陽の細かい芝居、顔芸。見事です!
あとタイトル、7人の詐欺師。7人目はあの食べてるひとかと思いきや、そっちは公務員でしたわ
爽快なコンフィデンスメン+公務員物語
評価も高く話題の作品。公開から遅ればせながら、ようやく鑑賞。早く観たかったのに、近くの映画館では上映していないので、ちょっと遠出をして本日鑑賞。
最近は、詐欺や強盗被害のニュースを聞かない日は無いが、映画の中ならこれもOK❣ 古くは、ニューマンとレッドフォードの名作『スティング』から、最近では長澤まさみの『コンフィデンスマンJP』シリーズと、詐欺師を扱った作品は数多い。観る者まで騙し騙されるどんでん返しの面白さと、だいたいが悪玉から、大金を奪いとるという正義の味方的な展開で、爽快感が味わえるもの。本作も、その王道を行く詐欺師ムービー。
堅物な税務署職員・熊澤二郎の管轄内には、大物の脱税容疑者として橘コーポレーションの橘社長が居た。しかし、大金を餌に警察や税務署上層部とも癒着し、熊澤は、橘に脱税の直談判したばかりに、後輩の望月共々、窮地に陥ってしまう。実はこの橘、熊澤にとって亡くなった同僚であり親友の仇でもあったのだ。そんな折、熊澤は、刑務所から出所したばかり天才詐欺師・氷室マコトによる詐欺に引っかかり、大金を騙し取られてしまう。
踏んだり蹴ったりの熊澤だったが、刑事の親友の助けで、何とか氷室を見つけ出した所、氷室から、「橘の金を奪い取り、ヤツの悪事を曝そう」という詐欺の提案をされる。親友の仇でもある橘にひと泡吹かせようと、熊澤は詐欺の仲間となって、そのイロハを学んでいく。最初は、詐欺のセンスの欠片も無い熊澤だったが、次第に腕を上げて、7人の仲間と共に先の先、二転三転する騙しテクニックと共に、橘を吊るし上げる罠に挑んでいく。ラストは、言うに及ばず、スカッとするエンディングが待っているが、ラストのラストに、もう一つ騙しが仕掛けられ、更にヤラレター❣
監督は、『カメラを止めるな』で、大ブームを巻き起こした上田慎一郎監督。『カメ止め』は、低予算で無名の俳優陣の作品ながら、よくできていて面白かったが、2作目は大コケし、『2匹目のドジョウは居なかった』とレビューした記憶がある。しかし、本作は韓国ドラマを原作に、内野聖陽と岡田将生のW主演で、悪玉役の橘には小澤征悦、その他にも真矢みきや川栄李奈、森川葵等、実力のある俳優陣によって、入れ込み具合も半端なく、爽快感の残る面白い作品に仕上がっていた。
典型的なコンゲームもの
なるほどねえ
イケメン詐欺師とオジサン税務署員が、訳あって手を組む。
ターゲットは不動産王。
正直「騙し騙され」のテクニックが、ちょっとどこかで見た感もあるけど。
スクワッド=仲間たちの仕事っぷりが、随所に光る。
劇場で何度も「わ!!」とか「やった!」とか、ついつい動作が出るくらい。
騙しの種明かしの仕方も、憎いねえ。
こういうチームものは、脇を固めるキャラ次第で決まる。
あの人があの役で、ああするのか〜(ネタバレ省略)。
不動産王役の小澤征悦さんが、いいヒールっぷりでした。
こういう役、似合うよね。
ただ一つ言いたいことは。
イケメン詐欺師のエピソードが薄いかなあと思ったら。
Leminoでオリジナル配信してるって、気になるやん!
まあ見終わった後はスッキリしたので、許してあげよう笑。
それなりには「楽しめる」作品かと
「すごく面白い」と言う訳ではないけれども「それなりには楽しめる」要素はある作品かと。個人的には「ギリギリだけどフルプライスで鑑賞しても良いかなぁ」と思う作品でした。
【ストーリー(脚本) & 演出】
ストーリーは『詐欺師』が登場するだけあって、そこそこに「どんでん返し」のある物語です。…が「二転三転する」って程でもなく まあ「一転二転する」くらいな感じで。
でもまあ『騙す•騙される』だけがストーリーの肝ではなくて《それぞれの因縁と それぞれの復讐の行方》と言う[もう一つの話の軸]があり、その部分では「充分に楽しめる」かと思われます。
演出に関しては、ストーリー自体のテイストや 出演者が《濃いめ》な方が多い事を考えると、不自然とまでは言わないが「ナチュラルではない」くらいの本作の演出は「ストーリーに合っていた」と感じました。
脚本評価★★★★☆
演出評価★★★☆☆
【キャスティング(配役) & 演技】
若手•中堅の俳優陣には[岡田将生]君や[森川葵]さんなどの爽やかな方をキャスティングしつつも、ベテラン俳優陣はその殆どが《濃い》面々がキャスティングされておりました。
…が皆さん『演技巧者』な方ばかりなので「どのシーンでも違和感無く調和していた」様に感じられました。
配役評価★★★★★
演技評価★★★★★
【映像 & 音楽】
これは『映像』と言うよりも『ロケーション』の感想なんですが、主人公達が打ち合わせや予行演習をしていた場所が「すごく味のある空間」で格好良かったんだけど、何処かの劇場か稽古場なのかな?
映像★★★★☆
音楽★★★☆☆
【総合評価】
キャスティングの豪華さと ストーリーの内容からすると「もう少し公開劇場数が多くてもよさそう」な作品なのですが、近隣のシネコン三ヶ所の中で「本作が上映されているのは一ヶ所だけ」なんですよね。 そこは少し「勿体無い」気もします。
なので 近隣で「本作を鑑賞する事が出来る」機会があるならば、レイトショーやサービスデー等を活用して 本作を鑑賞してみてはどうでしょうか? …と言っても良い作品だと考えたので 総合評価は《そこそこオススメの★4評価》とさせて頂きます。
【追記】
エンドロール後にシーンは無いので、トイレを我慢している状況なら 早々に離席しても大丈夫です。
すごく、普通の出来
カメ止めから、各種舞台挨拶に行く程度は上田作品を見ています。
映画作家は観る側の期待を裏切ることをわざとする事がありますが、本作はそれではないと思います。よく出来た、普通の映画でした。
そういう意味では、上田監督らしさはありません。キャストは元々演技が上手い人が揃ってますが、それが原因とも思えません。おそらく、今までと桁が違う予算でしょうが、それのせいでもない。
上田作品の好きなところは、登場人物は基本善人、人は二面性があるが誰がそれを隠しているか最後まで分からないので、全員怪しく思える。テンポがよく、細かく笑える。最後の予想外の展開と、人の優しさが残る事。これら足りないのは、予算とか豪華なキャストや原作がある事とは別な気がします。
次はすごい予算のすごいキャストのすごい作品を撮って下さい。
今年は、岡田さん出てる映画は大体面白いと刷り込まれた年でした。森川葵さんは同世代ではピカイチなので、主演作を含めて、いろんな映画に出て欲しいです。
全349件中、161~180件目を表示