アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師のレビュー・感想・評価
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怒れ、怒れ、消え行く光に
コメディでもなくシリアスでもない
シナリオの詰めが甘い
怒りの積み上げ
巨悪をコテンパンに懲らしめて!
『カメラを止めるな!』が面白かったので期待して観ました。まあまあ、楽しめた映画でした。主役の内野聖陽は最初から強そうで気弱な公務員に見えないなのでミスキャストかなと思います。詐欺映画の傑作として『スティング』が思い出されます。最近の世界の世相として、どんなに悪いことをしていてもあくまでも無罪を主張したり、何も悪いことをしていないと言い張って立件されなかったり、裁判になっても示談や取り下げになったり、また、敏腕弁護士によって無罪になったり、そしてすぐに政界や芸能界やスポーツ界に復帰する人が多いように思います。せめて映画の世界では、巨悪をコテンパンに懲らしめる痛快な作品が観たいものです。
してやったり!
痛快!!上田監督
面白かった!
スカッと
悪い奴が打ちのめされる映画は面白い🎬
詐欺師って天才だよなぁ
家族に詐欺バレそうになってしまうシーン面白い
最後見終わった後に、神野さんに息子である岡田君をイケメンねーって言ってたのが、後々ツボでした笑
お母さんだったんかい笑
楽しめたが消化不要
評価の高さと騙しあいバトルということで観てきました
ストーリーや展開など押さえるとこは押さえてる感じで、それが高評価につながってるのは納得できたのですがスマートさが無い感じで私はイマイチでした
まずサブタイトルである7人の詐欺師
人数書いてたら最後だれか出てくるんだろうなってのわかっちゃいますよね
あと天才詐欺師とかプロ集団的な設定ですが素人感ありまくりで違和感を感じました
主人公→いきなり電話番号から身元が割れる
変装の達人の女の子→ただ服装を変えてるだけ
当たり屋→ただの力仕事役
印刷屋→これはちゃんと機能してた
闇金女社長→詐欺師じゃなくてスポンサーですよね?
闇金金づち女→なにかしてましたっけ?
主人公の母→ここが最大のだましポイントだけどありがちな展開
それぞれが肩書だけでなくもっと個性を出さないと7人いる意味がなかったなと
ビリヤードで不正がばれそうになった時や娘に現場を見られた時、そして爆滅で現場から逃げるシーン
ハラハラさせたいんだと思うんですが素人感出まくりの対応で詐欺師集団とは思えなかったです
あとモヤモヤする点がいくつかあって
まず写真が全部本物だと変装の女の子が答えた件
これ当てずっぽうなのか主人公の母から事前情報もらってたのか
主人公の母の存在は最後まで隠してたはずなので当てずっぽうで当てた節が濃厚ですがそれもなんだかなーと
次に捕まえに来た警察が偽物だった件
主人公の母のネタ晴らし前に警察が偽物だった件を他の詐欺師達は知ってた風でしたがそれだと辻褄が合わないなと
母親が警察を呼んだ時点では7人目の存在はわかってなかったはずなので母親の携帯に細工するなりしないと他の詐欺師達はどうやって偽物の警察を呼んだか疑問に思いますよね
映画の中では無かったけど車の中でネタ晴らしがあったのかもしれませんが観てる側はモヤモヤします
この辺りは視聴者がどうなるんだろうと色々想像しながら結果を期待してるポイントなのでしっかりとした納得できる答えを映画の中で提示して欲しいです
私の見落としや理解できてなかっただけならすみません
そして一番納得できなかったのが最後の殴る妄想シーン
これやるなら友人の嵌めて自殺に追い込んだ真実を聞いた時にやって映画終わりですよね
今まで苦労してお金を騙し取って一泡吹かせてやったのが台無しです
妄想であれ暴力で解決は求めてるものと違いと思います
どうせならワインを頭から掛けて
「税務署に目を付けられない方法を知ってるか?怒りを持たないことだよ、笑って顔を上げれるか?」みたいな感じのやり返しをするぐらいでよかった気がします
綺麗さっぱりどんでん返し!
序盤の絶望的状況から最後の大どんでん返しの種明かしまで、隙間なく楽しめる作品だった!
それでいてギャグですよ〜どんでん返し系ですよ〜的な邦画のわざとらしさが無いのが単純にスカッとする理由にもなっていると思う。
序盤、真面目に働いてきた公務員が何もかもうまくいかず1人の人として人格を踏み躙られていく様は見てて気が気でない。人が怒られている状況に耐えられない私としては、本当に胸が痛くてたまらなかった。
ていうか後輩の女の子のせいだよね?!
熊沢さんが超真面目で優しすぎるのもあるけど、一言「私がでしゃばったせいで熊沢さんが、、、」くらいあってもいいんじゃない?!と思ってしまった笑
脱税の闇にツッコむこと自体が悪いのではなく、タイミングってもんがあるだろー!と思った。
中盤、詐欺師たちと組んで作戦を立て、ちょっとずつ引っ掛けていくシーンはやはりワクワクする。
そこからの地面師シーンも、詐欺師集団一人一人キャラが立っていて面白い。
最後の契約の場面、圧倒的不利な詐欺師たちの状況にまんまと騙され、こりゃもう終わりだ〜〜!と思わされたのも束の間、見事なトリックと種明かしに感激した。
いや、熊沢と詐欺師たちが復讐に成功するのは分かりきってはいるものの、緩急にやられ完璧に圧倒されてしまった。
ネトフリの地面師以上に、家族や仲間、上司など、周りの人との交流も丁寧に描かれているためか、単なる詐欺の話でなくあくまで熊沢さんの人生に起きた絶望や憎しみ、そこから掻き立てられる行動などを描いたヒューマンドラマになっていると感じた。
痛快・爽快・愉快…
ドタバタコメディ好きな私には2時間があっという間の最高のエンタメ映画でした。
「カメラを止めるな」が私的に星★1つだったので迷ってましたが映画館まで行って本当に良かったです。
最後の最後まで見逃せない詐欺集団。
完全にバイクの女には騙されて
たな〜!
1人黙々と真面目に働く公務員の川栄さんの自然な演技も見どころありました。
大変面白く観ました!
(完全ネタバレなので必ず鑑賞後にお読み下さい!)
今作を大変面白く観ました。
この映画『アングリースクワッド』は、主人公・熊沢二郎(内野聖陽さん)が、多額の10億円の脱税をしている橘(小澤征悦さん)から、詐欺師の氷室マコト(岡田将生さん)らと協力しながら納税のためのお金を奪い取るという物語です。
その橘からお金を奪い取るやり方や、主人公・熊沢二郎と詐欺師・氷室マコトとの出会いやビリヤードのトリックなど、今作は作品全体でどこかコミカルでポップな仕上がりになっていたと思われます。
その上で、主人公・熊沢二郎は、橘の脱税に関して元同僚で同期の岡本(矢柴俊博さん)を自殺で失っており、また詐欺師・氷室マコトは、父親が橘の捜査で逆に罪を着せられて逮捕されており、この映画には一方でシビアな根底が流れています。
このことは、今作の上田慎一郎 監督が、経験からも来る現実のシビアさを十分に体感的に知っている一方で、それでもそれだからこそ周りの人を信じている(信じたい)前向きな想いを持っている、ところから来ていると思われ、今作がコミカルとシビアさがしっかりと構成された映画になっている理由だと思われました。
そして、これまでの作品での重厚さを無くして気弱な主人公・熊沢二郎を演じた内野聖陽さんや、特に怪しい人物を演じさせたら光る詐欺師・氷室マコトを演じた岡田将生さんや、今回、本当は巨悪なのに作品に合ったどこか幅と軽快さと深みある人物造形として橘を演じた小澤征悦さんを初めとして、コミカルとシビアさの上田慎一郎 監督に応えた、それぞれの俳優陣の優れた演技があったと思われます。
そんな優れた俳優陣の演技の中で、特に(主人公・熊沢二郎の部下の)税務署職員・望月さくらを演じた川栄李奈さんが素晴らしいと、思われました。
川栄李奈さんが演じた税務署職員・望月さくらは、(主人公・熊沢二郎の家族を除けば)唯一と言って良い作中の私達に近い(少し勝気の面もありますが)普通の人物だったと思われます。
その普通の人物である税務署職員・望月さくらの、特に屋上での国税への移動が無くなった想いの吐露のリアリティある川栄李奈さんの演技は、今作の全体のリアリティを深める素晴らしさだったと思われました。
映画作品としての惜しむらくは、最後の地面師的な展開で、多くの私含めた観客がNetflixのドラマ「地面師たち」を見ているだろうで、リアリティの点でほんの少しだけの物足りなさを感じたのと、「コンフィデンスマンJP」的なラストの切り抜け方の既視感は、マイナスとしてはあったと思われます。
ただ、詐欺師・氷室マコトと父親との映画最後の面会場面や、主人公・熊沢二郎と橘との妄想含めた最後のやり取りの着地の納得感含めて、マイナス面を差し引いたとしても、俳優陣の演技の確かさと物語構成の分厚さ含めて十分面白く、上田慎一郎 監督のメジャー作品として次回も期待させる素晴らしさある作品になっていると、僭越思われました。
どうせならオリジナルストーリーで
この作品は面白い!
オチは見えても楽しい。
予告編を観ていて是非とも映画館でと思って観た作品。
スタートは少しだけ常識的にそれはないなと思いながら、何となく思いを紡ぐ為に周りをも動かして成果を上げていくって流れの作品でした。
最近多い、悪い事をしてる人が悪い人を退治しちゃうって流行りなのかな。人の心にはヒールとジャスティスのはざまで生きてますって感じる作品でした。
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