アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師のレビュー・感想・評価
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韓国ドラマ原作というよりも・・・
1965年製作「黄金の七人」+2001年製作「オーシャンズ11」の良いとこ取りという内容ですね。2作品共鑑賞されていない方には、私より楽しめると思います。
協力:中野税務署
非現実的な設定ゆえの面白さが満載の秀作。上田監督らしさも出ていてとても楽しめる作品でした。
こんな税務署長はいませんが川栄ちゃんのように燃えている職員は大勢いると思います。マルサの女から30年以上経った今、国税が題材の作品が久しく無かったので懐かしく感じました。
2転3転する展開はスリリングでしっかりオチもあって満足でした🤭
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12/1 2回目鑑賞
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詐欺師は、観客をも騙す
いろんな人が詐欺師として出てきます。いかにもという人から、オッという人まで。観客として、楽しく騙されてください。一番の詐欺師は、上田監督かもw。
現実世界でも、いろいろうまくやっている人がいますが、人の恨みは買わないようにしないとね。
追徴課税?
「カメラを止めるな!」の上田慎一郎監督の犯罪エンターテインメント映画。
韓国ドラマが原作とのことだがあまり詳しく確認しないまま鑑賞。
主演は内野聖陽と岡田将生。
内野があまり深く考えずにこういった作品に出演すること自体非常に興味深く感じたし、出演しただけで作品の格が一つ上がったように感じさせる存在感はやはり一級だと思う。
またつい先日結婚を発表したばかりの岡田のビジュアルを改めてマジマジと見てしまったが、高身長・長い手足・小顔・色白で画面に映えるその美しさには同性でも目を奪われるほどw
川栄李奈がいち税務署員にもかかわらず巨額脱疑惑のある大物実業家に直に接触をはかり問い詰めるシーンには、余りにもありえなさ過ぎて強烈に萎えたところから物語は展開し、幸先不安になった。
本作の肝はやはり一番の悪党を演じた小澤征悦。
現在上映中の「アクマゲーム」でも同じくラスボス(なのかな?)を演じているようだが、現存する役者の中で一番面白い顔で、胡散臭く顔面に迫力を感じさせる稀有な存在。(褒めてます)
彼を起用することでコメディやエンタメ作品が一発で成立するくらいシンプルに凄い役者。
「知らなかったことにする」を連呼しながら友情と男気を見せた刑事役の皆川猿時は珍しくカッコ良く思えた。(あのセリフ絶対笑わそうとしてるw)
まあ話が粗過ぎて気になるところはいっぱいあったが、悪い奴らがもっと悪い奴(多分)から大金をだまし取るという気持ち良さというかカタルシスのようなものは十分味わうことができる、エンタメに特化した面白い作品だった。
ただ勝手に期待していたどんでん返し的な展開は思っていたほどではなかったというのも正直なところ。
あのお金どうやって納税されたのか知りたくて仕方がないw
コン・ムービーにハズレ無し!
元々コン・ムービーに目がないところ、傑作「カメラを止めるな!」の上田監督が豪華俳優陣と撮った本作が面白くないはずがない!
はい、期待通りの面白さで大満足です。
個性的でそれぞれの魅力があふれるキャラクター、テンポの良いストーリー進行、二転三転するトリック、若干お約束感はあるもののラストを飾るにふさわしいドンデン返し、そして温かい家族愛が絶妙な薬味となっていて存分に楽しめました。
元々の韓国ドラマを全く知りませんでしたが、違和感なく楽しめました。
お勧めです。
THE・エンターテイメント
『カメとめ』は画面酔いしちゃって余り好きじゃ無かった…
キチンとお金かけてよく練られた脚本で面白い作品だと思います。
ラストのどんでん返しの説明も丁寧でどの年齢層が観ても楽しめる。
岡田くんの登場シーンからのGPZ(カワサキのバイクね)が止まった時を動かすと言う伏線に腕時計以上に上手く絡んでいるな と。
安定の内野さんの演技で川栄や吹越さんそして皆川さん達脇の存在感も見事。
監督の思いが伝わる様な素敵な作品です。
小澤さんの嫌味ったらしい演技も❤️。
ただ妄想シーンはいらなかったなと。
痛快!岡田くんが天才詐欺師を軽やかに演じ、要の内野さんの安定感。
痛快!面白かった!
クスリと笑えるところもあり、そうくるかーー!とか。騙し合いにどこまでついていける?笑
脚本が良いからなんでしょうね、だからきっと、もし違う俳優の配役でもこの映画は面白いんだと思う。
個人的には内野さんのファンなので嬉しいですが。
やっぱり悪い奴に天罰が下るとすっきり気持ちいい。
一番タチが悪いのは税務署長だと思うけど。
ちなみに監督は「カメラを止めるな!」の上田監督。
11/22〜公開中
痛快!伏線回収が気持ちいい
さすが上田監督という作品。
多くは語りませんが「公務員と7人の詐欺師」はそういうことだったのか!!
最後まで予想を裏切る展開で気持ち良く楽しめました!
結末を知った上でもう1回見てみたいと思います!
怒りを糧に成り上がる者ほど、その栄華は短命に終わるのかもしれません
2024.11.22 イオンシネマ久御山
2024年の日本映画(120分、G)
原作は韓国ドラマ「元カレは詐欺師〜38師団機動隊〜」
脱税王から金を奪うために詐欺師と手を組む税務署員を描いたミステリー映画
監督は上田慎一郎
脚本は上田慎一郎&𠮷田悠子
物語の舞台は、都内某所(設定は東京都中野区の中野北)
税務署員の熊沢(内野聖陽)は、妻・佳子(金谷真由美)の頭が上がらず、娘・夏美(河村花)に揶揄されながらも地道に生きてきた
ある日、妻から中古車を買いたいと言われた熊沢は、妻の指定するサイトにて個人売買を行うことになった
電話の指示通りにそこに向かうと売主代理(重岡漠)が待っていて、一通り車のチェックを済ますと、電話の主に購入する旨を知らせた
訳あって姿を表せない売主のようで、現場に来たのは病気持ちの兄だと言う
熊沢は疑うこともなく、指定の口座に金を振り込んで車の元に向かうと、車も売主の代行者も姿をくらましていた
その後、熊沢は刑事の友人・八木(皆川猿時)に相談し、詐欺犯が出所したばかりの氷室ヒロト(岡田将生)だと判明する
金を取り戻すために彼を待ち伏せすることになったが、八木のいない隙に氷室の方から接触してきた
彼は、脱税王・橘(小澤征悦)をターゲットにしていると言い、脱税額を徴収しようと持ちかける
橘は熊沢の同期・岡本(矢柴俊博)と関わっていた経緯があり、署長の安西(吹越満)が黙認している男だった
そこで熊沢は氷室の提案に乗って、地面師詐欺の片棒を担ぐことになったのである
氷室は仲間集めを始め、変装師・白石(森川葵)、当たり屋・村井(後藤剛範)、道具屋・丸(上川周作)に声をかける
そして、軍資金のためにかつて騙した闇金の五十嵐ルリ子(真矢ミキ)を引き入れ、その娘・薫(鈴木聖奈)も加わることになった
彼らは、八王子にある邸宅に目をつけ、その売主になりすまして橘への接近を試みる
彼はクラブにあるVIP用のビリヤード場で賭けをすることが趣味で、そこに面識のある熊沢が「知人の紹介で来た」と言う設定で入り込むことになった
そして、勝負に勝って悔しがっているところで餌を撒こうと考えたのである
映画は、どこまで原作に沿っているのかはわからないが、今流行りの地面師詐欺に挑む熊沢たちを描いていく
映画のタイトルコールは2回登場するが、最後にそれを見た時にその意味が違って見えるようになっていた
このあたりはネタバレに直結するので書かないが、うまくミスリードしていたなあと思った
この詐欺が成立するとは思えないところにコメディっぽさがあるのだが、ネタバレしてから観ると、この事件の前日譚(ドラマではないよ)を観たくなってしまう
岡本がどのように散ったのかとか、安西とどのように関係を持つことになったのかとか、後輩・望月(川栄李奈)がどのような指導を受けて育ったのかなどに興味が湧く
どこまで用意して、誰と誰が首謀者なのかを知った上で観る2回目は、意外な伏線が張られていることがわかる
氷室が電話をしていた相手が誰で、写真テストの正否は誰が知っていてとか、ライダーのシルエットと意味深なキーホルダーなどが意外なアクセントになっている
また、殴られる氷室を庇うのは誰かとか、自然に見えるものと咄嗟に出てしまう行動もうまくシナリオに落とし込んでいたのではないだろうか
ともかく、嫌な奴がコテンパンにやられる映画で、しかも「底辺は怒りを持たないことです」みたいなセリフがブーメランっぽく使われているのは面白いと思った
いずれにせよ、できるだけネタバレなしで鑑賞した方が良くて、さらに知った上で2度目を楽しめる作品になっている
詐欺師の面々もキャラが立っていて面白いし、癖のある人物がうまく機能して立ち回っているのでストレスなく鑑賞できると思う
そして、最後にタイトルの意味を回収することができれば、至福の時間が味わえるのではないだろうか
面白くて痛快、超面白い‼️
出足からいい!!面白かったー。軽快でちょっと内野さんキャラでコミカルに、そして悪い奴はぶっ倒し‼️
岡田将生くんの頭の良さも良かった。
さすが、韓国原作。
この作品は誰が観ても面白いやつだと思う。
カメ止めを超える傑作と言って間違いなし
完成試写会のチケットが当たり視聴しました。
地面師というホットなテーマのもと進行していく物語。主人公は冴えない税理士で、天才詐欺師とタッグを組んで、脱税王から税金を騙し取るというストーリー。
カメ止めの衝撃は超えられないだろうな、とタカを括って観てみたら・・・まんまとやられました。
キャスト陣の演技が本当に素晴らしい。天才の監督に天才のキャスト陣が揃っているわけですから、面白くないわけがないです。
詐欺というダークなテーマのクライム映画なのにも関わらず、見終わった後に暖かい、安堵の気持ちが残るのはなぜなのでしょうか。騙し取る大金が私利私欲のために使われるものではなく、税金として納付されるためだからなのかもしれませんが、それ以上に、監督である上田慎一郎氏の優しさが滲み出ているからなのではないかと感じました。
ただ、最後の最後には・・・いや、書かないでおきます。気持ちよく騙されたい方は必見です。
息つく暇もない展開!
最初から最後まで怒涛のような展開に息つく暇もなく食い入るように観てしまった…!
ジェットコースターのように思いっきり振り回されながら楽しめるエンターテイメントにも関わらず、権力や忖度など現代社会にも多く繋がる理不尽への怒りや葛藤がしっかりと描かれた骨太作品。
裏金問題などで政治不信が募る今の時代にこそ深く突き刺さる超傑作でした。
怒りが目覚めさせたもの
《試写会にて鑑賞》
悪を持って悪を制す!
テンポよく進んでいくストーリーと
巧みな展開に驚きと発見が!
お笑いポイントも数多くあって
あっという間に時間が過ぎていきました。
詐欺集団メンバー、それぞれがスキルを駆使し、
鮮やかな手口で繰り広げられる駆け引きに終始夢中。
お見事だったのがバイクと小道具の伏線…!
最後まで観客を楽しませてくれました。
スカッとするラストでストレスゼロ🙆♀️
“詐欺の基本はスリから”
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