アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師のレビュー・感想・評価
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アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師(映画の記憶2024/11/25)
久々に映画館を清々しく楽しい気持ちで出た気がするw
内容的にはクライムコメディもの。(コメディ感はちょろっとですが)
分かりやすい進行だからあまり頭使わずに楽しめるかと。
内野聖陽のスーツで気弱なのを見るとがたいが違っても「黒い家」を思い出してしまった。
(あのがたいで大人しいは通常ウソだろになるけどね、設定含めて納得はした)
岡田将生も「ラストマイル」に続きああいうひょうひょうとしてるが、小さい炎が心に宿ってる役がうまくハマる。波に乗ってるね!結婚もおめでとうと見知らぬおじさんからエールを送っておこう。
(個人的評価7点/10点中)
内野と岡田の名タッグに拍手!
やっぱり上田監督の作品は面白い!カメラを止めるな!を観た時と同じような「やられた!」感がとても強くて、しばし呆然と余韻に浸っていました。悪党であるやり手の経営者(小澤)との攻防戦で、大ピンチに追い込まれたかと思った状況が、全部ひっくり返ったので「してやったり!見事!」と膝を叩きました。ということで、全く眠気が襲わず最後まで疾走拝見しました。脇で固める川栄と森川、私的には二人とも地味な女優と思っていたのですが、この映画ではめちゃくちゃ可愛く綺麗に見えたので、作品のイメージによって違うんだなと思いました。内野(公務員の役を見事に演じていたので100点満点です!)と岡田が組んで小澤から14億円を奪取するというのが粗筋ですが、内野の心の中にあった愛する同僚を失ったことに対する復讐心と、岡田の中にあった獄に繋がれた父親の仇討ちのエネルギーが爆発した大成功の詐欺に、我を忘れて応援していました(犯罪をしてる感の部分も多いのですが、警察や税務署のトップの癒着を考えると帳消し?)。先日テレビで積水ハウスが地面師にまんまと騙された話を観ていたので、この手の詐欺はすぐに理解できたので、予習が必要なくめちゃくちゃ楽しめました。現実生活においては絶対に詐欺にはひっかかりたくはないのですが、映画として観る分は罪はないと考え、これから映画館に出かける人は大いに楽しんで観ていただきたいです。最後に岡田と高畑のめでたい結婚に、幸あれと祝福したくなりました。
追記 みなさま、どうぞ詐欺にはひっからないで楽しい人生を送ってください。
全体的に良く出来ている。
あまり現実味のない無茶なストーリーながらそれなりに上手く構成されており、さすが上田監督と言うべきか。真面目な税務署員だった熊沢が大きな詐欺事件に巻き込まれて行く様がもちろん強引な展開なんだが、一人の人間としての感情の動き自体は自然で無理がないため意外にすんなり受け入れられた。
それにしても内野聖陽さん、上手過ぎるでしょ。内野さんの演技の緩急が実に素晴らしく、特にこの映画の肝である「怒り」の表現が見事だった。おそらくこの演技力があってこそ成立した物語だったのではないかと思う。もちろん岡田将生君は安定の実力で安心して観てられる。それにしても岡田君の出演作はなぜこんなにも「当たり」ばかりなんだろう?彼が作品を選んでいるのか、彼が作品に選ばれているのか、ぜひ一度本人に聞いてみたいものだ。つい先日もたまたま彼が出演している古い映画「重力ピエロ」を配信で観たが、正直に言うと男の僕が見ても岡田君の佇まいはマジで「気絶しそうなほど美しい」のだ。しかもこの作品では若い頃にしか出ない「特有のフェロモン」が滲み出ていて、彼の魅力にまたしても完全にやられてしまった。
ところでこの作品は全く個人的な問題点があって、実は僕はビリヤード歴30年のベテランプレーヤーなのだ。なので俳優さんのビリヤードのプレーが「ど素人」なのが一瞬で分かってしまい、どうしてもすんなり入り込めなかった。そこが重要なわけじゃないと頭では分かっていても、イカサマを仕掛けるという巧妙な設定だけにあまりにプレーが下手過ぎるとどうしても気が乗らなくなる。またイカサマのやり方にも無理があり過ぎて、ビリヤードテーブルの構造まで知り尽くしているプレーヤーとしてはあれこれ突っ込まざるを得なくなる。まあこればっかりはもう誰が悪いという話でもなく、本当にどうしようもないんだけどね。なまじ専門的に知っているとこういう弊害もあるんだなと痛感させられた。
あと個人的には最後のクライマックスがちょっと一本調子だったかなと感じた。全体的にすごく面白いしテンポも良かったんだけど、結局どのシーンがピークなのかよく分からず、気持ち的にいまいち綺麗にフィニッシュ出来なかったというか、やや不完全燃焼な感じが残ったのがちょっと惜しかった。とは言え多くの人が満足できるであろうエンタメなコンゲーム作品としてまずまず良作と思う。でもやっぱり「カメ止め」の方が好きかな~?
面白かったけど…
上席
スリは詐欺の基本
いやー、期待以上!こりゃいい!
「コンフィデンスマンJP」好きにはたまらない、最高で痛快な至福のコンゲーム。こんなエンタメが見たかった!終始大笑いできるすっごい楽しい映画なんだけど、過度にふざけすぎずベストなタイミングでシリアスなシーンを挟んでくれるから、全体的にバランスがよく、とても見応えのあるものにまとまっている。映画館を出て、あー面白かった!と思わず声が漏れてしまうような満足度の高い映画。そうそうこれこれ。映画ってこういうのがいちばんなんだよねぇ。
冒頭から漂う、大当たりの予感。
理想の岡田将生像がたった1分で凝縮されていた。うわうわうわ、求めていたものまんまじゃん。この世のものとは思えない圧倒的な美貌、見るものを虜にさせる見事な着こなし、クールで華麗な動き、何事にも動じない落ち着き払った佇まい、そして優しく包み込むような可愛らしい声。あー好き。大好き。「ゴールドボーイ」東×「大豆田とわ子と三人の元夫」シンシンって感じで、ファンが思い描く完璧な岡田将生がそこにはあった。改めまして、ご結婚おめでとうございます。大好きなふたりで最高に嬉しいです。超絶お似合いだと思います💍
騙し合いバトル系の映画、自分がここまで映画にのめり込むきっかけになったジャンルでもあるからめちゃくちゃ好きなんだけど、作品の肝になるコンゲーム部分を見せたいがために、導入やキャラクター設定を疎かにしてしまいがちで、残念だったなーと感じることも多々。
その点、この作品はすぐにメインイベントへと発展させるのではなく、登場人物の説明をしながら徐々に徐々にものすごく丁寧な話運びでそこまで持っていくから、スクリーンにグイグイ引き込まれて釘付けになっちゃうし、どこを切り取っても面白い映画になっている。とても秀逸な脚本。上田監督は「カメラを止めるな!」がたまたま当たっただけの人だと勝手に思っていたけど、今回は違った。こんなの作れるのか!すごいじゃん!
真面目な公務員が詐欺師と手を組むというなんとも不思議な設定が、ストーリーに上手いこと生かされていて、騙し合いバトルにしてはもの珍しい緊張感があったし、そこに至るまでの経緯が面白くてワクワクドキドキが止まらなかった。
内野聖陽の演じるキャラの幅広さに今回もまた驚かされた。だってこの人、つい最近まで葛飾北斎だったんだよ??演技ができない演技もまた上手いし、おっちょこちょいな不器用な感じも超似合う。ホント、何にでもなれるよね。ビリヤードのシーンはこの作品の良さが前面に出ていてインパクト大。個人的にハマってるもんだから、よりテンションが上がってしまった。あそこから決めれるんだ...すっご。
曲がったことは許せない川栄李奈、何でもこなしちゃうカメレオン森川葵、百戦錬磨のコンフィデンスウーマン真矢ミキ、世渡り上手な吹越満、やりたい放題権力行使をする小澤征悦と言ったように、皆して適役すぎてなんかもう笑っちゃう笑 森川葵に関してはそのまんま。あの人、実際マジックとかスポーツとかなんでも瞬時に身につけれるもんね。主役2人だけでなく、脇を固めるキャラクターもみんなクセ強。おかげでどのシーンも絵になるし飽きないんですよねぇ。
しかも、個性豊か!だけで終わらせず、それぞれきちんと活躍するところがあるし、設定も表面上だけでなく物語にしっかり反映されていて、キャラに対する愛に溢れていていいなぁとしみじみ。役者への尊敬の念も感じるよね。上田監督、良い人だなぁ。温かい。
絶対に騙されないぞ!と構えていたけど、しっかり騙されてしまったし、もう一回見て伏線を確かめたいくらい面白い作品だった。演出に少し迫力が感じられず、「コンフィデンスマンJP」のようにうわやられた!感が弱かったけど、想像を超えるクライムサスペンスで見たかったものが見れて大満足。最近こういうの少なかったから嬉しい。また作ってくれないかな。続編期待。大好きな映画でした。岡田将生ラブ🥰
上田慎一郎にヤラれた
スカッとするエンタメ映画に満足!
正直なところ、そんなに期待せずにのんびり鑑賞する気持ちで観に行きましたが、思っていた以上に面白くて楽しかったです。
なんといっても内野聖陽さんの怒りと悲しみと決意が混ざった笑顔がほんとうによかった。気が弱いおじさんと言われてもおかしくないくらいの弱々感がいいし、ビリヤードの勝負のシーンはこちらもチームのみんなと一緒に固唾をのんで見守っていた。そのチームも個性豊かで面白い。詐欺の騙し合い、仕掛けは単純だけれども、最後のあの登場にはこちらも驚きました。心の中でガッツポーズ、というかハイタッチしたいくらい。スカッとする作品が観れて満足です。
ネタバレなしなうちに早めに観に行った方がいいと思います。
内野聖陽はさすがすぎた。面白かったです
よく考えればおかしな点は多数あるものの、それを無視できるほど面白かった。
内容は二転三転して緊張感が続くのもいい。ところどころ笑いがあるものいい(ただし、近くの席のオッサンが大声で笑うのは困りました。)
「公務員と7人の詐欺師」のはずなのに、詐欺師6人しかいないじゃんと思ってました。
そして最後、分捕った金で納税して手打ちにしたのが自分好み。これで全員の面目が保たれ、脱税も癒着も詐欺も無かったことにして日常に戻るということなのだろう。
それにしても、内野聖陽という人は、どんな役でも本当にそう見える。川栄李奈、小澤征悦もよかった。
最後のネタばらしに天晴
原作を知らないからこそ先を無闇に考えず最後まで楽しめました、連ドラにしていたらこんなにテンポよく話にのめり込めなかったです。
欲を言えばもっと内野さんと岡田さんのバディ感が見たかったが、そこは真面目な税務署員と詐欺師だからね。
アンスクチームで突出して素晴らしかったのは上川周作さん。朝ドラの寅子のお兄ちゃん役でも楽しませてくれたが今回も色んな才能を遺憾無く発揮し彼無くしてこの物語は成り立たない役どころだったのが良かった。
そして森川葵さんの演技の演技には見入るものもあった。
熊澤は橘への復讐としてアンスクチームと手を組むけれどドライな関係だからこそ自分の利益で計画を企てるので友情や恋愛の要素が少なくストレスなく観れました。
最後のネタばらしでいう“ある人物の登場”には素直に驚きました。
痛快で面白い!
脚本のうまさに震える
上田慎一郎監督は脚本がめちゃくちゃうまいんだよね。
《カメ止め》は「実は……」の構造で注目されたけど、登場人物の動きが自然さとか家族愛を入れてくるところが効いてると思うの。
この作品もめちゃくちゃうまいね。
気弱な主人公がどうやって脱税王と戦う気になるかなんだけど、頭からワインかけられても耐えて、部下に見限られても耐えて、でも、かつて自分が見殺しにした同期が軽んじられていたところで気持ちが変わる。
普通はどれか一つで気持ち変えちゃうんだよね。三つやられて、しかも自分がバカにされるのは耐えられるけど、友だちだと耐えられないっていうつくりがすごいの。
部下に見限られるところもすごいね。罵声を浴びるわけでもなく、淡々と『しょうがないですよね』って感じで見限られんの。怒鳴ってくれよ、その方が気持ち楽だよってとこだね。
ただこれ韓国原作なんだね。そこのうまさもきてるかもしれない。
さてやるぞとなったら、後は色んな人物の思惑が絡まりつつ動いて、「実は!」「実は!」でやっていくのは上田慎一郎監督のまさに自家薬籠中の物。
安心して最後まで観ていられるね。
安心しすぎて「絶対に最後勝つよな」と思ってしまうのが敢えて言えば弱点かな。
「すげえなあ」っていう脚本なんだけど、それだけにツッコミたいところも出てくるね。
7人でチーム組んでるけど、五十嵐薫(鈴木聖奈)の出番がほぼないでしょ。原作は連ドラらしいから、映画の尺にしたときに出番なくなったと思うんだけど。
上田慎一郎監督は役者の見せ場を必ず作る監督だから、余計に違和感あったな。
他のメンバーもそんなに活躍しなくて、活躍すんのほぼ熊沢(内野聖陽)と丸(上川周作)なんだよね。チームの意味がちょっと薄い。尺が短いからしょうがない。
実は神野三鈴が大活躍してましたって最期に明かされるけど、「ええ!」っていうより、「そこ、なくてもいけたんじゃね」って感じはあったな。写真の試験は情報ないと突破できそうになかったけど。
『偽の警察に通報しました』も丸がハックして警察への電話を偽警察につないだのかなと思ってた。
内野聖陽は冴えない税務署職員の役なんだけど、オーダーメイドのスーツがいきなり似合っちゃうんだよね。俳優だからしょうがない。でも、そんな税務署職員いないと思う。
神野三鈴は最期にバイクで駆けつけてTシャツ姿になるんだけど、下着の線がいっさい出ないんだよね。どんな着方してるんだと気になっちゃった。
ラストの小澤主税をボコボコにする妄想シーンは必要だったかな。あれは格が逆転したって表してんのかな。小澤主税はもうこんな役しかやらせてもらえないのかな。
上田慎一郎監督はここ数作「ん?」ってのがあったんだけど、発注側のオーダー内容がおかしかったんだろうな。ある程度、自由に作ってもらったら凄いの作るなと思ったよ。
最初から最期まで抜かりなく面白いから、必見だね。
原作は韓国ドラマだそうです。税務署職員と天才詐欺師集団が手を組む荒唐無稽なストーリー
真面目な税務署員熊沢二郎は、詐欺に引っかかり金を騙し取られてしまうが、刑事である親友の助けで詐欺師を探し出す。
ところが、その詐欺師は熊沢が追っている脱税王を逆に詐欺にはめ、脱税した10億円を徴収してやる代わりに自分を見逃して欲しいと言い出す。
熊沢はその脱税王がかつて自分の親友を罠にはめて自殺に追い込んだことを知り、詐欺師の仲間達とアングリースクワッドを結成し復讐と税金徴収ミッションに挑む。
個性的な俳優達のコミカルな演技は笑えます。最後のタネ明かしにご期待下さい。
詐欺の被害にあった税務署の職員が詐欺グループと力をあわせて大金を詐偽で奪うメッチャ面白い作品。 本年度ベスト!!
楽しみにしていた作品!
期待を上回る面白さだった!
先が読めない展開で終始スクリーンに釘付けの2時間!
まな板とトンカチが怖すぎる(笑)
うだつの上がらない税務署職員の熊沢が中古車販売の詐欺にあうものの、その詐欺師と組んで巨額の脱税をしている橘から、脱税した10数億円を詐欺で奪う感じのストーリー。
なかなか良くできた脚本って感じ!
内野聖陽さん演じる熊沢が何故詐偽グループと共に詐偽をする理由も無理がなく泣ける感じ。
後半よ絶体絶命よシーンからの大逆転な展開からのスッキリ感に満足度が向上!
本作の監督の得意な伏線回収も多くあり大満足な作品だった。
詐偽グループの岡田将生さんが今まで見たこともない程のイケメン(笑)
女性陣も素晴らしかった!
川栄李奈さん。
勝ち気な感じのキャラがお似合い。
昔、佐藤健さんと共演した特殊体質がテーマだった作品を思い出す。
森川葵さん。
美しく素敵な演技。
スリの技術を習得したのもワイスピ級なのか?
気になるところ(笑)
最後の最後のまで目が話せないストーリーで大満足でした!
岡田将生さん。
ご結婚おめでとうございます( ´∀`)
タイトルなし(ネタバレ)
地面師やオーシャンズを観てると新鮮さが薄れるかも。
大物俳優がちょいちょい出てたのに画面が地味で時々学芸会を観てる感覚になった。映画よりドラマの方が向いてたのではと思ってしまう。もう一度2,000円出して映画館で観たいとは思えなかった。
日本版 オーシャンズ かな
俺たちは詐欺師だ
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