アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師のレビュー・感想・評価
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どっちが悪い奴かわからんくなってくる
面白かったー!
これはリメイク?なの?
原作を知らないまま観たけど、韓国ドラマが元なのか。韓国ドラマには絶対欠かせない家族愛もちゃんと描かれてて、なんか納得。
皆んな守るものの為に見てみぬフリをしたり、なかったことにしたり、なんなら気づきさえしなかったコトにして生きてるのが、なんかもどかしく見ていたんだけど、まあこれリアルな世界なんだろな。。
気が弱いけど優しくてほんとは正義感のある熊沢パパが迷いながらもある意味、義賊になっていくのがよかった。
何より彼の顔芸がすごくて見入ってしまったわ。内野さんの色んな顔が見られて楽しかった。焦ってる時の顔、必見、絶対笑ってしまう笑。
そして悪知恵働く詐欺師、詐欺はもちろんダメなことだけど、頭が悪いと絶対できない!!
頭が超良くて極悪な奴やらせたら、岡田将生氏に敵う人いないとずっと思ってる。
何度でもいうけど、彼が演じるなら、あの外見の美しさを内面の醜悪さでぶち壊すみたいな役は本当に最強。それでまた、どんだけ極悪な役やっても一見無垢な好青年のイメージがずっと続いてるのすごい。あれは騙されるよ!
でも今回の役はそこまで内面が極悪ではなかったな。最後はうるっときた。
各所にクスッと笑える場面も入っていて、悪い奴らもコミカルで笑えるのが楽しかった。
なんだかんだ楽しい気持ちになれる映画が私は好きだなと改めて思う。
痛快だけど後味に?
もうびっくり
今回、久しぶりのレイトショー。
明日休みなので、レイトショーでも大丈夫な事と、今回観に来た映画館が、11/30をもって閉館となります。
今週中に最後のお別れをしたく、
私にとって最後にふさわしい
アングリースクワッドを観る事にしました。
この映画館は、近隣の映画館よりも
色々な思い出があります。
賃貸契約が満了との事て閉館みたいです
昨今の映画離れもあるので、更新しなかったのかなとも思いました
レイトショー、観客3人
最初は私1人でしたのでちょっとびっくり。
始まり早々、せいよう様の中年公務員の姿にびっくり。
つい最近は八犬伝でジジぶりが素晴らしかったですが、こちらも役になりきっていました
改めて、せいよう様の俳優魂を感じる事ができました
内容もノンストップで面白かったです。
脇を固める俳優さんも、知らない方も多かったですが、良かったです
もう1つの“地面師” こちらは痛快!
邦画俳優では役所広司が断トツで一番上手い役者だと思っているが、演技力+主演としての吸引力は内野聖陽が役所に続く存在かも知れないと最近思っている。(最近観た“八犬伝”の2人の掛け合いは素晴らしかった)
なので、本作のキャスティングに内野聖陽の名前を見てどうしても観たくなった。
【物語】
熊沢二郎(内野聖陽)は小心者で気真面目な税務署職員。あるとき、「車を買い替えて」とせがむ妻が個人取引サイトで見つけたお買い得な新古車購入を決め、代金を振り込む。しかし、たちまち詐欺だったことが分かり愕然とする。
一方、仕事では10億円脱税している事業家橘(小澤征悦)に接近したところ、逆に「熊沢に暴力を振るわれた」と濡れ衣を着せられる。 自分だけでなく部下の栄転取り消しの事態に追い込まれる。
車購入詐欺については親友の刑事八木(皆川猿時)が、出所したばかりの天才詐欺師・氷室マコト(岡田将生)が犯人であることをつきとめ、八木と共に氷室を追い詰めるが、「金は返す。それより橘から10億円を騙して徴収してやるから組まないか」と提案される。
犯罪に手を染めることに逡巡する熊沢だが、橘と話したときに数年前に目にした思い出したくもない記憶がまざまざと蘇り、氷室からの提案を受け入れことを決める。二人はアウトローたちを集めて詐欺師集団を結成し、10億+詐欺師たちの取り分として14億円を掴む地面師詐欺を企む。
【感想】
これはとても満足した。
まずは期待通り内野聖陽は素晴らしい。
俺が初めて彼を認知した作品は“臨場”。しびれる男っぽさに惚れる。それが“きのう何食べた? ”では180°違う男。溢れ出る人としての優しさに感嘆。 そして本作は超情けない男。
どんなキャラでもなり切ってしまうこの男は、やはり役所に続く役者と言えよう。
詐欺師モノであることはタイトルにまで書いてあるのだから自明なのだけど、詐欺の種類が地面師と分かって、NETFLIXで“地面師たち”を観た俺としては
「かぶってるじゃん!」
と心の中で叫んでしまった。 実際企画は1年以上前だろうから、NETFLIXで“地面師たち”が今年公開されたときには本作関係者は「やられた!」と思ったかも。
でも、大丈夫。かぶる部分はあるものの、空気感が相当違う。
NETFLIX版はドキュメンタリーチックでリアリティーが溢れ、そしてかなりシリアスな空気。結末に至ってはもはや怖い。それはそれで凄く面白かったのだが、それに対して本作はずっと柔らかく、リアリティーよりコメディータッチで描かれ、何より結末が痛快!!
難を言えば、悪徳社長橘役の小澤征悦のキャスティングか。もっとあくの強い憎々しい役者を当てていたら、痛快度ももっと上がったと思う。
娯楽作品として超おススメです!
おもしろかった! こう言っちゃなんだけど、 そんなに期待してなかっ...
おもしろかった!
こう言っちゃなんだけど、
そんなに期待してなかった(失礼!)
見終わって改めて解説読んで、
韓国ドラマが元ネタと知って納得
小気味良いテンポとか、
復讐とか、
家族愛とか、
日本語でやってもできるじゃん!
って思った
キャスティングも良かった
これこれ。こういうので良いんだよ!
詐欺プレイがかなりの無理スジ
予備知識まったく無しで観賞しました。
最近岡田将生って悪人役多いね。
お話をコメディに寄せるためなのか何なのか、特に詐欺グループの仲間たちのやり取りがいちいちコント臭くて気になった。
この映画の中での詐欺は、観客を騙すのが主旨だと思うんだけど、仲間たちのそういうデフォルメしたやり取りのおかげでリアル感が薄く、主観的にのめり込めず、コントを眺める感じで観てた。
特にビリヤードのクダリは練習から実際の騙しシーンまで、もうずっとそんな感じ。ここで敵の橘がドン臭いアホを丸出しにした結果、後の逆転に「強敵を出し抜いた感」がなくなってしまった。
この詐欺にリアル感が稀薄なのは、かなり冒頭からで、自宅の車のエンジンが急に掛からなくなって、修理にも出さず、直後に投函された中古車屋のチラシに奥さんがすぐ飛び付いて購入とか絶対あり得ないでしょ。
詐欺グループのアジトに娘が入って来て、何とかごまかしたと思ったら、次のシーンでは自宅に連れて帰って一緒にメシ食ってる。ウソでしょ?家族を巻きこんじゃ絶対ダメじゃん。
てっきり、奥さんもグルなんだと最後まで思ってた。
あと、橘が詐欺グループを捕まえた後、橘が氷室を殴るってのも絶対あり得ない。
そう。作品通して、橘は悪党なんだけど、全然賢くないってのが、ずっと気になる。
で、物語が最後どうなったのか、よく分からなかったんだけど、橘がどんな悪党だとしても、その橘から金を奪ったのは完全な詐欺行為なワケでしょ?
橘が被害届けを出したら身元をさらしたイチ公務員である熊沢は捕まらないの?
逆に橘が被害届を警察に出さなかったとしたら、熊沢はあんな悪党に恨みを買うことになるけど、危険じゃないのかな。
全然「ギャフンと言わせてやったぜ」って飲み込める話じゃないと思うんだが。
ただ、映画タイトルが出るまでのケレンと盛り上げなんて超サイコーだったし、ラストの畳み掛けとタネ明かしも爽快感抜群。
映画の最初と最後を上手くまとめてくれているので、エンタメとして楽しむ分には十分な映画でした。
気持ちよければ良いじゃない
芸達者な俳優さん達のノンストップなコンゲーム
見てる側に考えさせないあれよあれよの展開。面白いです。
とはいえ、こういう詐欺もの何本か見てる人には、新味はない。
ただ、その既視感を越える内野聖陽の細かい芝居、顔芸。見事です!
あとタイトル、7人の詐欺師。7人目はあの食べてるひとかと思いきや、そっちは公務員でしたわ
爽快なコンフィデンスメン+公務員物語
評価も高く話題の作品。公開から遅ればせながら、ようやく鑑賞。早く観たかったのに、近くの映画館では上映していないので、ちょっと遠出をして本日鑑賞。
最近は、詐欺や強盗被害のニュースを聞かない日は無いが、映画の中ならこれもOK❣ 古くは、ニューマンとレッドフォードの名作『スティング』から、最近では長澤まさみの『コンフィデンスマンJP』シリーズと、詐欺師を扱った作品は数多い。観る者まで騙し騙されるどんでん返しの面白さと、だいたいが悪玉から、大金を奪いとるという正義の味方的な展開で、爽快感が味わえるもの。本作も、その王道を行く詐欺師ムービー。
堅物な税務署職員・熊澤二郎の管轄内には、大物の脱税容疑者として橘コーポレーションの橘社長が居た。しかし、大金を餌に警察や税務署上層部とも癒着し、熊澤は、橘に脱税の直談判したばかりに、後輩の望月共々、窮地に陥ってしまう。実はこの橘、熊澤にとって亡くなった同僚であり親友の仇でもあったのだ。そんな折、熊澤は、刑務所から出所したばかり天才詐欺師・氷室マコトによる詐欺に引っかかり、大金を騙し取られてしまう。
踏んだり蹴ったりの熊澤だったが、刑事の親友の助けで、何とか氷室を見つけ出した所、氷室から、「橘の金を奪い取り、ヤツの悪事を曝そう」という詐欺の提案をされる。親友の仇でもある橘にひと泡吹かせようと、熊澤は詐欺の仲間となって、そのイロハを学んでいく。最初は、詐欺のセンスの欠片も無い熊澤だったが、次第に腕を上げて、7人の仲間と共に先の先、二転三転する騙しテクニックと共に、橘を吊るし上げる罠に挑んでいく。ラストは、言うに及ばず、スカッとするエンディングが待っているが、ラストのラストに、もう一つ騙しが仕掛けられ、更にヤラレター❣
監督は、『カメラを止めるな』で、大ブームを巻き起こした上田慎一郎監督。『カメ止め』は、低予算で無名の俳優陣の作品ながら、よくできていて面白かったが、2作目は大コケし、『2匹目のドジョウは居なかった』とレビューした記憶がある。しかし、本作は韓国ドラマを原作に、内野聖陽と岡田将生のW主演で、悪玉役の橘には小澤征悦、その他にも真矢みきや川栄李奈、森川葵等、実力のある俳優陣によって、入れ込み具合も半端なく、爽快感の残る面白い作品に仕上がっていた。
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