「ちょうどよくフェイク、ちょうどよくリアル」アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師 szk1109さんの映画レビュー(感想・評価)
ちょうどよくフェイク、ちょうどよくリアル
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「カメラを止めるな」の上田慎一郎監督の作品。
本作は原作リメイクということもあり、前作とはやや雰囲気が異なるところもあり。
キャストは、内野聖陽、岡田将生、吹越満、小澤征悦など、演技が上手い俳優が揃っているので、どんどん物語に引き込まれる。
特に内野さんの演じる激情を秘めた真面目な公務員、岡田さんの天才詐欺師はハマり役!
詐欺師たちのコンゲームが題材の映画なので、様々なフェイクが入り乱れ、フェイクとリアルの境界を行ったりきたり。
氷室が話す父母のエピソードは、熊沢を利用するためだけに作られたフェイクで、詐欺師は所詮詐欺師ということであれば、観賞後にもやもやが残ったかもしれない。全てがフェイクではなく、共感できる氷室のリアルがあったからこそ素晴らしい作品だった。
蔦谷さん&峯田君の主題歌も最高!
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