アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師のレビュー・感想・評価
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序盤のマッハなストレスに耐え凌げるか
導入、かなりキツい。悪役ラスボスに踏みつけにされ、詐欺師には騙され、コテンパンにされる公務員の主役を観ていて、こちらの胃袋がキリキリしました。
それでも、後でその怨みが晴らされることを願って、最後まで観るしかない。いやさ、最後まで観ずにおくものか。これが、この映画の仕掛けでしょうか。主役との共感が半端なかったです。
ちゃくちゃくと計画進行。蛇の道は蛇、悪者VS悪者の闘いだから、やっぱり不快に感じる人も多いでしょう。それでもサギの手口に舌を巻くほかは無い。計画の個々の段取りが上手すぎる。
そして至る結末。見事な起承転結といっても良いでしょうか。そういうことになるとは判っていても、主役達の不利な状況に絶望するほかは無かったのは、この映画の上手いところなのでしょうか。そうと判るまで主役達のトリックに気づけなかった。伏線も引かれていた偽札の発覚から雪崩れ込むような種明かしは、ルパンもカイジもビックリの大仕掛けだったと思います。
それで、こちらのストレスは晴らせたか。「世の中、こんな悪い連中ばかりなのか」と不安が残ります。主役の公務員がラスボスを殴りつける「本当にやってしまったか」という妄想にビックリするシーンにも共感一杯。それでも、税務署の職員に徹するあたり。やはり、身の上と家族を捨てきれない、凛々しく、強くなったお姿に拍手。
悪人ばかりが活躍する中、映画として「大事なのは家族の絆」という筋を通されていたと思う。この映画の唯一の良心でしょうか。ワインをかけられても愛想笑いをせずにはいられない。でも、自分には単純に怖いから逆らえないかも。家族が居るからとかいうよりも。
それでも世の中に対する不安とストレスは残る。特殊詐欺や闇バイトからの強盗が闊歩し、一般企業でも1円でも儲けることに奔走する。ラストのスタッフロールで流れる主題歌の絞り出すような歌声がとてもマッチしていたと思う。自分も不穏な世の中に対して絶叫したくなる。
自分にとって一番ヤバイのは女性の詐欺師かな。頂き女子とかいうのに本能を刺激されたら超ヤバい。モテ期だと・感じた自分は・既にカモ。御用心、御用心。
ガッツポーズしたくなる爽快さ!正しさとかぶっ飛ばしていこうぜ!!
あ〜面白かった😊
この映画を今日選んで正解でした👍
月曜からどうかと思ったんだけど、単純に元気出たわぁ〜。文句なしに面白かったです😁これぞエンターテイメント!!2時間あっという間でした。仕事の嫌なこと全部吹っ飛びました〜🙄久しぶりに選んだ映画と求めてる映画がマッチした気がしました。おんなじ映画観るのでも、こちらのコンディションによって、感じ方って変わったりするものね。
正しさとか、権力とか、
そんなのどーでもいい。
善人ヅラした悪を懲らしめるには、知恵と勇気が必要だね。
「目には目を 歯には歯を」
です。
税務署に勤める真面目な公務員熊沢を演じた内野聖陽さん、役の幅が広いですね。いつも色んな顔を見せてくれます。ご結婚おめでとうの岡田将生さん、天才詐欺師役がピッタリ!今ノリに乗っていらっしゃいますね。彫刻のような整ったお顔立ちに吸い込まれそうになります。小澤征爾さん、こういう憎らしい金持ちの役が何故かお似合い😅心から憎らしいと思わせる流石の演技力です。その他にも川栄李奈ちゃんや皆川猿時さんなど見応えある役者さんが脇を固めています。
監督は、あの「カメラを止めるな!」の上田慎一郎監督。原作は2016年の韓国ドラマ「元カレは天才詐欺師 38師機動隊」で、真面目な公務員と天才詐欺師が手を組んで脱税王に立ち向かうべく奮闘するクライムドラマです。
老若男女、万人が楽しめる
極上エンターテイメントです♪
生きてれば、誰にでもあるよね
理不尽な事ばかり…🙄
その行き場のない怒り💢💢
爆発させる前に、
「アングリースクワット」しよ!
今週末は、コレで決まり!
「怒りで手を組む詐欺師&公務員 vs 権力者」のハラハラ痛快コンゲーム
公開日直前に飛び込んだ岡田将生結婚というおめでたい報道に、私はライトファンでありながらしばらく目を閉じて横になってしまったのですが、起き上がって観てきました。
それはさておき。
内野聖陽はやっぱり素晴らしい俳優だ。
化けるなあ……少し前に「八犬伝」の北斎役を見たばかりなので、余計にそんな印象だ。公開前にメインビジュアルを初めて見た時は、光石研かな、と思ってしまった。「きのう何食べた?」「春画先生」ちょっと遡って「真田丸」など、毎回全く毛色の違う役柄に見事に馴染んでいる。
今回の熊沢役で見せた演技もまた見事だった。
序盤は卑屈な公務員、橘の非道ぶりや彼が友人の仇であることを知り、感情を抑えた中で怒りを溜めていく様子。作戦の一環でプールバーに潜入した場面での綱渡り感、部下の望月に橘や所長の悪事を見ぬふりする職員たちについて問われた時「生きるためだ」と返すその絞り出すような声と表情。ラストで橘と対峙した時、暴力(の空想)で放出した怒り。
最初は真面目と卑屈一辺倒に見えた熊沢が、犯罪グループと組んででも友人の復讐を果たそうとし、その過程でちょっと生き生きしてきたりする様子など、内野聖陽の表現する感情の機微はその起伏が楽しく、かつリアルだった。
展開自体はケレン味強めだが、熊沢の感情表現の説得力が作品の人間ドラマの部分を支えていたように思う。
小澤征悦の悪役もきちんと憎たらしくて、氷室と熊沢の怒りを引き立てていた。
詐欺師の氷室が橘を陥れようとする動機の根底には、父親の仇討ちがあった。最初から熊沢を巻き込もうとしていたのは、橘をリサーチする過程で熊沢の友人が死に追いやられたことまで知っていて、熊沢の怒りを目覚めさせて利用しようとしたのでは、なんて想像をしたくなる。
氷室が熊沢の家族と囲んだ食卓で、作り話を装って身の上話を口にするシーンが印象的。岡田将生の陰のある佇まいが、言葉の向こうにある本心を語る。2人を連帯させていたのは、胸の奥に燃える橘への怒りだった。まさに ” angry squad “ だ。
身も蓋もないことを言うと、氷室の母親が橘の組織に潜り込んでいたのであれば、熊沢を巻き込まず詐欺師チームだけで橘を地面師詐欺にかけ、手に入れた帳簿を匿名で税務署に渡すことで彼から金と社会的地位を奪うことも出来たように思えるが(所長も邪魔な存在だが、そこも小細工の方法はあるだろう)、それではメッセージ性が弱い。
エンターテインメントのためであることはもちろん、権力を持つ者の理不尽な横暴やそれに対する強い怒りを描くためには、熊沢にモラルの壁を越えさせる必要があった。
ネットフリックスのドラマ「地面師たち」にはまって森功氏のノンフィクションも読んでいたので、地面師詐欺のシーンはスキームの復習をするような気分だった。
偽地主との対面や現地実見のシーンでは、周辺住民に人相の確認をしないの?と思ったが、種明かしされてみれば酒井(神野三鈴)がスパイだったので納得。
橘が現実の積水ハウスより賢かったので笑ってしまった。まあそりゃそうだ。
現金強奪のために床に穴を開けてあれだけの量の偽札とすり替え、その金から脱税分の税金を徴収、というくだりはさすがにファンタジーの域だったが、ルパン三世鑑賞時のノリに切り替えて楽しんだ。
タイトルに「7人の詐欺師」とありつつ6人チームのまま進行していたので、隠し玉の7人目を推理し、その登場を期待しながら見ることになる。
ポスタービジュアルやパンフレット、途中までの展開では望月(川栄李奈)や熊沢の娘が仲間入りの気配を見せる瞬間があったがブラフ。ラストは素直にスカッとした気分になれた。
原作の韓国ドラマ「元カレは天才詐欺師 38師機動隊」が2016年、上田監督にとっては6年越しの企画で、コロナ前に書いた当初のプロットでは2020年オリンピック開催、それに伴うインバウンドの増加、国内カジノ、といった要素が盛り込まれていたそうだ。
個人的には時事ネタ抑え目の完成版の設定の方が好みかな。
コンフィデンスマンで地面師でマルサの男!
『カメラを止めるな!』がミラクルを起こして一躍時の人となった上田慎一郎だが、その後の作品はいまいち精彩に欠け、どうしても一発屋のイメージが…。
あの練りに練られた快作はやはり面白く、その後の作品も期待や比べてしまう。
何だかM・ナイト・シャマランのキャリアと似ている。
シャマランも『シックス・センス』の大成功の後、賛否両論。『シックス・センス』がキャリアの頂点とは言いたくないが、あれを越えるのはなかなかに難しい。
でも、『シックス・センス』の後の作品だって面白いのはある。
上田慎一郎もそう。『カメラを止めるな!』の壁は高いが、それほどのインパクトは無いが、『スペシャルアクターズ』だってなかなか面白かった。他は結構賛否多いみたいだけど…。
あのどんでん返し劇、『カメラを止めるな!』より前に発表していたらあちらが話題になっていたかも?…なんて。
そして今回ズバリ、『スペシャルアクターズ』より面白かった。『カメラを止めるな!』以降、出色の出来。
ちゃんと面白いものを作る。才はある。後は見る側が『カメラを止めるな!』と比較するか否か次第。
強いて言えば、オリジナル作品だったら…。
韓国ドラマの映画リメイクだが、しっかりと面白い。もう一つの“コンフィデンスマンJP”。
元ネタの韓国ドラマは未見だが、内野聖陽演じる主人公はマ・ドンソク兄貴。
全然イメージ付かない。だって…
真面目に生きてきたのに…。
税務署職員の熊沢は不運が続く。
正義感の強い部下・望月に促され、脱税疑惑のある大物・橘に接触し、こちらに否は無かった筈なのにひと悶着。
上司の計らいで何事も無く…と思っていたら、上司に連れられた先は、橘の元。
謝罪を要求される。上司は橘の息がかかっており…。
信念貫く男だったら拒否しただろうが、熊沢は…。挙げ句、橘に頭からワインを掛けられてしまう。
頭を上げた熊沢はそれでも笑顔を返すしかなかった。
そうするしかなかった。家族や生活がある。
家庭でも妻や娘の尻に敷かれ…。
調子の悪い車を買い換えたい妻。頼まれ、SNSで注文。
電話やり取りで指定された場所で代理人から車を確認し、入金。
だが、代理人も車もその場から姿を消した。
騙された!
電話の主は双方に巧みに。
仕事ではコケにされ、プライベートでは金を騙し取られ…。
ついてない、冴えない、うだつが上がらないの三拍子。
だから元がマ・ドンソクなんてイメージ付かない。
親友の刑事に助けを乞う。
意外やあっさり探し出す。
最近出所したばかりの天才詐欺師、氷室。若く、イケメン詐欺師なんてその界隈では呼ばれている。
氷室を監視していたら、あちらから接触。
やはり一筋縄ではいかないその世界の人間。監視していた事も熊沢が抱える問題も承知。
返金と「ゴメ~ンね」。
許せない熊沢に、氷室はある提案。
橘を詐欺にかけ、脱税分の10億円以上を騙し取る。その代わり、被害届は取り下げ。
無論、了承などしなかった熊沢だったが…。
国税局に栄転が決まっていた望月だが、突然白紙に…。言うまでもなく、奴の圧力。
熊沢は再び橘の元を訪ね、望月の栄転取り消しを考え直して欲しいと頭を下げ懇願。
了承する橘。誰かに嗅ぎ回れるのは勘弁。
そう言う橘は語り出す。数年前にもいた。俺の周りを嗅ぎ回ってた奴。
あいつ、どうしたっけ? 名前、覚えてないや。
熊沢は忘れない。同期で親友だった。橘の脱税を摘発しようとしたら、収賄の容疑を掛けられ、クビに。周りと同じく保身に回ってしまった熊沢は助けてやる事が出来ず。そして同期は飛び降り自殺した。
再び顔を上げた熊沢は笑顔を絶やさず。
しかし、その腹は決まっていた。
熊沢は氷室の元へ。
何か、怒ってる…?
開幕して約30分、ここでメインタイトル。話も目的もターゲットも決まった!
氷室に連れられ熊沢は、スリに遭う、詐欺に遭ったSNSやチラシを知る、当たり屋に遭う。
皆、氷室の仲間。元女優のスリ、メカニックや偽造のプロ、当たり屋。
さらに、氷室と訳ありの闇金母娘も引き込み。
橘の情報収集。橘は土地を欲しがっている。土地を買って巨大複合ビルを建て金儲け。
詐欺の方法も決まった。地面師詐欺!
詐欺のプロたちによる大博打が華麗に…いや、トラブル続出?!
各々その筋のプロだが、個性的過ぎて時々チームとしてバラバラ。
何より一番の問題は、熊沢。詐欺のド素人で、性格はド真面目。詐欺に向いてない…?
そんな熊沢に大役。餌になる。
橘は高級クラブのシークレットルームでビリヤードをするのが趣味。
闇金母が手を回し、ルームへ。顔を知られてる事を活かして接触。ビリヤード勝負をし、そこで土地の話を…。
怪しまれずに、自然に。普段の冴えない雰囲気から一転、実はもう一つの顔を持っているという芝居をしなければならない。
しかし、熊沢はビリヤード未経験者どころか、そんな度胸も無い。
ならば、特訓特訓、役に成りきれ。
熊沢。を詐欺師プロデュース!
真面目で平身低頭。気弱でびくびくおどおど。
内野聖陽のリアクション王のようなコメディ演技が面白い。
全くの足手まとい役立たずから、ビリヤードをマスターし、次第に度胸も見せ、いっぱしの詐欺師になっていく様の巧さ。
望月に同期の死を話す悲しみと悔しさの熱演には心揺さぶられた。
脚本から製作に携わり、内野聖陽ショーとでも言うべき巧さが光る。
近年『ゴールド・ボーイ』や『ドライブ・マイ・カー』で悪役や不遜な役で印象残す岡田将生が本作でも。彼もイケメンより個性派だ。
演技に定評ある川栄李奈や森川葵も魅せるが、ちと出番少なかったのが残念。各々がスキルを活かして華麗に活躍するチームプレーがちょっと乏しかった気も…。
出番は僅かでも皆川猿時の人情味ある刑事は良かった。
皆の巧演や熱演を受けて、小澤征悦が憎々しさ爆発。
無名素人役者で巧みだけどちょっと緩い作品を撮ってきた上田慎一郎だが、一流役者を揃えて上々のエンタメを撮れる事を証明。
上手く餌に掛かり、土地も下見。気に入る。
神社のような広い敷地で、古ぼけた屋敷を祖父から譲り受けた占い師の孫娘…なんて、『地面師たち』であったような…?
後は司法書士も同席させ、正式な契約。印や現なまやり取り。
相手の“罠”もクリアし、全て順調…そんな時、
些細な事から詐欺である事がバレる。
橘は騙されてるフリをする。印を捺した時、一網打尽に捕らえる。
手玉に取ったつもりが、こちらが手玉に取ってやる。
雲行きが怪しくなる中、決行日数日前から熊沢と連絡が取れなくなる。恐れをなして逃げ出したか…?
しかし、熊沢は戻ってきた。
騙し通せるのか、返り討ちに遭うのか。
いよいよ決行の日…。
ビルの一室で、橘は騙されたフリして手続き。
部屋やビルの外には手下どもが待機。
熊沢はそれに気付き、連絡しようと思ったら、手下どもや熊沢の上司が奇襲。そこに、熊沢を怪しんでずっと尾行していた望月が割り込んでくる。
ゴタゴタあって、望月を連れてその場を脱出。連絡をする。
連絡を受けた氷室らは印を捺す直前に理由をつけて退室。
しかし、橘は逃がさない。警察に通報。
氷室らは警察に捕まり…。
勝ち誇ったように笑う橘は改めて金を確認したら…、
偽札!?
一体何処で、どうやって!?
現なまやり取りの際、入札機で計上。
入札機の下に穴を空け、そこから本物と偽札をすり替えていた。
本物は段ボール箱に詰めて運び出し。熊沢と望月がビルの外で手下どもに追われた時、ぶつかって道を防いだ配達業者が伏線になっている。
伏線は他にも。橘の通報で駆け付けた警察。声をよ~く聞くと、実は…。
『コンフィデンスマンJP』ほど鮮やかではないが、どんでん返しは幾つも。
実は橘の傍に、こちらの内通者が一人。まさかの人物で、まさかの正体。だから“7人”。
どんでん返しは敵だけにじゃなく、味方にも。
氷室が熊沢を詐欺に引っ掛けたのは偶然だったのか…?
熊沢が橘に復讐しようとしていたのを氷室は知っていた…?
それを利用して…?
何の為に…?
氷室が熊沢の夕食に招かれた時話したある芝居の話。
ある男の子に刑事の父がいて、弁護士の母がいて。刑事の父は悪党を捕らえようとしたが逆に罠で濡れ衣を着せられ服役中。弁護士の母は助けてやる事が出来ず…。その時、息子は…?
何ともセンチメンタルでベタな“作り”不幸話。
だけど、そういうのが本当の話だったりする。
多くの人たちが苦しめられ、一矢報いたかった。
その絶好のチャンス。
一世一代の復讐と大逆転。熊沢や氷室、その他苦しめられた皆の大一番。
見事、大勝利。痛快スカッと!
大金を騙し取られ、敗北し、激しく動揺する橘の前に、熊沢が訪れる。
愚行を続ける橘を、熊沢は…。それは妄想だった。
納税を報告。
コンフィデンスマンで地面師でマルサの男!
(正確には“マルサの男”ではないんだけど、言葉に箔を付けたかったので…)
熊沢は最後まで熊沢だった。
またそれは、どんでん返しエンタメを作り続けていくであろう上田慎一郎の信念にも見えた。
何も見てない聞いていない
やはり法律には不備がある。
上手く潜り抜けて得する奴もいれば、
盾に取られ窮地に追い込まれる者もいる。
そこに命が関わると気持ちも逡巡する。
憎ったらしい小澤征爾の橘、
いろんな人を落とし入れ、
脱税して私腹を肥やしている。
が、犯罪者とならない。
権力者橘に媚びる情け無いを通り越し
悪者の税務署長。
税務署員の熊沢は部下の望月と
滞納している税金の督促に権力者橘の元に行くが、
驚いたことに二人は処分を受ける。
税務署員としての仕事を遂行しただけで。
ひょんなことから知った
イケメン天才詐欺師の氷室という男、
橘の金💰を取ろうと持ちかけられるが、
一度は相手にしなかったが、
あまりの橘の暴虐無人に熊沢は決意❗️
詐欺師集団に堂々と姓名と職業を言う様子に
大丈夫なのか、と心配したが杞憂であった。
画面には出て来ず後の種明かしでわかるが、
着々と準備が進められていく。
途中で橘たちに気づかれたが。
優秀な集団の者たちの働きで見事に成功できた。
時折氷室の背景が映し出される、
彼も被害者だった。
橘の納税がなされる。
キチンと納税する者たちにとってはホッとする。
三人で写った写真、
友人の八木が見ざる🙈聞かざる🙉
橘が人を虐めていなければ、
岡本も生きており氷室の家庭も平和だった、
すれば橘から金💰を取ろうとしなかった筈だ、と
思ったが、
脱税絡みなので
見過ごせないことだっただろう。
税務署長の癒着の酷さに呆れる、
現実は公明正大、清廉潔白な方だろう。
望月役川栄李奈、やはり熊沢の味方につくと思った、
あの炸裂トーク、頼もしい。
家では洗濯物畳む夫で嫁は隣でゴロ〜ン、
内野聖陽さん、やはりの演技巧者❗️
気弱そうな性格ながらも内に秘めた闘志を見せてくれた。
氷室の背景にも注視して発奮。
岡田将生さん、イッケメン‼️
映画の日!!!! めちゃめちゃ面白かった、、最後までどうなるか分か...
エンタメ
地面師たち、は未視聴。
こちらは安心してみられるエンタメとなっています。
テンポ良い映画っていいよね。
本作は最初から最後まで楽しめました。
テンポ落とさず、説明ちっくではないけど説明十分でわかりやすい。
それってちょっと運任せ?かと思いきや、成功確率あげるためにちゃんとやってるのね。
詐欺師グループって仲間内で裏切りとかあると目も当てられないけれど、仲間っていいな。
同期の絆。家族の絆。
部下とだって絆は築ける。こんな上司なかなかいないです。でも、女性部下と停車した車で2人っきり、は状況的にはあんまり良くないと思う。よっぽど信頼できてないと無理。
悪い人がわかりやすく悪くて、観客みんなで熊沢さんを誰もが応援しながら疾走する作品、おもしろかった。
最初から最後まで中だるみのない、楽しい映画でした。 公務員の保身と...
テンポ良くて面白い!
CSで録画視聴。
やっと観れたが、テンポが良くて面白い。前半は?だったが、段々テンポが良くなり後半面白い。上田慎一郎監督はカメラを止めるなのイメージは強いが、テンポの良さは魅力。韓国ドラマのリメイクだが、上田慎一郎監督は僕の方がもっと面白くできる信念が完全に上回った。内野聖陽はさすが!岡田将生もこの作品のような役もこなすんだと新たな発見があった。演技も良かった。個人的には綾野剛の方がこの作品は合うのかもしれない。
詐欺で巨悪と戦う展開
大満足
7人目ずっと探してました
韓国でドラマ化された「元カレは天才詐欺師〜38師機動隊〜」の日本リメイク版。
全体を通して、テンポもよくてとても面白かったです。
冴えない公務員のおじさんが、仕事、家族、親友のために頑張って詐欺を行い、元の自分まで変化していく様子は素敵でした。
最後には少しカッコいいおじ様になってました。
まぁー詐欺は犯罪ですけど(笑)
とは言え、悪い人をギャフンと言わせるのは、見ていて楽しいですね。
税金10億円を徴収するのに、不動産詐欺を行います。
この映画を先に見ていたら、何も思わなかったと思いますが、昨年Netflixドラマ「地面師たち」を見てしまっていたので、そちらに比べると詰めが甘いというか、少し雑というか、面白さが半減してしまいましたね。
こちらはコメディ要素もあるので、そう感じるのかも知れないですが。
成功する事はわかってはいるものの、ビリヤード対決や、土地売買の瞬間は、ドキドキしながら観てしまいました(笑)
後は、サブタイトルの「7人の詐欺師」なのに、ずっと何回数えても6人だし(笑)
どこー?だれーーー!見えてない?幽霊?ってなってしまってました(笑)
ラストで「あーそう言うことなのね」ってなりました😊
サブタイトルなしの方が、きっともっと驚くかもしれないですね。
それにしても岡田将生くん、顔が小さいね。
爽快‼️悪党をコテンパンにやっつける詐欺師集団に喝采‼️
メッチャ面白かったです。
大企業を経営して正しく納税をしない経営者を
税務署職員が、詐欺師と手を組んで、地面師まがいの手法で
税金を奪回するリベンジ・ノワール。
内野聖陽に岡田将生が主演。
詐欺師の岡田将生に、怒れる男(公務員・内野聖陽)が絡む。
申し分のないキャストと脚本。
オドオドと気弱な内野と、美しさに見惚れる岡田将生。
怒りを溜め込んだ男・内野聖陽のしなやかなしぶとさ、
美しさの中にも優しさを感じさせる儲け役・岡田将生。
一瞬も緩まず、一気にラストまで持っていく展開、
興味が切れずに続いた。
詐欺師・岡田将生の服役中の父親、そして母親。
ラストは家族愛で締める脚本も中々だ。
惜しむらくは韓国ドラマのリメイクだという点。
「カメラを止めるな」の上田慎一郎監督の次回作。
ゾンビ映画から180度転換してシリアスなノアールのコメディ。
意外でした。
しかし想像以上に手堅い演出。
有名俳優を上手く使いこなして、特にこの映画のキーマンになる
悪役の脱税王・小澤征悦はハマり役。
彼が憎々しいから、巨悪に見えるから、税務署員(公務員)のやりきれなさが
くっきりと対比で浮かび上がった。
税務署長・吹越満のズルさ、
正義の申し子の川栄李奈、
警察官の皆川猿時、
皆さん、良い働きでした。
本当に適所適材、
言うことなしです。
リベンジ・ノワールの秀作。
まだまだ、悪い奴、
お仕置きの必要な巨悪。
次回作も悪党にメスを入れて頂きたいです。
詐欺映画は呪縛から抜け出した方が良い
内野聖陽さんが主役だけれど、実質的には岡田将生さんとダブル主演みたいなものでした。
タイトル通り、詐欺の映画です。
展開が安っぽくて、あまり面白くない。
詐欺映画を観る度に思うけれど、詐欺映画は「スティング」の呪縛から抜け出した方が良いと思います。
二転三転させる必要はないのでは。
内野さんは、最初は内野さんっぽくない演技で良かったけれど、最後は内野聖陽さんに戻っていました。
真矢みきさんは、役に合っていないかなと思いました。
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