劇場公開日 2024年11月22日

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Back to Black エイミーのすべてのレビュー・感想・評価

全30件中、21~30件目を表示

 「ただ歌う事が好きだった女の子が運命に翻弄され周りに食い物にされ...

2024年11月24日
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鑑賞方法:映画館

 「ただ歌う事が好きだった女の子が運命に翻弄され周りに食い物にされて」と云うのは恐らく美しすぎる見方で、「彼女の持つエネルギーが産み出した渦に彼女自身が巻き込まれてしまった」という運命だったのかな。そしてジャニス・ジョプリンと同じく、エイミー・ワインハウスは27歳でこの世を駆け抜けた。

 男とのグダグダ共依存関係を「自分を痛めつけて相手をヘコませる競争」と表わす言葉にドキッとした。

  本作に興味を持ったら、彼女のドキュメンタリー『AMY』(2016) も併せて観て欲しい。

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La Strada

3.5「ばぁば」はエイミーのアイコン

2024年11月23日
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泣ける

悲しい

難しい

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AK

4.585点ぐらい。響いた。

2024年11月23日
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鑑賞方法:映画館

エイミー・ワインハウスの事は軽く知っていて、若くして死んだジャズ系ミュージシャン、それぐらい(笑)

以前ネトフリのドキュメンタリーを観ようとしたけど、少しだけ観て止めました(笑)

この映画を観るまでは、彼女の事はイギリス人じゃなくアメリカ人だと思ってた(笑)

そんな自分の感想だけど、自分の趣味嗜好に合い、響きました。

まずビジュアル、アメリカの50年代のピンナップガールみたいで、超オシャレ、超イケてる♪

そして音楽、ジャズっぽい、ブルースっぽい、黒っぽい音楽、好みです。

洋楽ファンお馴染みの、EMI、ヴァージン、アイランド、って単語も出てきて、

シャングリラスやスペシャルズも流れたりします。

シャングリラスの「Leader of the Pack」は歌詞の訳も字幕で出るんですが、あんな歌詞って初めて知った(笑)

そして、ロンドンって、やっぱりオシャレでイケてる♪

洋楽ファンは、マストでオススメです。

R.I.P. エイミー

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RAIN DOG

3.5本人を全く知らなかった私にとっては、 よくある話のひとつだった た...

2024年11月23日
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本人を全く知らなかった私にとっては、

よくある話のひとつだった

ただ、この人を検索したことにより、

27クラブってものを知れて良かった

かなり本人に似せられましたね

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jung

4.0結末がわかっているだけに辛い話です

2024年11月23日
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花火のようにあっという間に輝いてそして消えてしまったエイミー・ワインハウス
彼女はその不器用さと頑なさと純粋さのため、とにかく愛する人にも自分の音楽にも真っ直ぐで一途です。それはずっと自分の心のスキマを埋め続けているようです
でも、決して埋め切ることのできない結果、彼女はどんどん酒とドラッグに溺れていきます
全編流れる彼女の曲が訳詞と共に流れてくるのですが、映画の内容と相まってとにかく身を削って作られたように響いてきます
とにかく27歳でその生涯を終えてしまうことは結末としてわかっているので、全てのシーンが悲しくつらく感じてしまいます
誰も彼女を救ってやることはできなかったのか、と思ってしまいます
そうそう、彼女はスペシャルズのカヴァーや、ステージで共演していたので「スペシャルズが好き」というようなセリフや彼らの曲が流れたりして少し嬉しかったです

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てりてりお

4.0【”君はエイミー・ワインハウスのソウルフルな情念の歌を聴いた事があるか!”今作は、彼女自身の生き様をそのまま歌にした、名曲テンコ盛りの華やかで哀しくも短き半生を描いた音楽伝記映画なのである。】

2024年11月22日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

幸せ

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NOBU

3.5故エイミー・ワインハウスの知られざる深淵

2024年11月22日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

2011年に27歳の若さで他界した伝説の歌手”エイミー・ワインハウス”の光と影に迫る伝記ドラマでグラミー賞を受賞するなど若くして脚光を浴びる一方でアルコール依存症や離婚問題などに苦しんだ波乱の人生を描きだす。故エイミー・ワインハウスの知られざる深淵。また名前を聞くと真っ先にドキュメンタリ映画『AMY エイミー』(‘15)を連想したが、ドキュメンタリとは別軸からエイミーの知られざる真相を剥きだしに照らす。エイミーの本質をあくまで血が通った一人の人間として湧き上がるその感情をエモーショナルに描写する。監督がこの期に及んでなぜエイミーの作品を撮りたかったのかの解を導きだす。アルコールやドラッグに溺れながらも魂の火を燃やし続けるエイミーに祝杯だ。

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𝐵𝐴𝑈𝑀

3.5エイミーのフロイト的運命について

2024年11月22日
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鑑賞方法:映画館

「フロイト的運命」は、エイミーがデビュー前(デビュー後の風体とは別人のようだ)に自室でギター一本で作る曲の歌詞にある。父母も離婚している、私は、男女関係、家族関係で繰り返し苦労するように精神的に刷り込まれているというようなことを言っているようだ。
彼女の人生はその予感通りとなった。夫のブレイク・フィルダー・シヴィルとは付かず離れずの関係が続いて命をすり減らし、そして強度のアルコール依存に命を奪われた。映画の中で彼女が「スパイスガールスとは違う」「私はフェミニストではない」と発言するところがある。90年代の終わりから00年代のはじめにかけてのガールパワーといわれるガールズバンドの活躍、これを独立独歩のフェミニズムの一環と捉える〜多分に表層的な〜コンセンサスがあった。エイミーも最初、ガールパワーの一人として売りだそうとしたことがこの映画から良くわかる。でもエイミーはそれには批判的だった。
エイミーはどちらかというと旧来の家族観や夫婦観寄りの人だったと思われる。それが現実の姿とのギャップを生み、彼女を苦しめ死に至らしめる遠因となった。
この映画はそのあたりをかなり平明にかみ砕いてみせている。もっとも人の心の闇はそんな簡単に整理できるのかという気もするが。
エイミーとブレイクが最初、ビリヤードのあるパブで出会うシーンは美しく、楽しい。世紀のクズ男として世界のエイミーファンから嫌われているブレイクだが、こんなに魅力的だったらエイミーも惚れるわなと思ってしまう。
あとエイミーの父親ミッチ(存命だそうです)を演じる「おみおくりの作法」のエディ・マーサン。この人が出てくると画面がいっぺんに英国調になるのが不思議ですね。映画はロンドンのシーンとN.Yのシーンが絡み合って出てきてちょっと分かりにくいがミッチがいるのが常にロンドンと思えばよい。アイコンみたいなものです。

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あんちゃん

3.527歳で急逝したエイミー。なんと、もったいない!良い曲が沢山ありま...

2024年11月12日
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鑑賞方法:試写会

27歳で急逝したエイミー。なんと、もったいない!良い曲が沢山あります。ところで最近、85歳現役歌手カリプソローズの映画を観たばかりなので、どちらも才能ある歌姫なのに、この違いは何?と考えさせられられました。。。まあ長生きしたエイミーは想像出来ませんが。。テーマは「孤独」でしょうか。
映画としては、どれくらい再現されているか分かりませんが、ボヘミアンラプソディの様にライブのシーンなどが良かったです。

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tomoboop

3.0他人には理解されない愛のカタチ

2024年9月20日
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鑑賞方法:試写会

悲しい

単純

エイミー・ワインハウスについては27歳で夭折したという事ぐらいしか知らない。なので、エイミー役のマリサ・アベラがどれだけ本人に寄せているかは比較できないが、少なくとも熱演である事は確か。終盤に近付くにつれ、顔からどんどん生気が失われていく様相は鬼気迫るものがある。
どんな伝記ものでもそうだが、実在した主人公にどれだけ感情移入できるかが内容にハマるカギ。そういう点では本作のエイミーはちょっと弱い。人気歌手となる前から酒や大麻を嗜好していたらしいが、家庭内不和に苦しんでいたというわけでもない彼女がなぜそうなったかの経緯が、本編を観る限りでは不明瞭だし、恋人ブレイクとの馴れ初めもなんか少女恋愛漫画のような唐突感がある。エイミーの遺族が立ち上げた財団公認で作られているので、あまりドロドロな内幕を描けなかったのが裏目と出たか。ドキュメンタリー映画『AMY エイミー』では身勝手なステージパパという印象で映っていた父親が、本作では良き理解者となっているあたりにも、何らかの思惑を感じずにはいられない。本作か『AMY エイミー』のどちらを先に観るかで、彼女や周辺人物に対する印象は大きく変わってくるかと思う。
ヤク中で定職も持たない(と見受けられる)ヒモ同然のバム(Bum=クズ)のブレイクだが、嗜好する音楽センスでエイミーのハートを射止める。別れを告げられても刑務所入りになっても一途に彼を想い続ける彼女の心情は、多くの人には理解しがたいだろう。まさに「愛は盲目」だが、これも愛のカタチ。そういえば監督のサム・テイラー=ジョンソンは、アブノーマルな恋愛を描いた『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』を手がけていた。
エイミーの心情を彼女の曲を用いて描くという、定番の作劇方法がこれほどまでにハマった作品もない。自らの喜怒哀楽を赤裸々に歌詞にぶつけるからこそ、ファンは共感する。そういう意味でもエイミー・ワインハウスは、まごうことなきシンガーソングライターだった。

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regency