男神のレビュー・感想・評価
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禁足地には行きたくないなぁ
地元近くの美濃、飛騨がロケ地の作品だったので、鑑賞しました。知らない俳優さんが多く出ていて、イタコ(霊媒師?)役の沢田亜矢子さんと加藤雅也さんぐらいしか分からなかった。←沢田亜矢子さんの役柄にはビックリでした。
ファンタジーホラー君臨というフレコミであったが、オカルト作品のようでした。
正体不明の穴が発生して不思議な森に繋がってしまうより、埋蔵金でも出てきたら良かったのに…←と思いながら鑑賞していました。
伝統美ホラー
不気味な世界観。
日本の伝統美に潜むホラーと狂気。
縄文ミステリー。
聖なる場所。
白滝と金山巨石が実在するので
もしかしたらその場所に訪れたら
恐怖が倍増するのかもしれない。
海外の方から見たら怪しい日本の美に
映り興味が湧くのだろう。
ホラーというけれど怖くはない
一度観ただけでは理解できないと思う 数回観た後思ったのは「ばばさまが強欲」という声があるが「男神がいちばんの強欲」と思った 多くの犠牲と哀しみで成り立つ神は「神」ではない
「神」の概念が人それぞれなのかもしれないけれど(裕斗の考えに同感)続編で少しずつ解明してほしい
何度も観たくなる映画です
地域性なのか観客層は男性、年配の方が多かった印象でそこも意外でした。
男の子が生贄になるシーンから始まった物語は、ホラーのような怖い感覚ではなく、愛する親子が引き裂かれる悲しみが印象的でした。生贄になる子供の母親役の方の演技がとても素晴らしくて、愛する子供を連れて行かれた時の発狂が緊張と涙をそそりました。
お話は過去と現在を行き来するので初めは難しかったのですが、2回目はパンフレットを読んでから鑑賞したので、切り替わる映像が過去なのか現在なのかがよくわかりました。
パンフレットは映画の解説のような部分もあるので、購入して良かったなと思いました。
物語の中で勾玉、六芒星や大切に扱われる石だったり、地鎮祭など古くから伝わる日本の伝統が使われているので、海外の方に興味を持っていただける内容なのかもと感じました。実際私も興味がある分野です。
事件の解決のキーマンが海外の考古学者であったのは今の社会を感じました。海外の方とのやりとりにメインキャストでもある岩橋玄樹さんが英語で対話するシーンはとても素晴らしかったです。のちにあれがアドリブだったと聞いて更に驚きました。
そして愛する妻と子が失踪した戸惑いと苛立ちと、心の弱い部分の移り変わりがまた心苦しかったですが、取り戻すために立ち上がったところからの一家の主人という感じはとても勇ましかったです。
男神は正体が見えない設定でしたが、音響や風の動き、カメラワークで、実際に迫り来る男神の動きがわかり、緊迫感もすごかったです。
生贄になる家族を勇輝が決めなければいけない
シーンはきっと誰も置いて行かない強い意志で
守を差し出す演技をしたんだと感じました。
あの場面で誰か1人を犠牲にするなんて考えられません。
無事現代の世界に戻ってきた勇輝が穴を出てから全力ダッシュで男神をおびきよせるシーンは、周りで自分の身の危険を顧みずに祈りを捧げてくれていた方達の迫力もあって、感情が高まってしましたいた。
更に夏子が穴の前に立った時の表情は、まさに家族を守る強い母の顔でした。着物の似合う美しい人というセッティングも綺麗に魅せる技術なんだろうと納得でした。
夏子役の方は宝塚の男役をやられていた方だそうで今回の映画の上映挨拶のシーンなどではクールビューティーな印象だったので、役作りの素晴らしさにとても感動しました。映画では本当に母の柔らかい表情だったんです。
牧場での撮影も多かったようで羊や馬が登場するシーンがありますが上手に演技をしてくれていました。
そしてパンフレットの中で三城さんの考察に賛同したのが、ばばさまと男神は実は母と子供だという予想です。
さらに守は勇輝がロープで出入りしていたあの穴にどうやって入ったんだろう?などいろんな疑問も出てくるので、やはり何度も見て考えたくなる不思議な感覚の映画でした。
これがファンタジーホラーという枠なんですかね。
近隣の映画館での上映が終わってしまったのが本当に残念です。
ぜひまた続編を楽しみにしております。
タイトルなし(ネタバレ)
登場させた結果チープ、B級C級になる映画が多いから男神を終始描写しなかったのがポイント高い
根の国とか「後を振り替えてはいけない」というのが日本書紀とか古事記とかと繋がってる感じがあって良い
それはそれとして何を求めて少年達を生贄にしてたのかがよくわからない。
最後に能書き垂れて奥さんが死んでしまうのもよくわからん。死んでしまったら助けに行った旦那さんの努力も無駄になるしお腹にいる子も死ぬ訳だから「お前さ……」とは思う
続きが気になります!?
最後は、えっ!と思って悲しい気持ちになりましたが、何度か観れば観るほど、男神って何なのか?気になります。イメージ生贄を捧げるにはその見返りというか、雨を降らせるとか国を守るとかいう、神様がこちら側にしてくれることがあると思いますが、この神様は何のために?男の神様なら、生贄は若い女性(異類婚?)かなと思いますが、男の子でなければならない理由がある?色々謎が多いので、ぜひ続編を期待します!
酷い。全てが酷い。酷すぎて翌日もう一度観に行った。
あまりにも酷いので初めて映画.comでレビューを書く。
いや、もはや逆に見たいんだ。
こんな酷い映画はそうそう観れない。
あぁ、私はなんて変態なんだろう。
冒頭から不安しかなかった。
(あ、これヤバいかもな)
かと言って遠藤雄弥×カトウシンスケと、素晴らしい推し俳優が2人も揃ってるんだからまぁ見れないほどじゃないだろう。そんなことを思いながら見た。
が、予想は大きく外れた。
想像を遥かはるか遠くまで上回った。
なんせ酷すぎて2人が可哀想に見えてしまった。
こんなにいい俳優が…あぁ…何なら2人の芝居が下手に見えるほどだ。加藤雅也なんか出る度に笑ってしまった。何を思って演じているんだろう…と余計なことまで考えた。
とにかく全てが酷かったんだけど、
特に編集が際立ってヤバい。
ここぞというシーンで、わざと露出を下げ俳優の顔が真っ黒。いやいやいやいやちょと待てw
細々したぶつ切りも、ただの違和感でしかない。こういう違和感の演出(もはやわざとではない気もするが、百歩譲ってわざとだとしよう)は、よほどのセンスがないと厳しい。ただの下手くそにしかならない。回想のエフェクトも、コントラスト強いのもしんどい。なんだかずっと鳴ってる不穏を煽る音楽。ウザイ。ウザすぎてもはや後半は気にならなくなる。台詞もひどい。巫女のジェルネイルどしたん。アレが気にならないのは本当に心配になるレベル。
インタビューや監督のXも軽く読んだ。
冒頭の馬とか水とか諸々意味があるそうだが、2回見てももちろん分からない。
肝心のお話自体もゆるゆるで芯がない感じ。
ボヤッとしてて、いや、息子を助けるという目的は分かるんだけど、これが何故か一貫して見えない。
これも編集のせいだろう。とにかく頭からケツまで酷いので物語がどうでもよくなる。
恐らく、脚本も酷いんじゃないかと思ってしまった。そして、極めつけは生成AIな。見てられなかった。
本当酷い言い方で申し訳ないけど、
素人が撮ったのかと思ったよ。
ただ、遠藤×カトシンの対峙シーンで真ん中に映る牛が草モグモグしながら2人の芝居見てるところは腹ちぎれるほど笑った。
あと、考古学者に協力を依頼するシーンで、娘が一瞬カメラ目線になるのも笑うしかない。
とてもわざととは思えない。あれは気づかなかったのか、気づいたけどスルーなのか。だとしたら観客をバカにしてる。
なんでこんな事になってしまったんだろう。
監督のセンスとかのレベルじゃない気がする。
こんな酷い映画は逆になかなか観るチャンスないんじゃないだろうか。まさかのシネコンで。
ここまで振り切ってると酷い映画を観た怒りとか、金返せ、時間を返せ、とはならない。不思議だ。
私はこんな体験初めてだった。
そりゃもう一度見たくなるよ。
映画って見てる人がいてなんぼでしょ?
だから絶対に客観的な視点は必要。
常に(これはどう見えるだろう)って。
人それぞれだから、塩梅が難しいんだけどね。
私はそういう視点(観客目線)を持ち続けていたいと勉強になった。
俳優陣は全力を尽くしただろう。誰も悪くない。
大人の事情だがなんだか知らんが、色々闇を感じた。
カトシンのカウボーイスタイルだけ良かったので加点。
モンスターパニックムービーでした
ホラー調のダークファンタジー
モンスターパニックムービーでした。
男神が見えないので、そこにいるという
前提で観る必要があるのでわかりにくい。
しかし、全体的に文学的な雰囲気も感じられる
分かりにくい部分も多いので批判が多いのはわかるが
考えながら観る面白さがある。
映像は美しく、色調も綺麗。
ヨーロッパ映画のような感じもある。
ラストはアクション的に走るシーンが印象的だった
個性的な登場人物も多く、全体的にエンタメだったが万人受けしない
珍しい変わった映画が好みの方にはおすすめできる。
『来る』とかダンダダンが好きならナシよりの有りだと思う。
日本神話以前の、名前を忘れ去られた古代神…
その贄として巻き込まれた息子と、何やらその儀式を執り行う連中と曰くが在るらしい妻を救う為に奮闘する父親の御噺。
グロい表現も無いし、ホラーがド初心者にはうってつけ?かも?😅
つか、キャラクターの相関関係が分かりにくい…ちゅうか、
そもそも登場人物の紹介も抽象的で、?の連続になるかも。
ただ、制作側にとってはキャラクター云々よりも、かなりマイナーだけど日本も大概呪術ってるんだぞ!が謂いたいのかな?って。
この世とあの世の中間地点…
黄泉平坂、賽の河原、煉獄…
呼び方は地域や宗教によって呼び方は数有れど、共通点が一つ在る。
行きは良い好い…帰りが恐い。
生と死の境界が曖昧故に中間地。
つっても…その肝心の通称:男神サマが視えないし、贄を与えないとどうなるか示さないから、イマイチ怖さが伝わってこない。
元々何のどんな神サマで、不敬を働いた者にどんな神罰や災厄を降すのか?
何故示さない!
え?まさか…ポって消すだけ?
いやいやいやいや😓
それだけなら、単なるショタ好きの変態ペドで終わるゾ?😅
まぁ、何にせよ、神サマなんざ…いつの時代もロクデナシのクソ野郎に変わりはないけどさ。
思っていたのと違ったかな
期待外れとは違いますが、地元のあちこちで撮っていた作品なので、楽しみにして観に行きました。数年前から一年に1本くらいの割りで作られていた地元舞台の作品を観て面白かったので、それかなと勝手に思いこんでしまったのが、間違いでした。
いろいろ(神話・伝説・因習・風習?)取り込んだ作品でした。
最後は母親なら…のお決まりの終わり方で少し悲しかったかな。
不可思議なファンタジー。父と母で見方が違いそう
ファンタジーホラーだが、家族の愛やしがらみ、命の在り方について考えさせられる映画。
子を生贄にするしきたりに従う葛藤の中にいる母の、ルーツを断ち切れないことには個人的には疑問。子の命は子のものだし命が軽んじられてるようで。そこがホラーでした。
一方、妻の背景を無理やり知ろうとはせずありのまま愛する夫はなかなかこんな人いないと思ういました。すごい。自分が母か父かで見方が異なるのではという印象です。
日本の自然や古来の神話による壮大な世界観が素晴らしかったです。何回か観ると物語をもっと解釈できそうだと思いました。
ホラーファンタジーよりも民族色が強い作品
映像作品としては「ホラーファンタジー」と宣伝されていますが、実際はオカルト的な雰囲気で、ホラーやファンタジー要素は薄め。日本の神話や儀式などが題材のため、事前知識がないと理解が難しい場面も多いです。
ホラーが苦手な方には観やすい一方、海外ホラー好きには物足りないと思います。映像は自然や動物の登場が印象的で不気味さを演出しており拘りが見えました。ただしCGの多用がわかりやすくチープさが目立ちました。
是非次回作品は予算多めで。以前、協賛を募っていたようですが、クラウドファンディング等も視野に入れてみては?
主演の演技力はとても安定しており、作品を引っ張っていました。流石です。
岩橋玄樹さんの初映画出演が大きく宣伝されており、作品を観るきっかけになりましたが、出演時間は短く舞台挨拶での扱いとのバランスには疑問も。ただし、ファンとしては挑戦を見られるだけで嬉しく、今後さらに愛着が深まる作品だと思います。
不穏さと希望が交錯する神話的ドラマ
冒頭の「根の国」の言い伝えから一気に引き込まれ、不穏な物語の予感にドキドキしました。妻がなぜ自らの子を差し出してまで儀式に執着するのか、母親として強い疑問を抱きつつも、もし続編があるならその理由を深掘りして描いてほしいと感じました。
一方で、対照的に描かれる男性陣は目の前の幸せや人生を生きることに重きを置いており、その姿が観終わった後に明るい気持ちを残してくれる大きな要因になっています。劇中の子どもに関する台詞には、同じ年代の子を持つ親として胸を突かれ、監督自身の視点が反映されているように思えました。
世界観の奥行きを感じさせる設定や儀式の描写も多く、観終えた後も「この先どうなるのだろう」と考えさせられる余韻が残る作品でした。
おすすめポイント
・親子の絆や選択をめぐるテーマ性
・神話や儀式をモチーフにした独特の世界観
・暗さと対比するような「生きること」への明るいメッセージ
雰囲気と家族愛を見守るファンタジー映画
タイトルは感想でもあります。
ファンタジーホラーと日本なりの恐怖表現に惹かれて観に行きました。
雰囲気と家族愛は90点、ですが…。
それ以外は及第点にも及ばないのが残念です。
せめて、研究者さんかその娘さんが、母親の末路を示唆する情報をはっきりと提示して欲しかったです。
勾玉を落として穴に落ちたから、恐らくお腹の赤子と共に亡くなっているのかな??
と勝手に考えてますが、多分間違っていると思います。
それとファンタジーホラーではなく、家族愛と神話の理不尽さを詰めたと言い換えた方が納得できます。
宣伝や話のまとめ方が上手くないので、人を選ぶ映画になってしまうのは本当に残念です。
パンフレットもみましたが、観た方の想像にも委ねるような考えかな、と。
私自身は様々な作品のビターエンドやバットエンド、理不尽さにも慣れていますが、それでも2回目を観る人は少ないでしょう。
画面が暗い
プロジェクターの輝度設定が間違えているのかと思うくらいに画面が暗い。
じきに慣れるが、不穏さを表す演出なのかもしれないが、昼間でも暗いのはやっぱり観にくい。
そして、話はどうも中途半端だし結末も読めてしまった。もっと振り切ってやって欲しかった。
「決して振り返るなよ!」と壮大なフリをしてくれているのに結局振り向かないので、何も起こらない。
これは残念。
ホラーよりも家族愛のミステリー
ホラーみたいに怖くはないけど、家族愛が絡みあいミステリーになってる
この作品は一回見ただけでは真相は不明のまま
見る回数増えることによって、虫や動物の登場の意味深さやミステリーが発見される
私が一番好きなところは姉弟の逆らえない弟の雰囲気や姉の強さがすき!でも、何回見ても2人のドロドロの服の真相がわからない
時たまに出てくる白馬が怖い
ホラー映画で“怖くない”って褒め言葉なの?と思いつつ観てきた
「ホラー苦手な人でも大丈夫」という前情報を聞き、正直「それってホラー映画の評価としてどうなの?」という疑問のなか観てきました。
結論から言うと怖くないです。
「ここで怖がらせてやろう」という過度な演出は一切なく、物語に散りばめられた伏線を追いながら不気味かつ神秘的な世界への没入感を味わえます。
⚫︎恐怖の正体
「家族愛」を軸に観ると、妻子を失うかもしれない焦燥と喪失感•男神という存在から生じる理不尽な恐怖、といったところでしょうか。子を持つ親はそういう意味で苦しさを感じる物語かもしれません。
勇輝(遠藤雄弥さん)が穴を通じて根の国へ向かう〜エンディングまでは状況が二転三転するので、どうしても平和的な結末を祈ってしまう。そこから何度も感情を揺さぶられて落とされるという点においては、ジャパニーズホラー独特の後味の悪さもあります。
⚫︎伏線?
失踪した妻との回想シーン、なぜか妻の秘密を知っていた牧場主、2回差し込まれる蛇のカット、地面に置かれた石、白馬の正体…などなど所々に「これは何かの伏線?」と思わせる場面がありますが、いまいち回収されないまま終わります。
日本古来の神話や宗教的な知識があればもっと読み解けたのかもしれませんが、そこは少し解釈を観客に委ねすぎかも?と感じました。
一方で鑑賞後にパンフレットを読んで「そういう背景があるのか」と答え合わせをする楽しさはあります。
パンフレットの内容はかなりボリューミーで、ちょっとした情報誌のよう。古代信仰や土地の歴史的背景などを知るには十分な情報量です。こちらの分野に興味のある方はアレコレ考察しながら楽しめると思います。
日本人が忘れているもの
レビューは色々な意見があって読んで楽しいですね。
「男神」、個人的には面白かったです。
日本人が忘れかけている物、神・自然への畏れを思い出しました。
禁則地って日本にはどれくらい残っているのだろう?なんて考えたり。
日本人より日本人らしい外国人って結構いますよね!
映像も奇麗だったし、パンフにロケ地についても色々書いてありました。
ジャンルはホラーではないかな(笑)
突っ込み所満載
途中、笑ってしまう場面がたたありましたw
日本の神話?!みたいな感じだと思って見ればまぁ、、なるほど、、と思いますが、、音楽、音、で誤魔化してる?とか、なんで?そうなる?とか、ラスト今までのしてきた行動って?、、
映像や景色はとても綺麗でした!
他にお客様はおらず、貸切で有り難かったです。
全29件中、1~20件目を表示
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。





