「小さなイエスの誕生ね(微笑)」助産師たちの夜が明ける night runnerさんの映画レビュー(感想・評価)
小さなイエスの誕生ね(微笑)
下関に昨年からできた“マイクロシアター”、『シネマポスト』で鑑賞。
すんごくいい映画に巡り会えた。
「感情はロッカーにしまっておいて!」
最初の30分、産科病棟・助産師さんの現場の慌ただしく忙しく、緊張感振り切れていて、30分が数日間の出来事のようにも思えた.
陣痛の辛さに耐えられない妊婦さんに「お産の痛みは、何度経験していても慣れないものなんです」.
→ 助産師さんの産科病棟も、一例として同じものはない毎日が、迫力があり(本当に)スクリーンから目が離せなかった.硬膜外麻酔のチューブ留置をソフィアが介助する場面、全てが本物で泣きそうになった.そこに,病棟内に鳴り響くアラーム.
「クリスマスにも家族といれない職業にカンパーイ!」
「初めての会陰切開だ!!(笑)」
クリスマスの夜勤のメンバーがシャンパンでささやかに乾杯している時でも,緊急分娩の連絡電話.
シャルロット(太った助産師さん ← 素敵!)が,(不機嫌になることもなく)微笑みながら「まあー、小さなイエスの誕生ね!」だって……
白とダークの画面転換が、効果的.
この映画,観てよかった.
関心をもつことが,少しでもできることがあったら味方になろうと思った.
それでも緊急分娩
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