「誠実なのは自分の欲望に対して…かな」我来たり、我見たり、我勝利せり Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
誠実なのは自分の欲望に対して…かな
銃をコレクションし人間を狙撃する趣味を上流階級の男と、それをみて育った13歳の娘と家族たちの話。
欧州最大のバッテリー工場等を手掛けるマイナートと有能な弁護士の妻をみせつつ、娘のモノローグで展開して行くけれど、狙撃が公に認められている訳では無く、ルール違反もみつからなければ…という理屈の設定。
タイトルの通りVeni Vidi Viciの3部構成で進行していき、胸クソ悪さ全開だけれど、マイナートのピンチも…。
タイトルのViciが何を持ってというところはあるけれど、早い段階で大凡の終わり方は数通りぐらいには想像できる訳で、そういう意味では全体的に捻くれてはいるけれど、意外性がなくて盛り上がらなかったかな。
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