「実写の成功版」お嬢と番犬くん ピースさんの映画レビュー(感想・評価)
実写の成功版
漫画やアニメを実写化は、まずそのキャラクターのビジュアルが合致してないとどんなに演技が上手くても見る気が起きないタイプなので、今回ジェシーと福本莉子ちゃんが演じるとなった時はかなり期待が高かった。
ジェシーは本当にスタイルが抜群すぎて普通のドラマよりもこういうアニメの実写の方が映えるのでは?と以前から感じていた(もちろんドラマも良かったが、映画の方が映えそうと思っていた)ので今回の配役はピッタリだと思ったし、
莉子ちゃんはビジュアル・サイズ感もピッタリだし高い演技力で"少女漫画のヒロイン"を大袈裟すぎず、観てる人に主人公の恋する気持ちを共感させることが出来ていてさすがだなと感じた。
この実写化の成功はこのビジュアル・スタイルの再現力が高いことが大きな理由で、その上に彼等の「少女漫画という非現実的設定」「共感性羞恥」といったものを感じさせないナチュラルな演技力にあると思う。
もちろんラブコメなので、シリアスなこってりしたヤクザもののストーリーが好きな人にはおすすめしません。
あくまでメインは恋なので、ヤクザのシーンは全体的に2~30%ほど(体感)。あとは2人の学校生活がメインです。
とにかく、"お互いの事が大好き"な目をした2人が、体格差でキュンキュンする2人が、大画面で見られるという映画です。
私はとてもすきでした。
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