雨ニモマケズ

劇場公開日:

雨ニモマケズ

解説・あらすじ

急逝したゴスペル音楽家のメモリアルパーティに集まった22人の人生が舞台裏で交錯していく様子を描いた音楽ドラマ。

1年前に他界したゴスペル音楽家を偲ぶため、歌で故人をおくるメモリアルパーティが開かれることになり、生前の関係者やゴスペル合唱団が集まった。開演前の舞台裏では、スタッフとして慌ただしく駆け回るミナミ、ゴスペル界の重鎮である父との確執を抱えるアーティストのミナト、亡くなった音楽家の息子タツヤら、多くの人々の人生が交錯していく。やがてパーティの幕が上がり、音楽と共に集まった人々の物語が始まる。

「朝をさがして」の安野澄がスタッフのミナミ、「裸足で鳴らしてみせろ」の諏訪珠理が亡き音楽家の息子タツヤ、「許された子どもたち」の上村侑が若手アーティストのミナトを演じ、和田光沙、木村知貴、山中アラタ、東ちづる、梅垣義明が共演。さらに、日本のゴスペル界を牽引してきた淡野保昌、日本で活動するスペイン出身のゴスペルシンガー・MARISAも参加。ゴスペルイベントの企画・運営や映画の製作を手がけてきた飯塚冬酒の映画監督第2作。

2024年製作/90分/G/日本
配給:ガチンコ・フィルム
劇場公開日:2025年2月8日

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映画レビュー

4.5歌うだけがゴスペルじゃないとは分かるようで分からないけど分からないでもない

2025年2月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

『銀幕の友』『ドライブ・イン・マンハッタン』『綺麗な、悪』と、登場人物の少ない作品ばかりの日のラストに群像劇。

前半のワンカットでの人間模様は、好き嫌いはあれどキャラクターはみな面白い。
アフロおばちゃんズやらマネージャーやらゴスペル協会やら、なんだか感じ悪い人が多い印象だけどその分、ステージ上でも“お母さん”呼びのタツヤのピュアな雰囲気が際立って良い。

ゴスペルって言葉は知ってても、定義ってなんだろう?劇中ではだいぶ幅が広いなぁと感じた。
あゆみが言ってた、信仰心がないのにゴスペルとは如何なものかというのはよく分かる。ほぼ無宗教な日本人には、ジャンルのひとつくらいの感覚かなぁ。

タイトル出てからのコンサートシーンは、演者も観客も楽しそうでとても良かったし、もっとたっぷり聴きたかった。
なんとなく気になったから観てみたら、かなり好みの作品。
手ブレ酔いが無ければもっと良かった。

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コビトカバ

4.5前半ワンカットが凄い

2025年2月18日
スマートフォンから投稿

泣ける

笑える

楽しい

コンサートが始まるまでの40分くらいがワンカットで進行。
ドキドキしながら画面に釘づけ。

後半はコンサートに散りばめられた様々なドラマが進行していきました。

とにかく音楽が秀逸な映画です。

上映後のトークで東かほり監督が言っていましたが「音楽を浴びる映画」

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キララ

1.0何かなぁ〜

2025年2月18日
スマートフォンから投稿

わたしには,よくわからない映画でした。

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Tomoly

3.5雨ニモマケズの意味するところは?

2025年2月15日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

前半、コンサート直前に関係者周辺で起きるいざこざや人間関係を
ワンカットで連続的に捉えながら映像が進み、
舞台裏のバタバタしている雰囲気が伝わってくるところは面白い。

一方、多くの登場人物に起きる個々の出来事、エピソード(点描)は、
セリフも含めてかなり典型的で、あまり共感できず、気持ちが入っていかないので、
後半、舞台本番の開放感にあまり繋がらなかった。

”雨ニモマケズ”のタイトルにモヤモヤ。
自分勝手な出演者、関係者たちへの不誠実さに対する苦言、
それに屈せず誠実に対応する裏方の有り様、賛歌を謳っているのか、
はたまた、神(ゴスペル?)や森羅万象の前に謙虚でありたいという
全体の共通メッセージなのか、イマイチよくわかりませんでした。
余計なことを考えずに、ドキュメンタリー的に鑑賞するのが正解なのかもしれません。

本番舞台のパフォーマンスは楽しく、
ゴスペルに様々な形態があることを知れたのはよかったです。

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HK