「僕は、最高裁判所 判決を支持します。 それが正義です。」マミー YAS!さんの映画レビュー(感想・評価)
僕は、最高裁判所 判決を支持します。 それが正義です。
最初のシーンで、マスコミ取材において"取り直すシーン"があった。
これが この映画の真髄であり、真実と事実の違いと、その重要性である。
この夫婦が関係した 疑義を 僕なりに調べたが、吐き気を催すほどの悪量である。
それを制する 正義 が無ければ、彼女らは 何時までも 更なる悪を繰り返し、次々に模倣犯まで産みだすと考えられる。
よって、悪戯の多々を繰り返した末のこの大罪による報いである。
薬物(ヒ素)を誰が、いつ 入れたかは、重要ではない。
サイコロを振った人間よりも、賭博場を作り出した経緯と元締めが最大の悪である。
滑稽なのは、支援者たちに載せられた 帝大教授。
私立R大の研究者が「SPring-8」実験装置を使って、判定を行った事への"焼きもち"が
見え隠れし、載せられたのは、良く判るが、
「100%ではない」と言う屁理屈をK大の傘の下で、平然と言い切る 醜い男の1面の様を、映画で魅せられてしまった。
K大教授は、必要条件と絶対条件の違いを指摘しているに過ぎないが、神しか判らない事を言った事を、掬われてしまい、それを裁判に引き出した 支援者達の企みは、アッパレ優れ者です。
どんな豚にも支援者が存在する日本は、「捨てたものではない国」だと、映画を鑑賞中ずっと、実感していました。
監督は、取材をしながらも、本人の実力なのか、偶然なのか 真 なのかと
I氏を疑い、
隠密取材をしようとして、ヘマをしでかしたようだが
世にバトンをパスされても。。。彼は模倣犯だとは考えられますが、
警察は、事件後の"保険金の流れ"だけは 必ず確認されただろうから、真ではないと考えられます。
映画はきちんと構成され、撮影も素晴らしく
編集もよく、とても見易く 良い映画作りをしている素質がある素晴らしい監督だと判るので、
今後は、もう少し大きな"山"を取材して、映画にしてほしいと 僕は望みます。
この映画を観たら、
マイケルムーア監督の「華氏119(2018年)」をお勧めしたい。
僕は、この映画を観て、批評とは 全く別な 反対的な感想を持った程
凄い映画だった!
最後に、この豚共の犠牲になられた方々の 尊い命に、ご冥福をお祈りいたします。