「目新しい情報はなく断片的。加害側の意見を伝えるための作品。」マミー shimaさんの映画レビュー(感想・評価)
目新しい情報はなく断片的。加害側の意見を伝えるための作品。
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多角的に検証したドキュメンタリーと宣伝されていて気になっていた。
期待はずれだった。ストーリー性がなく断片的。
現場住民の方は取材を断っていて被害者側は被害者の会の人が1人しかインタビューに出ていないのに対し、死刑囚・加害者家族側は弁護士や研究者、ジャーナリストなど錚々たるメンバーがインタビュー出演していて、バランスが中立とは思えなかった。加害者家族の出演時間も多かった。
盗撮シーンが多いのはドキュメンタリーでは普通なのか。そのあたり詳しくないが、これを上映して隠し撮りされた人たちから怒られないのか見ながらずっと気になった。
加害者家族の全面協力で冤罪だと思わせるために作ったというのは十分理解できる。冤罪だと思っている方々からしたら、反証は甘いが訴えかけるという意味においては素晴らしい作品だろう。
目新しい情報はなく事前予告されていた「この映画はスクープだ」とは思わなかった。
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