ライオン・キング ムファサのレビュー・感想・評価
全145件中、81~100件目を表示
逆にムファサを推せなくなった
この映画では誰かの運命が変わる時や終わる時に水の描写が出てくるのが印象的。
ムファサはいつも誰かのおかげで運命が変わってきたのに対して、タカは自分のしたことによって誰か(=ムファサ)の運命を変えその結果自分が報われないという対照的な二匹。
どうしてもムファサに感情移入できない。才能があるだけで全て報われるといういわゆる勝ち組的な描写が鼻についた。
むしろタカのほうが共感できる。何度もムファサの命を助けたのに報われないどころか一度も感謝すらされない。しかも好きな女もとられるという闇堕ちしないほうが無理という状況。さすがに可哀想がすぎる。
この映画、タカ視点で作ったほうがしっくり来たかもしてない。
単純すぎでは?
結論をいうと、映像は美しすぎるが、内容はライオンキングファンとして面白いとは思わなかった。
個人的な意見になることを承知の上で書くと、ムファサが尊敬される王様だったことは、前作を見た人なら誰でもわかる。それをわざわざ120分も使って映画にする必要あるだろうか。ムファサの英雄談を描きたいのなら、ライオンキングお馴染みのキャラクターを主要なキャラにするのではなく、全く新しいライオン(なんでもいいが)視点でムファサたちを掘り下げるような物語の方がよさそう。
最近のディズニーは、“誰もが憧れるヒーローキャラ”をつくることに熱中して、“多くの人が共感できるキャラ”はつくれていない気がした。
「ライオンキング ムファサ」のあるシーンを見て、幼いスカーは、幼いシンバと似ていると思えた。自分は唯一の王子で、いつか国を支配することが当たり前だという考えを持っている。
では、歳をとったスカーは、自分と似たシンバを見て、なにを感じたのだろう。ムファサへの復讐のためだけにスカーはプライドランドに留まり続けたのか。なぜ、すぐシンバを始末すればよかったものを少しの間、逃げる猶予を与えたのか?
このようなスカーの心理的描写の答えを出しつつ、キングダムハーツのような第三者目線で話が進んでいけば、もっと楽しめたかもしれない。「ライオンキング ムファサ」で終わらず、もっとスカーに焦点を当てた続編に期待したい。
キャンディキャンディ思い出したw
内容がひどい
素晴らしい映像美だが、無音恐怖症が大きなマイナス点
地元では IMAX版は吹替しかない。いくらIMAXで見たくても吹替版の選択肢は自分には有りません。本作はミュージカルというほどではないが、歌付きの楽曲が有る。たしかに子供のライオンが歌うのだが、日本の子供の歌唱は子ども子どもしている。〇〇(不適切発言)なんだよなぁ。しかたなく通常字幕版での鑑賞です。
…………
ライオンが喋る違和感は直ぐに無くなり、映像自体はとても素晴らしい。しかし場面的に難しいのはわかるが、どうしても同じような色合いの場面が多く、動物もライオンのみの場面も多く、単調になってしまう。ムファサとタカも描き分けはしているが、それでもわからなくなることも。
そして私が思う最大のマイナスは、最近のハリウッドが陥っている「無音恐怖症(出典:自分)」。セリフと環境音。その殆どにオーケストラのスコアが被さっている。常に音があるという事は、場面にメリハリがつかない。ここぞという場面で歌い上げる、オーケストラ演奏で盛り上げる方が良いんじゃない?セリフは聞き取りにくいし、歌唱曲は独立した曲というよりは、スコアの上に歌が乗っかっているだけ。動物が喋ってもいいが喋りすぎ。ムファサが他の動画たちに呼びかける時だけかな?この時は咆哮のみ。こうでなくちゃ。
トータルで4.0 の評価にしようか迷ったけど、やっぱり鳴り続ける音で神経がそっちにいき、映画に対しての集中度が削がれたので 3.5 としました。
音と映像が素敵なライオンキング
現代映像技術を存分に楽しめた
やっぱりディズニー作品は観ておかないと
そう思って観賞。
【物語】
シンバとナラの2番目の子供の出産が迫ったある日、一番目の子供の娘キアラは留守番することに。寂しく不安に過ごすキアラの下にやって来たマンドリルのラフィキはキアラにお祖父さんムファサの若き日のことを語り始める。
幼いときに両親と訪れた川で、激流に呑まれてしまったムファサ。流れ着いたはるか下流のほとりである群れの王の血を引くライオンの子供タカ(後のスカー)に助けられてやっと岸に上がる。 それをきっかけにムファサはその群れの中で成長し、ムファサとタカは強い絆で結ばれていく。
ある日、彼らの群れがキロスが率いるはぐれモノの集団に襲われる。王であるタカの父親は群れ全滅の危機を感じ、血を守るためにタカに群れを離れ、伝説の理想の地に向かうことを命じる。ムファサもタカを支援するために同行するようにを言われる。 しかし、それは彼らの予想をはるかに超えた苦難の旅の始まりだった。
【感想】
前作もそうだった(と思う)が、超実写というやつ。実写の風のCG作品。
やっぱりそれが本作の最大の見どころだと思う。 こんなことが出来てしまう現代の映像技術はやっぱり凄いと感動してしまう。
実写ではないから、自由自在の“カメラアングル”で映された映像の迫力は素晴らしい。
俺は雪山が大好きで、映画で壮大な雪山シーンが出て来るとそれだけでテンションが上がってしまうが、今作ではライオンたちが雪山を疾走してしまう! 実写ではあり得ないこのシーンにも感動してしまった。
今回普通のスクリーンで観たが、もう1回IMAXで観たいとまで思った。
ストーリー的にはあまり新味は無いものの、はるか昔に作られたオリジナル作品の後付けで考えたストーリーであろうから、その割には悪くないと思う。また、ムファサの話を昔の仲間が孫娘に話して聞かせる設定はなかなか上手いと思う。
映画の1つの醍醐味、「実体験できないことを映像体験する」というだけでも、観る価値有りかと。
すごいけど
超実写。前作の時はただただすごいなぁって感心したけど。なんかきれいすぎて。
血も出ない、よだれも出ない、生殖器もない、排泄物もない、水も澄み切っている、泥も汚れもつかない、違和感しかない。
動物たちは仲良く歌い踊る。花は咲き乱れ蝶になって舞う。
アニメだから許されることってあると思う。
超実写。こんなのを当たり前のように見て育った子どもたち大丈夫かな。実際の動物は臭いもするし土の上で転がったら汚れるよ。杞憂かな。
映像も音楽もあまりにも饒舌で休まるところがない。
ディズニー・アニメーションの実写化も、エマ・ワトソンの美女と野獣、ウィル・スミスのアラジンくらいまではワクワクしてたけど、なんかもうワクワクもドキドキもしなくなってきた。白雪姫やリロの予告なんかもうやめてくれって感じ。
(ディズニーアニメーション作品のレーザーディスクほとんど持ってたのに)
「ジャングル大帝」また観たいなぁ。
王の器
ライオン・キング ムファサ
IMAX字幕で鑑賞
やっぱりIMAXはすごい。地響きのような振動が伝わってきて、迫力満点。そしてリアルな動物たちが本物のよう。いつも思いますが、IMAXで観るのと普通の映画で観るのとでは全然違います。IMAXで観たほうがめちゃくちゃ楽しめるし数倍感動もします
今回はシンバの父のムファサが、いかにキングとなったのかが描かれます
両親と新天地を目指すムファサは、洪水にのまれて孤児となってなってしまいますが、流れついたところで後にスカーとなるタカと出会います。王家の血を引くタカの父親は、流れ者のムファサを受け入れることが出来ないが、タカとムファサは血の繋がりを超えて兄弟のように育っていきます
子供のムファサとタカは、後のスカーとの関係を思わせないほどに本当に仲睦まじく、まさに兄弟かのような絆が芽生えていて、すごく微笑ましく目が潤むほど
しかし、冷酷な敵のホワイトライオンと争いになり、タカの王家の血を絶やさない為にと、タカとムファサは新天地を求めてホワイトライオンから逃げることに
王家のタカを守るべくムファサは奮闘するが、、、
ここからムファサとタカの兄弟の絆が崩れていく様が、なんとも辛い
タカにムファサほどの正義感や勇敢さが無かったが故に、そうするしかなかったのか
それでもムファサは、冷酷なライオン達に屈しない為 他の動物達に呼びかけ必死に闘う
そして決死の闘いの末、新天地を勝ちとり、ムファサは若い王となります
そんなムファサの正義感や勇敢さが、シンバに、シンバからキアラにと継がれていく
観終わったあとの爽快感がすごく、キアラの未来を応援したくなりました
リアルな映像に違和感
男の嫉妬は国を滅ぼす
映像が素晴らしい!
とにかく映像が素晴らしかったです
ライオンのもふもふの毛並みにしなやかな筋肉、ライオン以外の動物、雪の質感、水、大自然、いろいろなものがとってもリアルでした
ストーリーはというと、あれはタカが可哀想でしかなかったです
今までずっとスカーは悪者というイメージでしたが、本当のタカは優しかったし、ただ深く傷付いただけ
2人というかあの2頭にイチャイチャするなって思ってしまいました
ストーリーはうまくまとめられてて良かったとは思いますが、やっぱり可哀想なタカが寂しくて
周りから違うという理由で排斥されたライオン達がはぐれ者になったというのが実際の人間の世界でもある事で、それが心に重く感じました
ムファサにはハッピーなストーリーではあったけど、半分は孤独な面を私は感じて、なんだかめでたしめでたしではなかったです
間延びした感じ
甘い
これはスカーに恨まれるのも仕方ないわ
2024年劇場鑑賞331本目。
字幕IMAXで鑑賞。ライオンキングはジャングル大帝のパクりとしか思えず、正直好きな作品ではないです。手塚プロは盗作だったとしても生前ディズニーが大好きだった手塚なら「ディズニーに盗作されるなんて名誉なことだ」と言うと思うとして訴訟しないという姿勢ですが、これ逆だったら絶対ディズニーが手塚プロ訴えてますよね?自分に甘く他人に厳しいのがムカつきます。
今作は映画や劇団四季で描かれるライオンキングの前日譚で、主人公のシンバの父ムファサを裏切って殺した弟のスカーが昔から悪い奴ではなく、そうなるまでの過程を描いています。
この間上映されていたトランスフォーマーONEではコンボイの親友メガトロンが敵になるまでを描いていましたが、その過程にちょっと納得できていませんでした。しかし今作でタカがスカーになる理由はよく分かるし、なんならムファサが悪いだろこれと思いました。
CGはすごかったです。でもちょっと歌のシーンとか多めでPVとしてはいいんだけど映画としては間延びしすぎてるかなと思いました。
映像がキレイ
吹替版で鑑賞しました。
映像表現に興味があったのと、
動物園でしか会えない生き物の中で
1番好きな「ライオン」を
スクリーンで観たかった!!!
元々ミュージカルも、
アニメも前作の実写版も
観ていないので
ストーリーにはいまいち没入出来ず…
ただタカの感じた疎外感には
共感してしまいました。
たぶん、人生の中で誰もがいちどは
感じたことのある気持ちではないかと。
前作のストーリーで描かれた
(あらすじを読んだだけですが)
スカーの行いは、
彼の中でそんな過去からの
鬱積した気持ちから
来てるのかなと。
ただ、弱肉強食の世界とは言え、
彼がムファサの本心や子供時代の絆を
もう少し分かっていたら、
違っていたのかなと
切ない気持ちになりました。
些細な気持ちのすれ違いが
やがては取り返しのつかない悲劇を
生んでしまう…
そんなことを感じさせてくれた作品でした。
映像表現は…
キレイ!!!
ライオン…そして動物たち…
とってもとってもキュートでした!!!
制作の皆様、
ありがとうございました。
あれから5年
ムファサがんばれと熱烈応援してました!
映画が始まった途端、圧倒的な映像美に惹きつけられてしまいました。私たちの住む地球は、こんなに素晴らしい動物たちを育んでくれているのかと思うと、ただただ感動と感謝の念が湧き上がりました。私たちはこんな美しい星に生まれて生きているかと思うと涙なのです。それがCGで華麗に見事に展開されているのですから青天の霹靂とも言えました。ストーリーは、シンバの父のムファサが、王になるまでの苦難と激闘の日々が描かれていました。敵であるホワイトライオンとの激闘、そして親しかった兄弟の裏切りをも乗り越えて王座を勝ち取った時、ほっと胸を撫で下ろすことができました。特にムファサとホワイトライオンとの戦いは熾烈を極めますが、私は年甲斐もなく我を忘れるほど拳を振って応援していました笑。また、ムファサが動物たちに呼びかけて団結するシーンがありますが、まさに世界は一つ、ワンネスの世界観のようで感動マックス。さらに、孫娘にあたるキアラが劇中でムファサの話を聞く側に回りますが、その顔が幼くてめちゃくちゃ可愛すぎてたまりませんでした。いずれにしてもこの映画は、食物連鎖というシーン(ライオンが弱い動物を食べる)はほとんどありません。いつもみんな腹ペコのようでちょっぴり可哀想な気もしました笑。心に残ったセリフは「何者かであるより何者かになることが大切である」。ムファサが王になることに資格がないとつぶやいた時に、ラフィキが語った言葉。ポジティブな言葉に元気百倍でした。ありがとう!
追記 ミュージカル形式で、アナ雪などと比べるとインパクトのある楽曲が少なかったですが、違和感なく聞けましたよ。
全145件中、81~100件目を表示