ライオン・キング ムファサのレビュー・感想・評価
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所詮は獣か?まあ人間もそんなもんか
良いところ
CGによるリアルな動物たち
?なところ
扇動に乗っかる要素あった?
何食ってるの?
絵面はすごくいい。毛の一本まで見えるほど緻密なCG描写。水滴の一つから野草の一本まで書き込まないといけないフルCGの中で一切の違和感ない情景。それだけでリアリティのある壮大な画面。しかしながらシナリオは、というと割と穴があちこちに目立つ。そもそも肉食の王様と草食の国民の王国ってどうやっても綺麗事じゃ済まない訳で、そこら辺をカケラも描かない辺り、逆に気持ち悪い。そこのとこの整合性取れる世界観の構築ができなかったんだろうが、その一点でもシナリオにリアリティがない。
貴種流離譚と理想郷ものを合わせたような話だが、前者はともかく後者はなぜそれが知られているのかが最後まで描かれず、一体ミレーレとはなんだったんだろう。しかも割と誰でも行けるから、さらにわからん。
最後のアジテーションに乗っかる辺りも展開を急ぎすぎて、なんでそうなる?という。あそこで敵ボスと戦ってある程度圧倒しないと共闘する動機にならないと思うんだけど。敵が強いのか弱いのか。数で上回り単体でも戦闘で拮抗できるなら、勝たせることは出来るかもしれんが尻込みしてる仲間を戦わせるのに必要なものは戦える自信。重ね重ね仲間の見えないところで戦っちゃダメだよ。不自然な脚本だなあ。
素晴らしいCG表現!今に実際のロケよりCGの方が安上がりになる? ムファサになるのはごく一部、スカーを生み出さない発想も必要。ライオンは今でも「百獣の王」なのか
若きライオン、シンバの父である王ムファサと宿敵スカーの若d期日々を描く。
超実写版CGが凄い。
ライオンたちの微妙に擬人化された表情から毛並みから、大自然の繊細な描写まで、素晴らしい。
今に、アフリカの大自然がどんどん減って、実際の風景よりCGの方がコスパが良くなって、
「この映画の大自然のシーンはCGを使用していません」とテロップが入る時代もすごそこかと思うと、非常に複雑な想いがする。
王道のストーリーだが、能力も人(獣)望も厚いムファサに対して、血筋は良いがいざというときに勇気が出ない、魔が差してしまったスカーに同情してしまう。
ムファサになれるのはごく一部。
それ以外はひれ伏せというのか。
また、ライオンが百獣の王だというのはあくまでも人間の解釈であって、実際の自然界で、象もキリンもみんなひれ伏すというのも、古い考えではないか。
まるで、アメリカが世界の警察を自負していた頃の、幻想の名残のように感じる今日この頃でした。
あと、あの雪山はどこ?ライオンなのに全く寒がらないのはなぜ?
リアルな映像が滑稽さを際立たせる珍作
初めてライオンキングを見た立場からの感想。
まずね、実写かと見まがうようなリッチなCGなんだけど、それがいろいろと逆効果だと思う。
冒頭、ムファサとタカをどう見分ければいいかわかってないまま競走シーンが始まってしまい、どっちがムファサなの状態。
ああ水が怖いのかなるほどね、じゃこの白っぽい方がタカか。とまあ、一呼吸おいてからわかるんだけど、やっぱり色がちょっと違うだけというのはつらい。
これは実写みたいな映像にしたことの明らかな欠点。
アニメであればそれぞれに分かりやすい特徴をつけられるのに。
次に楽園ミレーレについて。
幻で伝説の楽園のはずなのに、ついてみればすっごい人口だしママもいることにずっこけた。
どこが伝説なの。
そして白ライオン倒したら国王陛下!て呼ばれ始めてまたずっこけた。
国だったのかよ。いまこの瞬間に国ができたの?吹き替え訳がおかしいだけかな?
ここでも肉食獣ライオンに向かって草食動物たちが王様とか言ってるのがどうにも滑稽でたまらない。
アニメや漫画ならいいんですよ。でもリアルライオンに向かってリアルキリンが王様~だなんて絶対に変でしょう。
あとムファサの親がどうして王を意味する名をつけたのかもわからなかった。
預言者だったの?
白ライオンたちがミレーレまで追いかけてきた理由も全くわからんし。
彼らはタカパパの統べてた土地を手に入れて満足してたのではなくて?
ミレーレなんてただの伝説なんだから追いかける理由ないでしょう。
脚本も設定も穴だらけでどうしてこうなったのか心配しちゃう。
ディズニーさんこんなものしか作れないのかな。
これぞ大画面で。
実写かと思うような映像に衝撃を受けつつ、作品の中にどっぷりと入り込むまではいかなかった。
おもしろかった!!
劇団四季〜ムファサ:ファンタスティックフライト(ちょいリトル・マーメイド!?)
スクリーン2列目で鑑賞しました。
動物たちが歌って踊るミュージカル要素はまさしく劇団四季のよう。
迫りくる大自然はまさしくディズニーシーのソアリンのよう。
ちょいリトル・マーメイドなシーンも?
最新のデジタル技術に終始感動しっぱなしでした。
このような作品は制作してくれてありがとう!的な要素が多い映画なので内容はそこまで求めないかなと。
ディズニーシーに行きたくなりました。ぜひとも映画館でご鑑賞ください。
それでは、素晴らしい空の旅、ムファサ:ファンタスティックフライトを楽しんできてくださいね。
ボン・ビアッジョ!
ライオンキングの象徴的な丘が!?
歌うのは盛り上がる所だけでいいのでは…
動物擬人化の際のデフォルメの大切さを知る
「ライオン・キング」は、アニメ、今回みたいなリアルアニメ(実写?)、ついでに劇団四季も含めて未見・・・というか敢えて観ないようにしてました。理由は申し上げませんが「手塚治虫ファン」としたら当たり前の行動でしょう。
ただ今回、20年以上継続していた誓いを興味本位と気まぐれで破棄し(笑)、鑑賞に至った次第です。
念の為、鑑賞後に前作のあらすじはネットで確認いたしましたが、ムファサが動物王国を築く前の話しだったので、「レオはパンジャの子・・・じゃなくシンバはムファサの子(笑)」程度の予備知識で全く問題ありませんでした。
まず、良いところ。
擬人化され歌も普通に歌う動物達ですが、最近のデズニーで「え、わざと避けてないか?」みたいな要素である「同種族の男女の普通の恋愛」が、さらっとではありますが「ごく普通」に描かれていることですね。スカーとムファサの遺恨が恋愛がらみってのもドロドロして人間っぽくて良かったです。まあ、動物界にはポ◯コレの影響を反映させる必要が無いという判断でしょう。ポリ◯レでは興行収入露骨に落ちますしね。
そして、イマイチなところ。残念ながら沢山あります。
実写?の前作から言われてたことですけど、特に主要キャラのライオンをリアル化しすぎで特徴が分かりづらくなり没個性となった挙句、感情移入が出来ないこと。雌ライオンさんに至っては誰が誰だか(笑)!動物を擬人化する際のデフォルメって本当に大切だってことが良く分かりました。その点、ライオン・キング過去作(アニメや劇団四季、なんだったらジャングル大・・・)は個性がパッと見で分かる造形の工夫が成されてましたよね。
あとタカの心情の移り変わり、闇堕ち具合が急峻で理解に苦しむ点がありました。特に両親の仇(タカも無論、気づいているはず)が目の前に居るのに何故平然としていられるのでしょうか。成長過程においても、そこまで狡猾で肝が据わるべき特殊な経験を積んだ様には到底見えませんでした。
また、これを言っては始まらないのですが、新天地では全く野良ライオンでしかないムファサが何故、短期間・・・というか短時間にあれだけの信用を得たのか!?初見のムファサにそこまでのカリスマ性を見出すのは流石に無理。新参者が信用される様なサブストーリー(危機を予見する能力を発揮し動物達を先導し自然災害から救うとか)を挟まないと、シナリオ的にご都合主義と言われても仕方ないですかね。
今作でライオン・キングの世界観が広がるとか、キャラの深掘りが出来たか・・・といわれると、かなり失敗だったかもしれない、というのが正直な感想です。
では。
映像美術CGは満点💯🈵は相違ない。だが世俗の垢にまみれた俺には Disneyの心 伝わらず。俺が悪い❗️
本作 12月21日土曜日鑑賞 前日の盛況ぶりに驚いて
敢えて 夕飯後 いつものように コッソリと 手ぶら🚶で 徒歩で近所の映画館 遅い時間に行った。
前日の映画館とは違う
昼間は満員かもしれんが 遅い時間は やっぱり 空いてた。作戦成功❗️グヒヒ・・🥳😈😈🤪🤪
ライオン🦁に会ってきたぞ
俺は用意周到に ホームページ 事前予告編 有料パンフ🈶 無料の『シネコン ウォーカー』
全部熟読で (ただし有料パンフ🈶は中の部分飛ばし)
もう前作のストーリー2019も頭に叩き込んで ライオン🦁に会ってきたぞ😤😤😤
ムファサ🆚タカ→スカー(傷)の 義理の兄弟からの確執
どうでもイイけど ムファサ→シンバ→ちびっ子キアラ 親子🧑🧑🧒三代 わかりにくいねん💢
渡辺謙さん声優の キロス はわかりやすかった。どこまで執念深いねん❗️執念深さにビックリ🫨だ❗️
俺的には イボイノシシ🐗の ブンファが良かったがな❗️
・・に敗れ💔💔💔 その他諸々 タカの荒んだ気持ち わかるわぁ ジジイ共感 ヒデキ感激❗️的な(昭和ですまん🙇)
なんか 場末の居酒屋🏮でヤケ酒の気分だよ。
本作 なんといっても CGが 2024 最高水準 Disney品質。アフリカサバンナ他背景描写が素晴らしい👍
星は勿論満点💯🈵だ❗️画面は美しい🤩素晴らしい👍
文句なしの星🌟🌟🌟🌟🌟5 💯満点は相違ない。1994アニメからは想像できない 超リアル画面 アフリカでロケハン
だが ガキの頃から Disneyを理解できない しかし Disneyランド は自分に嘘をついて 何回も行ってる
おまけに ベイヒルトンにも行っている
『偽り 女性受け 子供受け 狙い』の俺 は卒業だ。
リアル原理主義者の俺の本音を言いたい😤😤😤❗️
ライオン🦁が 言葉喋るわけ ないだろ。
ライオンは本能で動いてるだけで 理性があるわけないだろ。
ライオンが なんで 冬❄️⛄️❓
ライオン🦁と言えば 残酷な捕食場面 大抵は インパラ とか 🦓しまうま 無力すぎんねん インパラ
という スクリーン前の 冷め切った 脂ぎったジジイのワシが居た。
『ファンタジー』が受け入れられない 煩悩にまみれた俺が居た❗️すまぬ🙇🙇
でも スカーの 目の傷 見逃した 俺は 失態 処分もの。アレェ 全画面 完全に観たのになぁ。
でも Disneyさん 有料🈶パンフ@990円 とともに デザイン良し❗️のステンレスタンブラー🫗
@3,300円✖️2 売店で購入したことも報告しとく。 実はDisney王国の利益に昔から大貢献の俺だった❗️権威に弱いねん❗️
有料パンフは 真ん中の スタッフコメント的な部分12ページくらい 正直文字多すぎて 見るの最初から断念。
カラーの両端だけで 俺は十分だった。 あっ❗️普通のパンフです。Disney王国のファンの方は是非どうぞ。
イボイノシシの🐗解説がなかったのは不満😑 まあ 今見るべき作品 映画スクリーンで観るべき作品ということは相違ない。
でも ミュージカル仕様 は 頑固ジジイの俺には無理目だった。
タカの扱いにモヤモヤ
名作ライオン・キングでスカーが完全に悪役になっている事をもちろん知っているので、ムファサとタカが子供時代を仲良く過ごし、「ずっと兄弟でいたかった」という絆があった事を後から描くなら、いずれ殺し合うほど対立してしまう原因をしっかり物語として納得出来るものに昇華させてほしかった。
それは非常に難しい事だと思うので、だからこそ予告を見て子供時代は仲が良かった事を物語の軸にして大丈夫なんだろうかと不安に思っていた。
現実では仲が良かった兄弟が嫉妬で簡単にダークサイドに落ちてしまうことは確かによくある事だろう。
だがそれは悲劇であって才能がないから愛されず、嫉妬に狂って自業自得だね、タカが全部悪かった、ムファサは完璧な子で良かった、と物語として感動出来るかと言ったらそれは自分には難しかった。
だったら幼い頃からどうしようもない悪の子であったほうがまだ納得出来るし
最後に葛藤の中で勇気を出してムファサを助けてもその後なんの救いもないので
ただただライオン・キングという未来のために悪役にされてしまった、嫉妬で悪の道へ進むしかなかったタカとそれを信じていたムファサの絆が不憫に感じた。
光の向こう側へ
"I always wanted a brother."
セカンドチャンスは無し!闇堕ちしたやつは要らない・切り捨てられる!! …という厳しい自然の掟?
顔を正面から見据えたショットの魔術師バリー・ジェンキンスによる人々の心を掴む神演出と、エルトン・ジョンによるオリジナル版に負けないくらい素晴らしいリン・マニュエル・ミランダによる強力な楽曲たち。そんなジェンキンスマジックに、タカが「兄妹が欲しかった」というショットでもう涙腺半壊。対を成す影の主人公タカから皆が知る"あの"悪名高いスカーに作中なっていくケルヴィン・ハリソン・Jrと、またしてもハリウッド大作で悪役にもかかわらずノリノリに美声まで披露する我らがマッツの演技は必見。懐の深いムファサの優しい嘘によってズル賢い悪徳政治家みたいに祭り上げられ、時に満更でもなく振る舞ってしまうタカの等身大さ。「騙すことも王には必要だ」と教えられて血筋を重んじる家父長制な父親の影響・教育方針によるところも大きく(むしろそればかり)、同情してしまう。ばかりか、そんなふうに真っ直ぐな思いから傷つき裏切られ妬み嫉み歪んでいってしまうタカに共感した。何者でもないところから大きな器と王の素質で、運命に導かれるように偉大な王になっていくムファサは自分には眩しすぎて!オリジナル版から引き継がれて落ちそうなムファサに手を伸ばすスカーのアイコニックショットな構図が、強力なイメージングシステム差異を伴う反復として本作でも鍵を握る。本作の監督が、あのバリー・ジェンキンスと知ったときには正直誰もがまさかの人選と思ったろうけど、作品を構成する要素に意外と共通点も見出だせる?恐らく史上初(?)ライオンの顔にGoProカットや効果的なスローモーション、ラフィキとの出会いのシーンではカットを割らない長回しなど、印象に残るショットやシーンの数々。
最初は同じ方向を見て走っていたはずなのに、その旅路の果てに何を見て何を感じ、如何にして袂を分かつことになったか…?本作を見るぼくらは無論『ライオン・キング』を知っているから必然の展開ではあるが、なんというかもう少しタカ側にも救いが欲しかった気もしたけど、そんなのは甘ちゃんの考え方なのだろうか?とりあえず良くできた映画なのだけど、最後の最後に期待・想像を超えてくるような、なにか心にすごい傷跡を残すような映画的インパクト(=感動やカタルシスと置き換えてもいいかもしれない)が欠けている気がしてしまった。あと、先祖から次の世代へと語り継いでいくという本作の構成上、また、(本作が『ライオン・キング』"サークル・オブ・ライフ"と世界を共にする作品の一部であることを観客に意識させつつ)息抜き的な意味合いでも必要なのはわかるけど、作品の途中合間合間に入ってくる語り部側の現代パートがややもすればタルいというかヌルいというか…な印象が拭えなかった。
キャラクターの個性が物語を転がし、この悲劇につながっている。速く行くなら独りで、遠くに行くなら仲間とみんなで!キング・オブ・エンタテインメントなサークル・オブ・ライフ"命の輪" vs "弱肉強食"なはぐれ者たちアウトサイダーズという青春ロードムービー。オリジナル版の『ライオン・キング』含むディズニー・ルネサンスなど、ディズニーといったらやっぱり子供にも見せやすい分かりやすい勧善懲悪な二元論だけど、グレーな世界に踏み込んでいる。…のだけど肝心の結末ラストは(製作陣の本意ではないかもしれないけど『ライオン・キング』に繋がるためには)、まるで"一度裏切ったらセカンドチャンスは無し"という厳しさよ!もちろん『ライオン・キング』に続く前日譚としてご都合主義的・予定調和(タスク)になるところはあるのだけど、そこもファンとしては「はいはい、待ってました」と嬉しいだろうし、その先を知っているから結局報われないことも知っている。そう思うと悲しい生涯だ。いつかあなたも勇気を出せれば誰でも戦える、子供や未来のために自分より大きなものにも立ち向かえる。肝心なのは、誰だったか(出自バックグラウンド)ではなく、誰になるかだから。総じて、本作に続く前作ジョン・ファヴロー版"超実写"『ライオン・キング』の音楽途中で"タイトル・ドン!"という鳥肌級の神演出を除けば、本作のほうが好きだったかな。バイバイ♪
P.S. けど、タカと違って自分だったら相手を貶しいれるためだとしても、あんな風にはきっと振る舞えないな。嫌いなものは嫌いだときっと態度に出てしまうから。
偉大な祖父
レオの子どもルネに祖父パンジャが……
もとい。
シンバの子キアラに、祖父であるシンバの父・ムファサがいかに偉大だったか、マンドリルのラフィキが語って聞かせるという内容。
後付けだからか、この兄弟としての関係だと、のちにスカーがムファサを死なせるほど憎悪を抱くようになるとは思えなかったものの、アニメ&前作を好きな人ならかなり楽しめる内容になっていたと思う。
ただ、アニメーションならともかく、CG実写だと、捕食者のライオンと被捕食者の草食動物たちとの関係性の歪さが拭い切れない印象は、前作から変わっていない。
やっぱりアニメーションか、または人間が被り物するミュージカルの方がしっくりくるシリーズだと思うんですよね。
ムファサ:オリジン
さすが、バリー・ジェンキンス監督!
アカデミー作品賞「ムーン・ライト」を手掛けたバリー・ジェンキンス監督らしい男の愛憎蠢く複雑な感情がドラマに落とし込まれていてよかった。
製作チームも、ジョン・ファブロー監督率いるディズニー・マーベルの前作チームとはガラッと変わっていて、まさにバリー・ジェンキンスチームといったメンバーになっている。
脚本は「キャッチミー・イフ・ユー・キャン」のジェフ・ナサンソン、
音楽はバリー・シールジェンキンスの相棒「ムーン・ライト」、「ビール・ストリートの恋人たち」のニコラス・ブリテル!そしてアンドリュー・ガーフィールド君主演のミュージカル映画「チック・チック・ブーン!」、「モアナと伝説の海」のリン=マニュエル・ミランダ!
音楽良かったですね。本作。
「ムーン・ライト」での同性愛という一つの言葉では言い表せないような複雑な感情が、本作のムファサとタカ(のちのスカー)の関係性に見事に落とし込まれていました。
タカのムファサに対する兄弟が欲しかったという幼少期の純粋な気持ちと、青年期に訪れる親の重圧とムファサに対する何とも言えない嫉妬心。私個人的にはムファサへの兄弟愛なのか友情なのか、愛なのかわからない複雑な感情がまさに憎しみに変わってしまうところが本作のキモで、そこは魅力的な映像でしっかりと描き切っていた。(一作目のムファサを崖から突き落とすシーンに繋がる、水からムファサを救い上げる愛憎蠢くタカの表情・水面スレスレのカメラワークの美しいシーンになっている。)
そして2人とも母からの言いつけをしっかりと守っていて、タカは母親からの「いつか勇気を出せる時が来る」という言葉に対する行動は、サラビに対してではなく、ラストでキロスに襲われるムファサに対してやっと発揮できるということ。ここはハッキリと違いを見せていたので、やはりタカのムファサに対する思いというのは単純な友情ではなかったんじゃないかと個人的には思う。
この映画を観た後はやはり一作目のあのシーンの観る目が変わってしまうかもしれない。
気になったところというかこれは一作目、そもそも「ライオンキング」に共通して気になっているのですが、捕食対象とコミュニケーションが取れる世界観というのが中々受け入れられない笑
人間でいう豚や牛や鶏と会話できるみたいなもんで、意思疎通できる相手を食べれるのか?笑、この設定は全く頭に入って来ない笑。案の定ライオンの食事シーンは一切出て来ない。アニメならまだ何とかなりましたが、リアルになると余計にそこが気になる。あとはライオンの区別が付かない!笑 最後は本当にお母さんなのか、もう覚えてない笑
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