ライオン・キング ムファサのレビュー・感想・評価
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正統性 vs.アウトサイダー 問題
タカは王になんてなりたくない、パパとママの子どもでいたいだけだ。寝転がってる(満腹状態の雄ライオンの普通の姿?)パパに血のつながりなのだと言われても子どもにはわからない。タカのママであるエシェはムファサの能力を見抜いた。旅の途中で出会う雌ライオンのサラビもムファサの能力(嗅覚とか花の知識とか)と賢さと人間的(ライオン的)魅力を見抜いた。どんな世界でも人(ライオン)を見る目は女(雌)の方が高いかも知れない。兄弟間でも男(雄)同士の嫉妬や憎しみは強烈だ。そして正統性を競いたがる。よそ者だ、アウトサイダーだ、と自ら言うことはない。自分は正統の側に居る(居たい)と思っている側が「あちらを」指して言うだけだ。でも正統性なんて虚構で幻想だ。たまたま権力をもった側とそれにおもねる者がまつりあげているだけだ。タカが名前をスカーと変える理由がせつなかった。襲名制度がある世界の裏面のように感じた。素直で純粋で不器用なタカが私は好きだ。
ムファサとキロスの最後の闘いではどちらを応援していいか困った!結局はマッツを応援した!よそ者と言われようがあれだけの仲間を率いる王であり息子を愛する父親なのだ!そこに正統もアウトサイダーもない!
ヴィジュアルは想像を遥かに超えて素晴らしかった。特に同種の動物沢山を鳥瞰する映像と水の映像は美しかった。音楽は広大な土地と自然の豊かさを見事に表現していた。
おまけ
正統性云々などを考えると、子ども向けテレビ番組が豊富にあった昔々、大好きだった「ジャングル大帝」を思い出します。
日本語吹き替え版で見たほうがよいかも。
今年444本目(合計1,535本目/今月(2024年12月度)23本目)。
※ (前期)今年237本目(合計1,329本目/今月(2024年6月度)37本目)。
※ 帰りに「忍たま乱太郎」を見て帰りましたが、憲法論的な解釈がないアニメは見ても紹介省略です。
さすがディズニー映画ということでスケールの壮大感が良いですね。
義兄弟(のライオン)の小さいころから大きくなって心の変化が訪れるまで…が丁寧に描かれています。「基本的には」動物映画であり、もちろんCGたっぷりのものですが(むしろ本物のライオンがいたほうがやばそう)、個人的には満足度は高いかなといったところです。
ラストに向けてのいわゆる「対立」の部分については色々あると思いますが、義兄弟といえども老人(というより老ライオン?)になるまで2匹(2人?)べったりといるわけではないのだし、あのような展開はありかなといったところです。
字幕に関して、やはりある程度生物や砂漠ほか、動物関係の英単語で押してくる傾向がかなり強く、中には直訳かなぁ…という語もあります。ただ、日本語吹き替え版も3:4くらいの割合であるので(日本語吹き替え版のほうが4で)、気になる方は吹き替え版でも問題はないのかなといったところです。
いわゆる「映像美」が良い映画で、当方は通常の映画館でみましたが、日曜日にはTOHOシネマズ系が6ポイントたまるので、差額500円でもう1回、IMAXで見てみようかなといったところです。
採点は以下まで考慮しています。
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(減点0.3/字幕が読み取りつらいところがある)
舞台は草原だったり砂漠だったりと色々変わっていきますが、その関係で字幕がやや読み取りづらいところがあります。かつ、出てくる単語も生物に関する単語等かなり難易度の高めのものなので聞き取りにも限界が来ます。日本語吹き替えに抵抗がない方はそちらを選ぶのも手かな、といったところです。
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※ そういえば、「推しの子」のグッズだけ別待機列で作られていたのだけど、いったい何なのだろう…。
迷子がキングになるまで
子供の頃の出会いから描かれているから、本当の兄弟のように仲が良かったのに、闇堕ちしていくのがなんだか切ないな。
神様も歴史上の偉人たちも、仲違いするのは色恋だったり嫉妬だったりが珍しくないから、そういう点では普遍的なテーマなのかな。
声も少年からだんだん大人になるにつれ、精悍な感じとダークサイドな感じに分かれていくのも少し寂しい。
ムファサは王になるべくしてなった、納得のストーリー。
CGと実写を混ぜてるのか、技術的なことはよく分からないけど、映像も音響も迫力が凄い。ドルビーシネマで観たので地響きが鳴る時には、ゴゴゴゴとお腹に振動がくるほどの臨場感。
広大な大地を駆け巡る動物たちを大スクリーンで観れてちょっと興奮した。
引き継がれる魂
父と子が潜在的に繋がりあってる描写がとても美しく描かれていた。
ムファサがシンバに伝えた事、伝えきれずにいた事の答えがこの作品では丁寧に描かれていた。
オリジナルの作品のファンには納得いく展開が多くとても見やすく大いに感情移入される。
父、母が伝えたい事、その真意をしっかり受け取り大切にし自身も実践したムファサ。
スカーもまた父の厳しい姿をしっかり引き継いだが、父が本当に伝えたった事の真意は受け取れずそこが彼ら2人の別れ道になった様に思う。
こういった対象の描き方も非常に上手い。
ムファサ、スカー、サラビ、ザズー、ラフィキ彼はそれぞれ理由があって独りとなってしまったが旅をしながら一つの家族に纏まっていく姿も見やすかった。旅をしながら今作のヴィランのキロスに終われってストーリーの流れはアクション映画とかにもありがちな展開ではあったがまぁ見やすい。
オリジナルのムファサをスカーが崖から落とすシーンを今作では二度異なる形で描いたり、オリジナルでのムファサの言葉、ラフィキの言葉がきちんと回収されていてオリジナルのファンは心震わせるシーンがとにかく多かった。
その中でも個人的に好きなのはやはり故人は心の中で生きているという言葉。
若きムファサの姿は今のシンバの姿と重なる事も多い。
ムファサの意思を息子シンバが引き継ぎ、ムファサとシンバの意思をさらに次の世代へ…この美しい描写こそライオンキングの最大の魅力であり今作ではそこが非常に美しく描かれており大満足の作品となった。
リアルでストーリー最高‼️
ライオンキングムファサミュージカルプレミアにて鑑賞 ハラハラドキド...
ライオンキングムファサミュージカルプレミアにて鑑賞
ハラハラドキドキしてIMAXで観たこともあり世界観に入り込んで観れた!
動物がすぐそこにいるようで怖かった(笑)
ストーリーもテンポよくて飽きも来ず、ミュージカルテイストがあるので歌も楽しめて心地よくて楽しめました!
所々面白い要素だったり、怖かったり、切なかったり、ラブストーリーだったりが織り込まれてて本当に面白かった。
あとはスカーが恋沙汰でああなってしまったのがまあ何とも切なくて…
ライオンキング見返したくなりました!
前回のライオン・キングは手塚治虫原作だから面白かったが、
今回はライオン・キングの前日譚という事だが、前日譚モノって、ネット配信が大半だし、エイリアンの前日譚の有様を見ていると、前日譚モノってコミックなら面白いけど、映画にするのには向いていないんじゃない?
大体、何で猫畜生が日本語を喋っているのだ? ローランド・エメリッヒの「 紀元前1万年」 の、アメリカ英語を喋る原始人かよ?
何故、二匹の猫畜生の名前は、「 ラン」 と「 リュウ」じゃないのだ?
何故、猫畜生の心情をナレーションするのが、矢島正明じゃないのだ?
何故、EDの曲は「 サンセット・メモリー」 じゃないのだ?
何故、何故、あなたは好きだと言えないの?
届かぬ、想いが、夜空に揺れたま
↑ 今回はTVドラマの炎の犬と、シルエットロマンスと京極堂を知らないと意味不明なのだよ。関口くん?
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