ライオン・キング ムファサのレビュー・感想・評価
全194件中、101~120件目を表示
綺麗
CGがめちゃくちゃ綺麗!
そして何よりもタカがめちゃくちゃいい子!
溺れていたムファサを助けたり、最後の方裏切ったけどキロスのムファサへの攻撃を自ら受けて目に傷を負ったり。
でも、タカ(後のスカー)が可哀想に思ってしまいました。タイトルが、「ライオンキングムファサ」だから仕方ないのかもしれませんが、なんか無理矢理タカの運命や未来が奪われているように見えました。タカの両親はキロスに殺されて、元放浪者のムファサにいいとこ取られて、せっかくいい子なのにそりゃ捻くれちゃいますよね、でも、この映画をきっかけにスカーへの印象が変わりました!報われないことがちょっとなって感じです。
タカのお父さんはぐうたらお父さんだったけど…タカのお母さんは良きお母さん!タカの性格はお母さん似ですね!
追伸:ムファサの最後のタカへの言葉「もうその名前では呼べない」は理不尽すぎ(涙)
いやいや、タカ居なかったら貴方キロスに殺されてたよ?何1人だけヒーローぶっちゃってんの?
よくよく思い返すとタカへのお礼も言ってないよね?
まぁ、こういうのも引っ括めて星3です。
残念だけどムファサは推せない
基本全部CGなんですよね、これ・・・
逆にムファサを推せなくなった
毛並
吹替版を鑑賞。
なぜなら絵に集中できると思うから。
いやまあ、とんでもない。
なんか毛並が絨毯みたいな質感で慄く。
最早、何をどうすればあんなものが描けるのか想像もつかない。CGなのかAIなのか知らんけど、どこまで進化していくのだろうか。
ファーストカットのキリンからたまげる。
実写版だっけ?と、混乱する。
動きも全く違和感なくて…ただただ茫然。
物語はムファサが王になるまでとスカーとの確執が描かれる。孫にあたるキアラに話して聞かせるスタイル。
ほおほお、ふむふむ。
なんとなく辻褄は合ってたような気がする。
さして物語に興味があったわけではない。
「絵」が見たかった。
たぶんコレはタブーなのだと思うけど、ムファサ達の食事のシーンはない。
王になった後、あの王国では何を食うんだろうかとずっと疑問だった。とてもとても矛盾を感じる。
デフォルメされたキャラの時はまだマシだった。けれど、あそこまでリアリズムを追求されたら、描かないにしろ、何を食っていくんだろうと思えてしまう。
それくらい2次元からかけ離れている。
全て描いてるんだと思うと気絶しそうになる。
“キング”に相応しき者
ディズニーアニメ実写映画の世界興収1位に君臨している“超実写・百獣の王”。
アニメ映画では(ビデオ映画として)続編が作られたが、この“超実写版”は昨今のハリウッドの流行り。
プリクエル。時を遡り、現王シンバの父で偉大な前王だったムファサの若き日を描く。
2時間ずっと過去の話ではなく、現在のパート=前作の後日譚も含まれる。
製作側は過去と現在が交錯する『ゴッドファーザーPARTII』のような構成を意識したとか。が、あちらのように両パートがバランス良く描かれるのではなく、断然過去パートの方に比重がある。まあ、本作の現在パートは導入部としては良し。
シンバとナラの娘、キアラ。お転婆で好奇心旺盛。お馴染みティモンとプンヴァが子守り役。
未来の女王だが、まだまだ雷が怖い。そんなんで父や祖父のような偉大な王になれるのか…?
案ずる事はない。話してやろう。
お話の達人、ラフィキが語り出す。
シンバの話は皆知っているが、その昔出会った名もなき一頭の子供ライオンの話…。
後に偉大な王となるムファサだが、幼き頃は王族ではなかった。
両親とサバンナを自由に生きる“平凡”なライオン。
全ての動物たちが平和に生きる理想郷=“ミレーレ”に憧れ、信じていた。
ムファサ~シンバ~キアラ。好奇心旺盛な性格は血筋。
久々の恵みの雨。しかしそれは洪水を引き起こし、飲み込まれたムファサを助けようとして両親は…。
そのままムファサは流されてしまう。
知らぬ遠い地に流れ着く。
川岸で助けを求めるムファサ。
そんなムファサを見つけ、助けたのは…
スカー…じゃなくて、タカ。
…タカって? スカーじゃないの…??
まあ、そんな勿体ぶる事もない。ムファサが川岸にしがみつき、タカが爪を立てて助けようとする。
二頭の出会いが最期となるあのシーンを彷彿させる難い演出。
タカはムファサを群れの元へ。タカは王族ライオンの王子だった。
寛容な母妃、ムファサが勝負事でタカに勝った事により群れの一員に。
が、血筋を何よりとする父王は野良のムファサを邪険にする。
兄弟が欲しかったタカ。“兄弟”が出来て大喜び。
“兄弟”とされていたが、血の繋がりはナシ。性格も陽気。
一体、彼に何があった…?
“タカ”という名も含め、本作のメインの一つである。
危険が迫る。
凶暴なホワイトライオン族と遭遇。
この時、タカが恐れから逃げ出し、母妃がピンチに。ムファサが助ける。
それがタカの負い目に…。
ムファサは群れに危険を訴える。
やがてホワイトライオン族が群れの前に現れる。
リーダーはキロス。全て支配下に収めようとする凶悪なホワイトライオン。
無慈悲な襲撃に父王たちは…。
襲撃の寸前、ムファサとタカを逃がす。
二頭が生き延びている限り、そこが“王国”。血筋が途絶える事はない。
ムファサはかつて命を助けてくれたタカの為に。
二頭の果てしなき旅が始まる…。
ここからが本作のメインと言えよう。
二頭の旅。目指す所。幻の地、ミレーレ。
旅は苦難だが、二頭の掛け合いも絶妙。
ホワイトライオンの追っ手も迫る。怯えるタカを勇気付けるムファサ。崖っぷちに追い詰められた時、タカの思いきった“飛び降り”で危機を脱出。
助け合い。本当にこの二頭に何があった…?
旅は出会いでもある。
別の王族ライオンの生き残りの娘、サラビと出会う。その家臣、ザズー。
異端の存在として仲間から追放されたラフィキ。
ライオン3頭と鳥とマンドリル。種族は別だが、後のプライド・ランドの長たち。ムファサとタカだけではなく、彼らの出会いと始まりの物語でもある。
仲間が増えた事により、旅も愉快に。
導くラフィキ、お喋りなザズー。
ある感情も芽生える。タカはサラビに…。それを知ったムファサは間を取り持とうとする。が…
再びホワイトライオンの襲撃。窮地のサラビをムファサが守るが、タカが守った事にする。
その時気を失っていたサラビだが、無意識の中で聞こえた声は…。
二頭の間にこそ芽生える。
それを知ったタカ。故郷も追われ、王位継承の座も失い、想い寄せた相手までも…。
ムファサがいる限り、自分は…。
己の暗部へ足を一歩踏み入れた。密かにキロスらと接触。
キロスはムファサによって息子を失った。タカは父を失った。互いに失った存在を補え、憎む相手も同じ。
信じていた者の裏切りは、最大の危機を招く…。
追っ手、襲撃、雪山、苦難の旅を乗り越え、遂に辿り着いた。
ミレーレ。
他のライオンたちや多くの動物たちが共存する、動物たちの真の王国。
だが、そこにタカの手引きによってキロスたちが…。
この王国も支配しようとするキロス。
ムファサたちが危機を招いたと動物たちから非難。
ムファサは乞う。助けと共に闘う事を。
この時のムファサのスピーチが良かった。
一頭だけなら非力。が、皆が力を合わせれば…。
現在のディズニーの象徴の多様性ゴリ押しメッセージに聞こえるかもしれないが、動物たちのリアルでもある。
百獣の王と呼ばれるライオンだが、単体ではそんなに強くない。一対一でゾウに勝てる筈がない。キリンやカバやサイにも敵わない。バッファローや時にシマウマにも負けるという。
助けを求めるのは弱さではない。寧ろ自分を認め、知り、相手を信じる勇気と強さだ。
ディズニーアニメの“超実写版”はこれで3作目。
『ジャングル・ブック』に驚き、前作でまたさらに驚き…。
しかし人間というのは罪な者で、見慣れてくると驚きと感動は薄れる。
さすがに前2作ほど目を見張るものはなかったが、それでもやはりフルCGの超リアル描写は圧巻。
序盤、幼きムファサとタカの駆けっこ競争の疾走感。
前作には無かった水や洪水。
特に様々な動物たちが入り乱れるクライマックスの闘いの迫力は前作超え。
作品を彩る音楽は、現ディズニー音楽の“キング”、リン=マニュエル・ミランダ。ハンス・ジマーやエルトン・ジョンのオリジナル音楽をアレンジしつつ、彼ならではの新ナンバーも。軽快なムファサとタカの出会いの歌、ムファサとサラビのしっとりとしたデュエット、妬み憎しみが積もり出すタカの独唱、キロスの“バイバイ”。
キロスが見事な歌声を披露。日本語吹替は渡辺謙。トニー賞候補に上がった実力が思わぬ所で…!
監督も思わぬ人物。バリー・ジェンキンスなのが驚き…! 『ムーンライト』などの作風から一変。
この人が監督を務めた事により、ただアニメ版の話をなぞっただけの前作よりドラマ性はアップ。エンタメも撮れる事を見せ、評価や手腕は賛否あれど、作る必要の無いプリクエルにならなかった。
しっかりと補完や繋ぎの物語にもなっている。
キロスとの決着。奇しくも両親を失った水の中。自身のトラウマを乗り越えたと言えよう。
まさかの再会。ちと蛇足にも感じたが…。
誰もが気になるタカとの決別。キロスとの闘いの中で複雑な感情に押され、ムファサを助ける。その時、顔に傷を…。
また助けてくれた事は嬉しいが、お前の邪心が皆に危険を招いた。もう二度とその名を呼ぶ事はないだろう。
ならば、こう呼べ。“傷(スカー)”と…。
闘いの中で崖が崩れ、地を見渡せる頂が。
出会いと始まりの物語であり、プライド・ランド誕生の瞬間。
皆が言う。我らの王!
ムファサは拒む。自分は王などではない。
皆の声を聞け。皆が望んでいる。
王に成る者は、血筋などではない。相応しい者。
自分は何者か。何者になれるか。
数奇な運命に導かれ、その座に就く事は決まっていた。
雄叫び。
それは代々続く。
“キング”として。
吹替の筈なのに、開幕に英語音声…?
ああ、そうか。追悼ジェームズ・アール・ジョーンズ卿。
Brother
ライオンキングには触れたような触れてないようなくらいの感覚ですが、今作は前日譚扱いの作品なので簡単にキャラクターの関係性を知っておけばいいかなーくらいの感じで鑑賞。
全体的にトントン拍子にうまくいってんなーって感じで圧倒的映像美にやられはしましたがハマるとまではいかなかったです。
比べるのもアレですが日本のなろう系&追放系の作品みたいだなぁとダラっと観てしまいました。
序盤のムファサとの両親との別れやタカとの出会い、群れに合流していき、互いを高め合っていくといった感じの序盤は既視感こそあれど王道で楽しめました。
ムファサがどんどん強くなっていくのを嬉しく思いつつも複雑な思いを抱えるタカにこの時点で強く感情移入してしまいましたし、ムファサが最初から強すぎるというのもどうにも主人公っぽくない感じが引っかかり続けていました。
道中のピンチは大変なことになりつつもムファサとタカで乗り越えようとする中で、ムファサがタカのママを助けてタカが逃げてしまったが故に少しずつ仲が拗れていってしまうのは妙にリアルだなと思いました。
ただタカが闇堕ちしたのが急かつ今時の高校生でも恋愛のいざこざでぶっ殺すまでの感情にいかないはずなのに即刻ムファサを敵認定しだしたところは笑いました。
まぁ自分より強くなった兄弟が可愛い女の子まで持っていかれたら嫉妬はしちゃうかとは思いましたが、そこまでめっちゃ良いやつだったのに急にどうしたんだよとなってしまいました。
威勢よく参戦するぞー!と言ってたキリンがその後全く登場しなかったり、ホワイトライオンvsゾウやらサイやらの総戦力なのもあって緊張感はそこまで感じられなかったです。
ポストの戦いもそこまで迫力なかったですし、求めすぎていたのもありますがもっとテンション上がる戦いを観たかったです。
ムファサを持ち上げるような形でライオンキングになっていく様子が流されていましたが、多分あそこにいる動物の半分くらいはよく分からないけど賛同しているみたいな形になってそうですし、タカが見捨てられる時や名前をスカーと名乗るところもなんだか不憫に感じてしまいました。
楽曲での盛り上げ方はとても良かったですし、印象に残るような曲も多かったのは好きポイントでした。
根本的にリアル動物が人間の声で喋るってのに違和感満載でしたし、アニメの方が感情豊かにいけるのになぁと思いました。
とりあえず本編も触れておこうと思います。
鑑賞日 12/24
鑑賞時間 11:10〜13:25
座席 C-13
タカが可哀想…
タカは全然、悪くない…
なんどもムファサを助けたのに…ラストの仕打ちは酷すぎます。
ムファサもサラビも、「ありがとう」の一言くらいあってもいいんじゃないですか?
あの目のキズだって、ムファサを助けて出来たものなのに…
タカが『スカー』というヴィランになってしまったのは全てムファサのせいだと感じてしまいました。
※元々スカー推しなので、スカー贔屓でゴメンナサイ💦
単純すぎて意味わからん
結論をいうと、映像は美しすぎるが、内容はライオンキングファンとして少しも理解できなかった。
個人的な意見になることを承知の上で書くと、ムファサが尊敬される王様だったなんてことは、前作を見た人なら誰でもわかる。そこをわざわざ、120分も使って映画にする必要ある?
ムファサの英雄談とスカーの葛藤や傷の理由を感動ストーリーでかきたかったディ○ニーさんなんだろうけど、ムファサの英雄談の書き方がつまらない。あまりにも単純すぎて驚いた。そんな簡単に、さっき会ったばかりのライオンの言葉を信じて「あなたすごい!君の言う通りだ!」みたいなことになります??
スカーの過去からハイエナに殺されるところまでの心理描写を細かく描いた方が、感情移入できる作品になったと思う。最近はヴィラン関連映画が人気だし。
今回の作品で小さい頃のスカーは、小さい頃のシンバと似ていると思った。自分は王子で、いつか国を支配することが当たり前だと思っている。そんな自分と似たシンバを見て、スカーは何を思っていたのだろう。王になれないと分かっていながら、なぜムファサの近くに居続けるのだろう。確実にしんで欲しかったなら、シンバを自分で始末すればよかったものを、なぜ逃げる時間を与えてからハイエナに追わせたのだろう。
みたいな伏線を回収する「ライオンキングスカー」が将来的になければ、「ライオンキングムファサ」は凡作ならぬ駄作。「ライオンキング2」を実写化したほうがよかったのでは…。
キャンディキャンディ思い出したw
地平を駆ける獅子を見た
ライオンズファンです。まず映画の内容と全く関係ありませんが今年のライオンズは最低でした。
成績もさることながら中心選手の不倫で報道が終わりです。
すみません、取り乱しました。二作目です。CGの自然は素晴らしく描けてたのではないでしょうか。ただスカーの描き方が少し残念でした。もっと嫌な奴であって欲しかったです。三作目もありそうですね。
内容がひどい
王者の貫禄に震えた
なんというエンターテイメント。
これが王者の風格か。
今年最後に凄いの来た。
母を守れず、愛する人も守れず、それでも最後に出した勇気の傷。
号泣した。
最高のクリスマスプレゼントを貰いました。
全てに感謝の気持ちでいっぱいです。
フォーエバーディズニー!
素晴らしい映像美だが、無音恐怖症が大きなマイナス点
地元では IMAX版は吹替しかない。いくらIMAXで見たくても吹替版の選択肢は自分には有りません。本作はミュージカルというほどではないが、歌付きの楽曲が有る。たしかに子供のライオンが歌うのだが、日本の子供の歌唱は子ども子どもしている。〇〇(不適切発言)なんだよなぁ。しかたなく通常字幕版での鑑賞です。
…………
ライオンが喋る違和感は直ぐに無くなり、映像自体はとても素晴らしい。しかし場面的に難しいのはわかるが、どうしても同じような色合いの場面が多く、動物もライオンのみの場面も多く、単調になってしまう。ムファサとタカも描き分けはしているが、それでもわからなくなることも。
そして私が思う最大のマイナスは、最近のハリウッドが陥っている「無音恐怖症(出典:自分)」。セリフと環境音。その殆どにオーケストラのスコアが被さっている。常に音があるという事は、場面にメリハリがつかない。ここぞという場面で歌い上げる、オーケストラ演奏で盛り上げる方が良いんじゃない?セリフは聞き取りにくいし、歌唱曲は独立した曲というよりは、スコアの上に歌が乗っかっているだけ。動物が喋ってもいいが喋りすぎ。ムファサが他の動画たちに呼びかける時だけかな?この時は咆哮のみ。こうでなくちゃ。
トータルで4.0 の評価にしようか迷ったけど、やっぱり鳴り続ける音で神経がそっちにいき、映画に対しての集中度が削がれたので 3.5 としました。
ストーリー、映像、音響、全て良し!
TCX+Dolby Atmosで高品質な『ライオン・キング ムファサ』を視聴しました。今作は、ムファサとスカー(タカ)は同じ親から生まれた兄妹ではなく、義兄弟だったという後付け設定(ですよね…?)が付け加えられ、元々は仲が良かったという『ライオン・キング』を観ただけでは考えられないような内容だったのですが、ほぼ違和感なく繋がっていて良かったと感じました。
ムファサやスカー(タカ)、サラビなどの『ライオン・キング』では深掘りされていなかったキャラが注視されていた為、シリーズにおいても重要な作品になったのかなと思いました。
評価できるのはストーリーだけでなく、CGなどの映像、そしてリアルな音響、この映画と肩を並べられる映画は?と質問されると間違いなく答えられないようなレベルであったと思います。
昨今のディズニー映画の特徴である歌もそこそこありました。単語を並べるだけの歌はなんとかしてほしい気がしますが、だからこそのディズニー映画という感じなので良き。
観に行く価値のある映画でした!是非とも高品質や劇場でお楽しみ下さい!!
最後に…
パッと見の感じ迷っているのならば、パンフレットは買わなくても良さそうに感じます。ちょっとしたインタビューくらいしかなかった😢
来年のディズニー作品のスティッチ楽しみだなぁ。
音と映像が素敵なライオンキング
現代映像技術を存分に楽しめた
やっぱりディズニー作品は観ておかないと
そう思って観賞。
【物語】
シンバとナラの2番目の子供の出産が迫ったある日、一番目の子供の娘キアラは留守番することに。寂しく不安に過ごすキアラの下にやって来たマンドリルのラフィキはキアラにお祖父さんムファサの若き日のことを語り始める。
幼いときに両親と訪れた川で、激流に呑まれてしまったムファサ。流れ着いたはるか下流のほとりである群れの王の血を引くライオンの子供タカ(後のスカー)に助けられてやっと岸に上がる。 それをきっかけにムファサはその群れの中で成長し、ムファサとタカは強い絆で結ばれていく。
ある日、彼らの群れがキロスが率いるはぐれモノの集団に襲われる。王であるタカの父親は群れ全滅の危機を感じ、血を守るためにタカに群れを離れ、伝説の理想の地に向かうことを命じる。ムファサもタカを支援するために同行するようにを言われる。 しかし、それは彼らの予想をはるかに超えた苦難の旅の始まりだった。
【感想】
前作もそうだった(と思う)が、超実写というやつ。実写の風のCG作品。
やっぱりそれが本作の最大の見どころだと思う。 こんなことが出来てしまう現代の映像技術はやっぱり凄いと感動してしまう。
実写ではないから、自由自在の“カメラアングル”で映された映像の迫力は素晴らしい。
俺は雪山が大好きで、映画で壮大な雪山シーンが出て来るとそれだけでテンションが上がってしまうが、今作ではライオンたちが雪山を疾走してしまう! 実写ではあり得ないこのシーンにも感動してしまった。
今回普通のスクリーンで観たが、もう1回IMAXで観たいとまで思った。
ストーリー的にはあまり新味は無いものの、はるか昔に作られたオリジナル作品の後付けで考えたストーリーであろうから、その割には悪くないと思う。また、ムファサの話を昔の仲間が孫娘に話して聞かせる設定はなかなか上手いと思う。
映画の1つの醍醐味、「実体験できないことを映像体験する」というだけでも、観る価値有りかと。
孫ライオンが心に想う 爺ちゃんライオンの勇姿!これぞライオン・キングダム
真っ青な空、燦々と注ぐ太陽の陽ざし
野生の大平原にバオバブの木
そして川に湖に沼地。それらを取り囲む動物達の群れ~
あの 百獣の王 ライオン・キングが
装いも新たに、そして斬新な映像と共に
私達の目の前に 帰って来た!!!
見事な描写、カメラワ-クに素晴らしい背景。
流れる様な 動き展開に息を何度も吞む。
これ程までに美しく仕上がった大自然のCGと
動物達の表情は 観たことが無いかも知れない。
新時代の幕開けに 相応しい作品であると感じます。
---------
1994年ライオン・キング
1998年ライオン・キング2 シンバズ・プライド
2004年ライオン・キング3 ハクナ・マタタ
2019年CGリメイク版 ライオン・キング
(今回公開)
2024年ライオン・キング:ムファサ
(正確にはこの順番でしょうか。)
-----------
シンバとナラの娘キアラ。彼女が小さい頃に両親は子供を産むため少しの間ムファサの親友ラフィキに娘のキアラを預け住みかをを離れる。
護衛にプンバァ、ティモンも一緒に子守をするが やんちゃ盛り真っ最中のキアラに手をこまねいた。賢いラフィキは広い大平原をを前に親友のムファサの話をキアラに語りかける。そう それはキアラにとって偉大な王であったお爺さんの壮絶な半生であった~。
今作の展開スト-リの創り方や在り方が素晴らしいです。
孫娘と爺さん、良いですね。微笑ましい限り。
この間柄を上手く創って、かつ 全てを語ることが出来る親友の賢いマンドリルであるラフィキの存在。
そして大自然のバオバブの木と、有名なシ-ンを生んだあの高台の岩舞台。
あの岩舞台がどうやって出来たかも 今作で判明してきます。
この辺り 前作展開の前日譚を描きつつも、その後の続編を描くという見事な流れを組んでおり脚本も素晴らしい出来と思います。
ムファサと、タカ(後のスカ-)の切っても切れない兄弟の絆。
そして その儚い運命。
全く人との繋がり想い変化を 同じくしてライオン兄弟に例えて、
その鋼如く兄弟愛の絆と反転する脆さを描いてます。
孫と祖父、義理兄弟、永遠の親友達っていうテ-マでしょうかね。
実の所ずっと、ライオン・キングは 手塚治虫先生の”ジャングル大帝レオ”の引用が多いなと思ってました。(酷く言うとパクリ)
しかし今作を観て、これは 正真正銘の ライオン・キングであると
深く頷く次第です。
この冬観るなら この作品 一押し!
ご家族、ご友人 揃って
是非 劇場へ お越し下さい!!
すごいけど
超実写。前作の時はただただすごいなぁって感心したけど。なんかきれいすぎて。
血も出ない、よだれも出ない、生殖器もない、排泄物もない、水も澄み切っている、泥も汚れもつかない、違和感しかない。
動物たちは仲良く歌い踊る。花は咲き乱れ蝶になって舞う。
アニメだから許されることってあると思う。
超実写。こんなのを当たり前のように見て育った子どもたち大丈夫かな。実際の動物は臭いもするし土の上で転がったら汚れるよ。杞憂かな。
映像も音楽もあまりにも饒舌で休まるところがない。
ディズニー・アニメーションの実写化も、エマ・ワトソンの美女と野獣、ウィル・スミスのアラジンくらいまではワクワクしてたけど、なんかもうワクワクもドキドキもしなくなってきた。白雪姫やリロの予告なんかもうやめてくれって感じ。
(ディズニーアニメーション作品のレーザーディスクほとんど持ってたのに)
「ジャングル大帝」また観たいなぁ。
スカーに共感!なんか気の毒...。悪者の定義とは
実はライオンキングは見たことがなかった。先日劇団四季の舞台で初めて内容を知りました!
今回はそのシンバの父ムファサとスカーのお話。
正直最初からタカ(のちのスカー)に共感してしまいました。ムファサが洪水で遠い地まで流され、それを助けたのがタカ。そこから兄弟として共に過ごすが...。
タカの実母はムファサを不憫に思い、狩りの仕方等実の息子以上に可愛がっていたように思う。タカの実父も表面上は嫌っていたが、ムファサの実力は認めていた。おそらく実の息子(タカ)よりも...。
そして白ライオン集団に出くわす、ムファサとタカの母。隠れて恐怖で動けなかったタカ。
ここが一つのターニングポイントだったのかも。
その後、白ライオン集団に追われるムファサとタカ。(おそらくタカの両親たちは死亡)
2頭助け合っていたのに...サラビが現れるまでは。正直タカがサラビのこと好きなの知っているのに、ムファサのあの言動はなんなんだろう?絶対拗れるのがわかっているのに、わざとタカを持ち上げるのはイラっとくる。手柄を譲られても全く嬉しくない。タカのプライドが傷つくだけ。サラビが真実を知った時にどうフォローするの?
(手柄を譲ってやった自分に酔ってる感じ)
そしてサラビもうざい。兄弟で仲良くやっていたのに変にムファサに絡むから、いざこざが起きる。絶対タカの気持ちを知っていたはずなのに。
そりゃ仲間を裏切って白ライオン集団につくのは、おいおい って思うけど、これも策略かなと思ってしまった。
自分が助けた子が、両親に気に入られ自分よりも才能のある人だったら、そりゃ嫉妬する。それでもタカは兄弟として、ムファサの隣に立とうと頑張ってたんだけど。初恋の人を奪われ、自分では絶対手に入れられないカリスマ性を待つムファサに、反旗を翻したのは想定内かな。
そこに至るまで、関係修復は可能だったと思うシーンがいくつかあったがそれを無視したのはムファサ。ちゃんと話し合わなかったあなたです。
ムファサを助ける為に、眼に傷までおったのにその後のタカの扱いには疑問しかない。そりゃ歪むし、捻くれます。
私だったら、最後のシーンでムファサが白ライオンを地底湖に沈めて一生懸命浮かんで来た時突き落とす。そしたらタカが王になれていたかもしれない。それをせず、またしても水からムファサを助けたスカーを果たして悪者と言えるのか。
ムファサ視点だけでなく、白ライオンやタカ視点からも物語を見ていただければと思います。
全体的に間延びしていて、所々つまらなかった。ただやはり映像は素晴らしく、動物たちの動きもなめらかだった。是非Dolbyでも観ていただきたい。
まさかの7人しか観客がおらず....。
全194件中、101~120件目を表示