「ライオン・キングの原点として違和感のない仕上がり」ライオン・キング ムファサ スクラさんの映画レビュー(感想・評価)
ライオン・キングの原点として違和感のない仕上がり
シンバを導いた父・ムファサの過去、どうしても後付けのストーリーだから、どんな仕上がりなのかな…?って半信半疑で観たけど、
期待を超える出来栄えだった!
そして、リン=マニュエル・ミランダが作曲を手掛けた劇中歌がどれもいい!
とくに『バイバイ』がお気に入り。これをマッツ版で聴くの楽しみ
タカ(のちのスカー)がヴィランへとなるまでの経緯がちょっと微妙かなとは思うけど、まあ現実でもそれで相手に恨みを抱く人いるからね。
タカにも事情があって…なんて展開だったらどうしようかと思ったけど、
スカーはスカーのままクズだったので安心した。ここに同情心産むような設定いらない(過激派)
命は巡っていく、たとえ死しても、それは肉体の死を意味するだけで、
その命はいつでも貴方を見守っている。大切な相手は貴方の心の中にいる。
ライオン・キングの大好きな教え、これが今回もしっかり反映されていて、
リンの楽曲と相まってウルウルしちゃった。
とーっても個人的な事情を書くけど、この夏に祖父が他界した。おじいちゃんっこだからすごく悲しいけど、このときもライオン・キングの名言を思い出して、自分に言い聞かせた。大丈夫、おじいちゃんは見守ってくれている、私の中で生きている。
ライオン・キングを観るといつも大切な人を思い出す。ライオン・キング:ムファサもそんな作品だった。大好き。
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