「ムファサがんばれと熱烈応援してました!」ライオン・キング ムファサ 三輪さんの映画レビュー(感想・評価)
ムファサがんばれと熱烈応援してました!
映画が始まった途端、圧倒的な映像美に惹きつけられてしまいました。私たちの住む地球は、こんなに素晴らしい動物たちを育んでくれているのかと思うと、ただただ感動と感謝の念が湧き上がりました。私たちはこんな美しい星に生まれて生きているかと思うと涙なのです。それがCGで華麗に見事に展開されているのですから青天の霹靂とも言えました。ストーリーは、シンバの父のムファサが、王になるまでの苦難と激闘の日々が描かれていました。敵であるホワイトライオンとの激闘、そして親しかった兄弟の裏切りをも乗り越えて王座を勝ち取った時、ほっと胸を撫で下ろすことができました。特にムファサとホワイトライオンとの戦いは熾烈を極めますが、私は年甲斐もなく我を忘れるほど拳を振って応援していました笑。また、ムファサが動物たちに呼びかけて団結するシーンがありますが、まさに世界は一つ、ワンネスの世界観のようで感動マックス。さらに、孫娘にあたるキアラが劇中でムファサの話を聞く側に回りますが、その顔が幼くてめちゃくちゃ可愛すぎてたまりませんでした。いずれにしてもこの映画は、食物連鎖というシーン(ライオンが弱い動物を食べる)はほとんどありません。いつもみんな腹ペコのようでちょっぴり可哀想な気もしました笑。心に残ったセリフは「何者かであるより何者かになることが大切である」。ムファサが王になることに資格がないとつぶやいた時に、ラフィキが語った言葉。ポジティブな言葉に元気百倍でした。ありがとう!
追記 ミュージカル形式で、アナ雪などと比べるとインパクトのある楽曲が少なかったですが、違和感なく聞けましたよ。
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