タロット 死を告げるカード
2024年製作/92分/アメリカ
原題または英題:Tarot
スタッフ・キャスト
- 監督
- スペンサー・コーエン
- アンナ・ハルバーグ
- 製作
- レスリー・モーゲンスタイン
- エリサ・コプロビッツ・ダットン
- スコット・グラスゴールド
- 製作総指揮
- アンドリュー・フェッファー
- スコット・ストラウス
- アンナ・ハルバーグ
- スペンサー・コーエン
- 脚本
- スペンサー・コーエン
- アンナ・ハルバーグ
- 音楽
- ジョセフ・ビシャラ
2024年製作/92分/アメリカ
原題または英題:Tarot
呪われたタロットカードで遊んだ男女が、占い通りの怖い目に遭うティーン向けホラー。
カードに描かれたオリジナル怪人たちが具現化し、物理攻撃や念力(チート)で襲いかかってくるよ、ひぇ~!
ホラー演出はジャンプスケア頼みですがテンポはとても良く、お化け屋敷ライクな楽しさがありました(☆+1)。
(私の推しは愚者のピエロ。Jim CarreyのThe Maskみたいで怖カッコいいね。☆+1)
ただし世界観は「今週の蟹座は金運アップ☆」「水瓶座は頑固」「運命に抗ってみせるわ!」みたいな中二女子が大喜びしそうな感じであり、スプラッター好きが落胆する「大事なシーンで直前カット」のアレのパターン(☆-2)ですので、ややご注意下さい
シナリオは王道(発生→調査→決戦)ですが、よくある尺稼ぎシーンをややコメディタッチで巻いてくれる(例:スピ女子vs現実派彼氏の不毛な喧嘩を完無視でカットw)のでやっぱりテンポがいいです
以下【ネタバレ】含む
しかし、呪われたタロットの背景は魔女狩りで犠牲になった母親の怨念、という重たい設定さえもポンポ~ンと流されます。
個人的に「魔女狩り」の史実を心底嫌悪しているので、どうしても怨霊には同情してしまい、その悲劇性ときちんと向き合う事もなくさっさと呪い返しで終了したのはちょっと残念でした(☆-2)。
ちゃんと成仏できてるといいですね…
ラスト、牡牛座の助かった理由が1回目でよく分からず、序盤の占いシーンを見返しましたw
まぁ確かに占い通りだったけど…(主人公「焦ったら死ぬわよ」)、あれだけ眼前まで襲われて「(別の扉が開くまで)全く焦ってなかったぜ!」は無理があるでしょ…。
それに生還ルートなら、主人公たちのピンチに駆けつけるくらいはして欲しかった。王道路線どこいったぁ?
唐突なコメディ振り切りエンドに、折角お化け屋敷を楽しんでいた所へ冷や水ぶっかけられた気分でした(☆-2)。
子供向けホラーだとしても最後までホラーとして筋は通して欲しいし、真剣に観てる人に対してあたかも「茶番でした☆」と監督がウィンクしてくる様な姿勢は感心しないな
良い所もあっただけに残念な☆1映画
テンポが良くて面白かった。そして主人公が可愛い、出てくる女の子達がみんな美女で良かった。
ただ友達死んでるのに最後のコメディのような終わり方はどうかと思ったけど。笑
ペイジは?って聞いた時に主人公が笑ったから生きてるのかと思ったけど普通に死んでて悲しい
いくら伝統的なホラーの手法とはいえ、ここまで「とりあえずジャンプスケアでびっくりさせとけばええやろ!!」が透けて見えると全く楽しめないな。
また序盤のタロットカードを見つけるまでのくだりなど、無駄な会話が非常に多く「日常を演出しようとしている感」が鼻につく。
また「他人のタロットカードは使わないという暗黙のルール」があると言う程度の伏線しかなく、占い通りの死を遂げるに至る理由や経緯が全く語られないため、非常につまらない。
大学生達がバケーションでタロットカードを見つける、占いする、占い通りに死ぬ
面白くない。
たとえば、占い通りになったとしても、その占いの結果に至るまでの何かしらのやらかしややましさを抱えていた等の伏線が描かれていればまだもう少しマシだった。
あと、全体的に「リアルにしたい」と思っているのかもしれないが、無駄なセリフが多くイライラしてくるほど。
総じて何から何まで面白くない印象