このろくでもない世界でのレビュー・感想・評価
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18だと?
終始重苦しく胸糞悪い、これぞ韓国ノワール(褒めてます)。エグい場面や、一寸先は闇みたいな痺れる環境によって画面に釘付けになることは必至。だが一方で、家庭環境や裏社会、政界の混ざり方が今一歩しっくりこず、妹やジャジャ麺親子の存在も大事なようでなんだか中途半端。ところどころ(湖の会話含め)理解不能だったりこの要素いるか?な場面もあり、惜しいというか、いろいろ改善してリメイクしたらもっと良くなる要素あるよな、と思う。
総じて面白いが、実は未完成な作品に思えた。
4.0つけたけど4.0よりの4.0未満のつもりです。
あと、18歳には見えない。
惜しい作品
なんだか感情移入出来ないキャラクター達で、ストーリーもなんだかとっ散らかっていて???が多い。撮影方法などは韓国映画らしく良いのだが、シナリオがイマイチで乗れない。特に義理兄弟の話や父親の家庭内暴力等中途半端な設定、冒頭のクラスメイトを殴るシーンもキャラクター設定を出したいのだが良く分からない。
溺れた少年
格好良くもない、希望も救いもない。
韓国映画だからもっと胸熱なものがあるかと期待していたが、それもない。それでも惹きつけられる。
ソン・ジュンギのクールな二枚目ぶり。
チゴンが主役でもよかった。
韓国人の、 社会の底辺の人たちの描き方って本当に容赦ない 見てると...
韓国人の、
社会の底辺の人たちの描き方って本当に容赦ない
見てると心がひりひりしてくる
ソンジュンギは、
最後のシーンで仰向けになってからあとは、
ソンジュンギ史上最高の表情(というか演技)だった
日本でもかかる趣旨は妥当するので良い映画
今年275本目(合計1,367本目/今月(2024年7月度)38本目)。
※ (前期)今年237本目(合計1,329本目/今月(2024年6月度)37本目)。
(前の作品 「インサイド・ヘッド2」→この作品「このろくでもない世界で」→次の作品「???」←シネマートを予定)
韓国を舞台にしたノワールもの。
中華料理店?でバイトしている高校生があることに関与したことから示談金を持ちかけられるようになりいわゆる「裏の世界」に入っていくというストーリーです。もっとも主人公の高校生側の帰責性はほぼなく、いわゆる「日本でいうところの暴力団等への警戒、心のもちよう」などの論点が入ってきます。日本でもそのような活動(高校生に対してもそういった「反社会勢力とはかかわらないようにしましょう」という啓発運動)はされているので、かかる趣旨は韓国にも妥当し、その観点ではよかったかなというところです。
タイトル通り、本当に「ろくでもない世界」で誰も救いようのない状態になるのが展開的には厳しいかなといったところですが、お隣の韓国においてもやはりこういった状況は映画とはいっても一定数存在すると思われるところ、そうした部分を描いたこと、またそれをもって日韓とも一定数存在する論点である「反社会的勢力の排除」「抜けたいと思うものへの援助」という相反する2つの活動は必要であり、その点には明確に触れていないものの、明らかにわかる範囲であり、そうした映画であった点は良かったです。
大阪市では韓国映画を見たいなと思えばシネマートですが、シネマート(心斎橋)は閉館が決まっていて、番組編成の関係か扱いなし。tohoシネマズ系で韓国映画って結構珍しい気が…。
採点に関しては以下を気にしたところです。
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(減点0.3/地名表記がカタカナである点について)
この映画、舞台がどこかが明確になっておらず(予告編などからは地方であることはわかる)、この点は実は最後に「カタカナで」地名が出るのですが、韓国の地名(都市名)というとカタカナで書いてもわかるのは、ソウル(首都)とプサン程度で、他はカタカナで書かれてもわからない部分が多いです。ここは漢字表記(韓国でも都市・地名には漢字表記が今でも残ります)にしてほしかったです。
※ 代表例が「スンチョン」と書かれる「順天」市です(1948年に大きな事件がおきた一つの地域で、日本のコリアタウンにも、済州島事件、麗水順天事件に端を発した難民の形でその出身の方もいます)。ところが、「スンチョン」表記でも、北朝鮮側にも同じ「スンチョン」のカタカナ表記になる「順"川"市」があり、カタカナ表記だけでは特定できない部分がいくつかあります(まぁ、北朝鮮の地名まで言い始めるとマニアですが…)。
この点は少し配慮が欲しかったです。
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家庭の事情
荒んだ町の荒んだ家庭で暮らす高校生が手を差し伸べてくれた裏の社会に男にすがり闇堕ちする話。
義妹がイジメられた仕返しをしたことで、相手の親に慰謝料300万ウォンを請求されて巻き起こって行く。
主人公の振る舞いをみていると18歳とはいえあまり賢い感じはしないし、腹が座っているわけでもないし…。
ボスに頼まれごとをされる流れから山場の流れは、ちょっと自分にはその心情が理解出来ず、そっち?という感じ。
そしてトドメのアホ親父もなんだかね…。
途中まで、やり切れなさや胸くそ悪さはたまらないものがあって相当良かったけれど、この終盤の流れが自分にはイマイチ刺さらず。
面白かったぶんなんだかとてももどかしかった。
一人の高校生が闇に落ちて行く全く救われない韓国映画。 本年度ベスト級。
日本円で約30万円位の示談金を巡り、1人の高校生が闇に落ちて行く姿を描いた作品って感じだった。
ある理由で暴力事件を起こし停学となったヨンギュ。
変則的な4人家族のヨンギュ。
お酒に明け暮れ暴力を振るう父。
腹違いの妹のハヤン。
母親。
家が結構狭い(笑)
示談金が必要なヨンギュは頼れる人がいなくアルバイトでお金を稼ぐ感じ。
そんな中、金貸し業を隠れ蓑にした犯罪組織の中ボス的なチゴンに救われ組織の一員となってしまう展開。
悪い事に悪い事が重なっていく負のスパイラル感がハンパない。
どんどん悪の深海にハマってしまうヨンギュが観ていて辛い。
ヨンギュに優しくする犯罪組織のソン・ジョンギさん演じるチゴン。
イケメンで優しい感じなんだけど白黒がはっきりしていて恐ろしい。
ヨンギュと妹のハヤン。
仲が悪い感じだけど腹違いの兄妹だけど心が繋がっていた感じ。
犯罪組織や家族がどんどん壊れて行く感じが容赦無い(笑)
最後に少しだけ光が見えた感じに希望が持てた感じでした( ´∀`)
邦画でも出来ないかな
韓国バイオレンス映画ではよくある、
貧困がメインの裏社会ノアール。
継父のDVに怯える少年ヨンギュ、という、
今では特殊では無い環境から端を発し、
裏社会に沼っていくが、
そこで目をかけるチゴン兄貴が
とてもかっこいい😎
チゴンの思いと、ヨンギュへの罠。
交錯し絡れ、理解出来ないままラストへ。
R15指定ならでは、
バイオレンス描写は容赦無い😱
ヨンギュの部屋でのチゴンの行為、
ヨンギュが事務所に戻ってからの道具、
いやー、ベタだが手に汗💦
正直言えば、
ラスト前、ヨンギュがパット握った時は、
心の中では「ヤッタレー❗️」と思いました😅
チゴンもそう思ってたと思う。
邦画でもこーゆー題材を、
有名所の役者でやってほしい。
虚無感しか残らない
掃き溜めの地には、掃き溜めにふさわしい人間しかいない。そんな物語を見せられて、とんでもなく鑑賞後感が悪い。
大体、妹がいじめられた仕返しに、石で殴りつけるって、最初から正気じゃない。その上、義理の父親は、アル中のサディストで、そのオッサンに半殺しにされてしまう。
終盤での妹の行動が謎。結局は、虚無感だけが残る物語でございました。
無情とか非情とかの言葉が似合う世界観
観始めて思ったのは、温度が低いなと、温もりを感じないというか、血が通ってないというか、無情とか非情とかの言葉が似合う、厳しい世界観。
暴力表現も強めの韓国らしいノワール映画で、ハードボイルドです。
演技も皆さん上手い!!
特に本作が映画初主演だというホン・サビンが独特の存在感で良かったです。
ドラマ『親子ゲーム』(なつかしい)の麻理男っぽい(笑)
複雑な家庭環境の少年と裏社会の男が出会い…
けっこう重厚で薄っぺらくなく良かったです。
ハードボイルドが好きな方に、ぜひオススメです。
ひたすら不幸…
クライムドラマっていうけど少しも希望がのぞかない展開がおもい。笑顔が見れるキャストがひとりもいなかったかも。普通の人生ルートに乗れない若者がもがく姿はなかなか強烈。見応えはあったかな。
絶望の果て
わずかな希望を抱いていたヨンギュの人生はなぜこうなってしまったのか…。
ヨンギュを演じたホン・サビンの言いようのない虚無感が滲み出る姿が素晴らしかった。
18歳という若さのヨンギュの人生がズシンと重く胸にきます。
ソン・ジュンギさんは元々、品のある方だと思いますが、深い絶望を抱えた冷静で強く優しいチゴンを演じていました。チゴンの生い立ちや心理描写が掴みきれなかった所があるので、復習してからもう一度観ようか考え中です。
陽の当たらない社会で生き抜く
全編を通して暗くて重いイメージで終わったが、ヨンギュの「動」とチゴンの「静」の芝居がよかったな。
裏社会で生きるには、生き抜くには何が必要なのだろうか。他人への情けを持つことは御法度なんだろうな。
かなりヘビー😱
韓国映画でヤクザ絡みをやらせたらこうなっちゃんだね。ヤバいねー、かなり面白かったけどエグさも半端なかったよ💦久しぶりに足に手に力が入ったわ。そんな風に観てた人けっこういるんでは⁉️
あと、最高に不幸話しでした😭
ジュンギは格好良かったねー、さすがヴィンチェンツォ!
ソン・ジュンギさん凄い
ドラマでの輝くイメージを封印し、暗い目をしたソン・ジュンギ。身体も鍛えてアウトローの役作りが凄すぎます。他の俳優達も個性的で印象的でした。ある意味、不遇の少年の成長物語。それにしても、気の毒すぎる。。
韓国ノワール
2024年6月30日
映画 #このろくでもない世界で (2023年)鑑賞
社会の底辺で暮らしていた少年が犯罪組織のリーダーに認められ徐々に頭角を著していくが
#ソン・ジュンギ は新境地のような演技が良かったし、主演の #ホン・サビン のあの目が忘れれない
@FansVoiceJP さん試写会ありがとうございました
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